てんもく日記

ヒゲ親父が独特の感性で記録する日記。このブログがずっと未来に残るなら、子孫に体験と思いを伝えたい。

絶滅危惧種を守っていきたい

2016年12月18日 19時54分11秒 | 【ヒゲ親父】思考日記
残念だ・・・・・。
残念でならなかった・・・。
2003年(平成15年)日本のトキ絶滅・・・・・・・。





今日、いしかわ動物園のトキ里山館を訪れた。
いろいろ考えさせられたね。


エゾオオカミ・・・

北海道、樺太、千島列島。1896年絶滅


ニホンオオカミ・・・

本州、四国、九州。1905年絶滅


ニホンアシカ・・・

太平洋側静岡以北、日本海側全般。1975年絶滅


ニホンカワウソ・・・

北海道、本州、四国、九州。1976年目撃最後、2012年絶滅(確定)。


いしかわ動物園のトキ里山館


その施設には、トキの事を詳しく知ることができるエリアもありました。



トキの剥製や


卵の模型


貴重な映像や写真など。




トキのあゆみか・・・


江戸時代後半からのトキのあゆみが記されていた。


羽咋で20羽、輪島で30羽の目撃情報

この頃ならまだ救えたかもしれない。昭和の20年頃までに本格的に何かをするべきだったんだろう・・・。



そのうち、能登のトキ6羽、7羽、4羽、3羽、5羽、2羽と・・・

いよいよ・・・


そして、

能登で1羽だけとなる・・・・。


能登のトキ(能里)オスが佐渡へ移送され、

ラストチャンスで佐渡のキン(メス)との繁殖を試みる。
とはいえ、この時点では奇跡的な可能性しかなかったという。

そして能里が死んだ、昭和46年である。

せめて日本種の血を残さねばと、中国からオスを借りてキンに。


だが・・・、

平成15年にキンが死ぬ。
日本のトキ2003年絶滅・・・・・・・。



いしかわ動物園をあとにして、自宅に帰る際に寄り道して気にかかる場所に寄ってみた。

日本でハリンコ(トミヨ)が自然生息している南限の場所である。
いや場所だった・・・。

ハリンコは綺麗な冷水にした生息できない。


左側の水量の多い用水路ではなく、右の用水路が生息地であった。


ここから出ていた湧き水が枯れてからもうずいぶんと経つ。


この場所でのハリンコは絶滅したのだ。

自然分布の南限地は同じ県内でも白山市美川地区の安産川へ少しだけ後退したことになる。

ハリンコは希少な魚とはいえ、
まだ国内で絶滅はしないと思うけど、
こういう場所がなくなると悲しいね。


それでも人は努力する。

いしかわ動物園でもトキの繁殖に力をそそいでいるし、
絶滅が危惧されたタンチョウヅルが復活したり、
カブトガニもそうだね、
もっと驚いたのが一旦絶滅が確定したクニマスが西湖で生息していたりと、
うれしい話題もある。


自然を大切に、未来へ残していきましょう。
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コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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こんばんは (たにむらこうせつ)
2016-12-19 21:10:07
絶滅とはこの世からいなくなり絶対に復活しないこと。
そんな動物たちは絶対に守らなければいけないと強く想います。
人間はもう余分な欲は無くさないといけません!
みんなのブログからきました。
短歌や詩を書いています。
返信する
本当にそうですよね (ヒゲ親父)
2016-12-20 21:58:36
サイやゾウやトラ。
子供の頃好んで描いていた動物がいつのまにか絶滅危惧種。身近なところでも、昔はいくらでもいたトノサマガエルやなんとメダカまで、いつのまにか絶滅危惧種。
信じられん速度で多くの生物が危機に瀕しているのです。
返信する

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