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『ドラゴンボール』鳥山明の短編4作品 

2022-02-22 23:47:52 | ☆メディア(本・映画・Web・音楽など)
『ドラゴンボール』鳥山明の短編4作品 サクッと楽しめる傑作、本人の「お気に入り」も

「鳥山明」の真骨頂が味わえる珠玉の短編作品たち

全世界で愛される、鳥山明先生の大ヒットマンガ『ドラゴンボール』 完全版 第1巻(集英社)
 

 今や世界が、いや地球が認めた天才である鳥山明先生ですが、1995年に代表作『ドラゴンボール』の連載を終了して以降は、長期にわたる連載作品は執筆せず、短期集中連載という形で作品を発表していることは、多くのマンガファンならご存知のことと思います。 【画像】1冊で完結! 「鳥山明」の魅力がギュッと詰まった短編マンガたち(5枚)  これがまた短期集中という形式ゆえということなのか、どれもこれも瞬間最大風速がとんでもない傑作ぞろいで、単行本も全1巻ながら読み応え十二分。ということで、今回はそんな鳥山明先生の傑作短編作品を紹介します。


 ●鳥山明先生が一番好きな作品『COWA!』 『ドラゴンボール』の連載終了からおよそ2年数か月ぶりの1997年に発表されたのが『COWA!』です。全14話の短期集中連載で、お化けと人間が共存する世界が舞台です。

 
  主人公のパイフーはおばけの子供で、遊びざかりの男の子。そんなパイフーたちが住む村に「オバケ風邪」が大流行。これを治すために、はるか遠くに住む魔女から薬をもらうべく、人間の丸山さんと一緒に出発します。  まさに童話的な世界であり『ドラゴンボール』の熱心なファンからすればその作風の変化に多少なりともショックを受けたでしょう。絵柄もまたかなりデフォルメされています。この『COWA!』について鳥山先生は「すべての作品の中でいちばん大スキなマンガであります」と述べています。鳥山先生が純粋に好きな世界観が閉じ込められている、とってもハートフルな作品です。



 ●短編の旨味がギュッと詰まった『カジカ』 『ドラゴンボール』以降の鳥山作品のなかで、もっとも「少年マンガ」らしい作風となったのが本作『カジカ』です。

 

1998年連載開始で全12話と、こちらもコンパクト。生き物を1000匹助けないと解けない呪いをかけられた主人公の少年カジカが、竜の卵を悪党から守るべく戦う物語です。  竜に尻尾の生えた主人公、連載当初は『ドラゴンボール』の再来か? と期待する声も大きかったですが、前述の通りこちらは全12話で終了です。竜の血を飲んだラスボスにまさかの変化が……最後まで迫力十分。まさに短編の旨味を凝縮した傑作です。


 ●主人公は魔王の息子!『SAND LAND』  2000年に連載開始の『SAND LAND』もまた全14話と短いですが、「鳥山明の魅力が全て詰まっている」として、短編のなかでも一番に推す声が多い作品です。

 
  タイトルが示す通り、舞台は砂漠。水源を確保している国王が、その水を高値で売りつけているというディストピア。意を決した老齢の保安官ラオがどこかにあるという「幻の泉」をさがすため、魔物に協力を仰ぐことを決意。魔王の息子である主人公ベルゼブブとともに干上がった川を遡っていく珍道中です。  倫理観が真逆のベルゼブブと保安官ラオが徐々に友情を築いていく過程や、対立する国王軍たちのメカニック、モンスターのデザインもまた秀逸で、鳥山先生の真骨頂である「ワクワク感」が尋常でないのです。そして最終話に待ち受ける衝撃……確かにこれは短編のなかの最高傑作といえるかもしれません。


 ●あえて古臭い内容、その理由は…『銀河パトロール ジャコ』 『SAND LAND』から13年後の2013年に連載された『銀河パトロール ジャコ』を紹介して、この記事を締めさせていただきます。 

 

 工学博士の大盛が住まう孤島に宇宙船が不時着。そこから現れたのは銀河の平和を守るパトロール隊員であるジャコ。どうやらエリートらしいのですが、とりあえず大盛の家に厄介になることに……何でしょう、この全体から漂うノスタルジックな雰囲気。  当時の鳥山明先生のコメントでは、これは意図的な演出だということ。そして、最後にその理由が明かされるとのことで、それを踏まえた上で本作を読み進めていくと「ああ!(途中でわかっていたけれど)こうつながっていくのか!」と、時間を超えた感動が味わえるのです。鳥山明ファン必読の一冊といえるでしょう。 


 鳥山明先生は他にも、「ネコマジン」シリーズや


 

読み切り「KINTOKI-金目族のトキ-」など、ご自身のペースで作品を発表し続けています。できれば本誌でもう一度短期連載をやってほしい……そう思ってしまうのはファンのわがままでしょうか。
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「君が代」の「君=あなた」 で もいい

2022-02-22 23:31:58 | ☆エッセイ・コラム
北京五輪で思った。「君が代」の「君=あなた」でもいい


<私は最近、「君が代」の「君」は天皇ではないという解釈があることを知った。日本では大声で斉唱しない人が多いが、こんな国歌こそ平和の祭典にふさわしい>

  

