大人の男性が怖いと思った体験

最近になって思い出した。
なんでだろ？

記憶にあるうちに記録しておこう。


本当に怖かった
幼少のある体験談。

詳しく憶えていないが、
オイラが8歳前後で出来事と思われる、
今から35年ほど前の出来事だ。

母親の運転する車の助手席にオイラ、
後部座席に今は亡き婆ちゃん。
（当時50歳代半ばぐらいかな）

どこに向かってたのかわからないが、
病院へ誰かの見舞いか、
お中元、お歳暮の届け物、
そんなところだろう。

その道中、前方の車道の脇に手をあげて立つ男あり、

「すいません、○○まで乗せてください。」

よせばいいのに乗せてしまった。

それが恐ろしい体験の始まりだった。

その男、なんか怪しい、
乗せるなり変なことばかり言いだした。

（オイラはだんだん怖くなるのを覚えている）

そのうち後ろの婆ちゃんに
ちょっかいを出してきたりして、

運転する母親も最初は、
冷静な会話で男を諌めるも、
その男ますます口調がエスカレートしていく

母親もオロオロになり出した、

このままではヤバイ・・・、
（子供ながら思ったよ）

そんな時対向車が目に入った。
なんとか車を停めて、母親、外に飛び出し、
対向車を停めて男性の運転手に助けを求めた。

すると後部座席のその男、
そそくさと降車し、
「送ってくれて、ありがとうー」と言って
どこかに立ち去っていった。

オイラはその時思った。

大人の男というのは、
本当に怖いと思った。
子供にとって大人（特に男性）とは
絶対的な力を持ち、
自分はまったく無力な存在である
ということを本能的に知った。

最近、ストーカー事件も増えているように思える。

大人の男性には、
怖い奴がいっぱいいる。
それが悲しい現実だ。
【ヒゲ親父】
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