ゆりぢるのお勝手ブログ

心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書き付けてゆきます。

鯵がウマいにゃ~

2015-11-21 22:05:26 | 日記
今までうちのネコさん達はキャットフードしか食べていなかったので、
人間の食べる物は自分たちの食べ物として認識していなかったのだが、

今どきのニャンコのおやつとして
鶏のササミとか、カツオの燻製とか
人間のおつまみか?みたいなのがあり、
それをあげたりしてたら
人間のおかずとしてササミをレンジでチンしているのを銀太が嗅ぎつけて
「それ、僕のおやつだよね!」と寄ってきてしまった。

椅子の背もたれに手を置いて、精一杯背伸びをして
キラキラした目でこちらを見つめて
「にゃるん♪」とおねだりニャンコに逆らう術があるなら教えて欲しい。

そうこうしていると、徐々に欲しい物の幅が広がり

「鶏肉」「刺身」は自分も食べて良いものとして銀太の中にインプットされてしまった。

今日の夕飯は鯵のたたき。
いつもは夕方に買い物に行くので、
鯵は売っててもワタとエラが除去されて
「調理済み 塩焼きに!」という姿になっているのだが、

今日は珍しく午前中に買い物に行ったら
ピカピカの鯵が「お刺身に!」という肩書きを付けてもらって売られていた。

これは買うしかない!
と、4尾購入。
ネギと生姜、大葉も買って
たたきに備える。

三枚に下ろして、小骨を抜いて、と面倒なのだが、
時々無性に「鯵のたたき」が作りたくなる。

何というか、あの作業をしていると、
没頭するが故に無心になれるのだ。
坐禅よりもよっぽど効果的。

黙々と作業を進める私を、唯一俗世に還らせようとする存在、
銀太である。

キッチンの下の方から、白くて丸い手を「ニョッ」と出してきて
「ちょっと!なんかいいものもってるでしょ?」
「銀ちゃんに食べさせてみ?ちょっとくれてみ?」
とおねだり攻撃。

端っことか、身をそいだ欠片とかチビチビあげると
あまりの嬉しさと美味しさに
「ウニャウニャ」言いながら食べるのだ。

結局なんだかんだで半身ぐらい食べてたんじゃなかろうか…

出来上がった鯵のたたきは、
息子2人と私のお腹の中へ。

作るのは時間も手間もかかるが、
食べるのは一瞬である。

まぁ、美味しいからこそ、あっという間に平らげてくれるのであって
それは作り手としては最高の喜びではある。

でも、一番「おいしいニャ~」と感動して食べてたのは
銀太なんだよな~…


お気に入りの場所・除湿機の上。
実はエアコンからの風が直撃する位置。
夏、涼しく
冬、暖かいのです。


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2 コメント

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ご馳走だ! (hnmk3710)
2015-11-22 06:30:02
鯵のたたき…じゅるり☆
銀ちゃんだけではなく 私もにゃるん♪とおねだりしたい!
確かに!あのにゃんこのおねだり行為に抗える術はなく…。
ついつい やってしまいますよねぇ。
応えてやれるときは こちらも嬉しくなるし、そうじゃない時の あの罪悪感。
あれ?こっちが悪いのか?あれ?
Re:ご馳走だ! (yurijiru-kerokero416)
2015-11-22 12:13:49
最初はまぁるい手でチョイチョイ、ってやってくるんだけど、
それでもあげないと爪がニョッって出てくるんですよね~
それがまたかわいくて焦らしたりして…(笑)

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