 
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「ヒラリー錯乱症候群」

2022-02-22 23:20:00 | ☆メディア(本・映画・Web・音楽など)
「ヒラリー錯乱症候群」のかつてない惨状
2/22(火) 20:50配信
16コメント16件

ヒラリー・クリントン氏に対する右派からの非難が一段と勢いを増している
(CNN) 何らかの感染症が右派の間で蔓延(まんえん)し、現時点で衰える兆しが見られない。ヒラリー・クリントン氏に対する病的な執着として現れるこの疾患を、筆者は「Hillary Clinton Derangement Syndrome(ヒラリー・クリントン錯乱症候群)」、略して「HDS」と呼んでいる。 クリントン氏、FBI長官に恨み節 治りにくいその症状は、元国務長官に対する不健康な強迫観念――同氏の過去の行動に関するうそを拡散したり、本人と無関係の出来事で同氏を非難したりする行為が当てはまる――が、一方で同氏の2024年大統領選への再出馬を貪欲(どんよく)なまでに願う気持ちと相まって表れる。


 新たなHDSの変異株が、どうやら先週出現したようだ。きっかけは米連邦捜査局(FBI)によるドナルド・トランプ氏とロシアの関係の調査が始まった発端について捜査するジョン・ダーラム特別検察官だ。ダーラム氏がマイケル・サスマン被告に関する申し立てを提出したことが要因だった。サスマン被告はクリントン氏の16年の選挙活動に携わった弁護士で、FBIに虚偽の陳述を行ったとして訴追されている(サスマン被告は無罪を主張しており、裁判は今年、事実審理に入る予定)。


 ダーラム氏の13ページの申し立てはサスマン被告の弁護士に関する利益相反の可能性を取り上げていたが、右派の一部は当該の書面がクリントン氏にまつわるより不穏な事柄を暴くものだと読み取った。 サスマン被告がインターネットのデータを米中央情報局(CIA)と17年に共有した件の詳細に飛びつくと、右派の活動家やFOXニュースの記者、そしてトランプ前大統領本人はこぞって非難の声を上げた。


クリントン氏の陣営とその弁護士らが「トランプタワーとホワイトハウスのサーバーに『侵入』を図った」というのがその主張で、トランプ政権の元側近のカシュ・パテル氏がFOXニュースのインタビューでそう語った。 政府の首席補佐官を務めたマーク・メドウズ氏はツイッターで、「彼らは単にトランプ氏の選挙運動をスパイしただけでなく、現職の米大統領としてもトランプ氏をスパイした」と述べた。トランプ氏は申し立てについて「議論の余地のない証拠が上がり、選挙運動中と大統領就任中にスパイされていたことが明らかになった。実行したのはヒラリー・クリントン氏の陣営に雇われた工作員だ」と指摘した。また「我が国の力がもっと強い時代であれば、この犯罪は死刑に値しただろう」と付け加えた。 


これらはすべて、明らかにHDSの症例だ。というのも、提出文書は実際のところそのような内容を一切裏付けていないのだから。様々なファクトチェッカーが確認した通り、右派寄りのメディアが共有する主張は現実に基づかない。ダーラム氏の申し立てには「侵入」という単語さえ含まれていない。それでも典型的なHDSの症状は、クリントン氏の行動についての幻覚という形で現れる。 共和党のテッド・クルーズ上院議員による19日夜のニュースに対する反応も、それで説明がつくだろう。そのニュースとは性犯罪で起訴され勾留中に自殺した米富豪ジェフリー・エプスタイン被告の仲間だったジャンリュック・ブルネル氏が、パリの刑務所の独房内で死亡しているのが見つかったという内容だった。テキサス州選出の同上院議員はこのニュースをリツイートし、次のように書き込んだ。「誰かヒラリー氏が今週末どこにいたか知っているか?」。クルーズ氏は他のHDS感染者と同様、明らかに隙あらばヒラリー氏に言及しなくては気が済まない。たとえニュースの見出しがヒラリー氏と何ら関係のないものであってもだ。 知らぬ間に進行するHDSの症状により、どうやら感染者はクリントン氏を憎む一方、逆説的に同氏を政治の舞台でもっと見たいと切望するようにもなるらしい。


そう考えればクリントン氏を数十年にわたり攻撃しているまさに同じ人物らが、なぜ同氏の24年大統領選への出馬という考えにすっかりとらわれているのかも説明がつく。本人が再出馬をほのめかしてさえいなくても、それは問題にならない。どうやらHDSの影響で、特定の人たちには我々の見えていないものが見えているようだ。 例えば共和党のジム・ジョーダン下院議員は、先週FOXニュースの取材に答え、クリントン氏のトランプ氏に対する(存在しない)スパイ行為について、「我々の想定より悪質」だと明言した。


そしてその直後、「ヒラリー・クリントン氏は大統領選に出馬するつもりのようだ。もし同氏とトランプ大統領の再戦が実現するなら、私はトランプ大統領が圧勝すると思う」と付け加えた。 さらにFOXニュースの司会者を務めるタッカー・カールソン氏は、クリントン氏が24年の出馬に向けて準備している可能性があると断言。「我々はヒラリー・クリントン氏の大統領選出馬を全面的に支持する」と述べた。これは笑い事ではない。こうした人々は明らかに病んでいる。HDSにかかった。そういうことだ。 衝撃的な話だが、HDSは今に始まった病気では全くない。
 

それはクリントン氏がファーストレディーとなった1993年以来、全国規模で常に我々とともにあり、転移もしている。誰がHDSの「患者第1号」かを突き止めようとした専門家の見解で、医学百科事典が丸々一冊作れるだろう。そこには以下のような見出しの記事が載るはずだ。「ヒラリー・クリントン氏への憎悪にみる深い闇」、「なぜ人々はヒラリー・クリントン氏を嫌うのか?」、あるいはもっと平たく「どうして彼女は嫌われる?」。この話題を扱った書籍さえ複数出版されている。マイケル・ダントニオ氏の著書「The Hunting of Hillary: The Forty-Year Campaign to Destroy Hillary Clinton(仮訳:ヒラリーを追う:ヒラリー・クリントン氏をつぶすための40年にわたる組織的活動)」



 
などがそれだ。 HDSにワクチンや専用のリハビリセンターさえあれば患者にとってこうした錯乱を乗り越える助けになるのだが、患者はそのような症状により本来持つ合理性を徐々にむしばまれているように思える。いっそ長時間のテレビ番組でも作って、募金を集めてみるのもいいかもしれない。それをより効果的な治療のための研究費に充てるのだ(ヒラリー・クリントン氏自身は、名誉棄損訴訟をちらつかせるという別の手法でHDS撲滅を図っているようだ)。 しかし、たとえHDSの治療薬があったとしても、患者全員がそれを利用するかどうかは疑わしい。中には自分が問題を抱えていることを理解していない人々もいるように見受けられるからだ。視聴率のためか、あるいは社会的な影響力のためか知らないが、どうもHDS感染者の一部というのはクリントン氏を家賃なしで頭の中に住まわせたいだけでなく、是が非でもそこにいてほしいと願うものらしい。 ◇ ディーン・オベイダラー氏は元弁護士で、現在は衛星ラジオ「シリウスXM」の番組司会者やニュースサイト「デイリー・ビースト」のコラムニストを務める。記事の内容は同氏個人の見解です。

 
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「ドラゴンボールピッコロ」 と 「プーチン大統領」

2022-02-22 22:59:45 | ☆メディア(本・映画・Web・音楽など)


 

 
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「今日はヨーロッパの近現代史において最も暗い日の1つ」

2022-02-22 22:49:57 | ☆メディア(本・映画・Web・音楽など)
「今日はヨーロッパの近現代史において最も暗い日の1つ」欧州委員会幹部が指摘
高橋浩祐国際ジャーナリスト2/22(火) 20:24
欧州連合(EU)の欧州委員会のフランス・ティメルマンス上級副委員長(筆者撮影)
「今日は、疑う余地もなくヨーロッパの近現代史において最も暗い日の1つだ」(Today without any doubt is one of the darkest days in the modern European history.)

ロシアのプーチン大統領がウクライナ東部の一部地域の独立を承認したことを受け、欧州連合(EU)の欧州委員会のフランス・ティメルマンス上級副委員長は22日、パリで開催されている閣僚フォーラムでこう述べた。

そして、ティメルマンス上級副委員長は「私たちは、ロシアが国際法の基本的なルールである国連憲章に明らかに違反するのを目の当たりにしている」と強く非難した。

リモートで日本から参加した林芳正外相も「今回の一連のロシアの行為は、ウクライナの主権及び領土の一体性を侵害し、国際法に違反するものであり、ロシアの行為は決して認められるものではなく、強く非難する」と述べた。
EU理事会議長国を務めるフランスと欧州対外行動庁(EEAS)が共催するインド太平洋協力に関する閣僚フォーラムにリモートで参加した林外相
また、林外相は北朝鮮のミサイル発射実験や中国の海洋進出に触れながら、「各地域において、力の論理がますます幅をきかせ、既存の国際秩序を揺さぶっている」と警鐘を鳴らした。

この閣僚フォーラムはインド太平洋協力に関するもので、EU理事会議長国を務めるフランスと欧州対外行動庁(EEAS)が初めて開催した。筆者もフランス外務省から招聘を受け、パリで取材を続けているが、欧州の閣僚からは、ロシアによる「ドネツク人民共和国」と「ルガンスク人民共和国」の独立承認は、紛争解決に向けたミンスク合意違反だと厳しい非難の声が相次いでいる。ミンスク合意は2014、15両年にフランスとドイツの仲介でまとめられた。この閣僚フォーラムでも、ロシアに対する制裁が22日午後に急きょ議論されることになっている。

大国が力尽くで小国の主権を侵害することが許されるようになれば、既存の世界秩序が崩れかねない。ロシアが国際法といったルールベースの国際秩序を遵守するよう、日本も欧米などとともに今後もますます声を強めていかなければいけない。
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