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ゆうなパパのブログ

思ったことの羅列から…
基本的に毎日書くことを自分に課しています
つまらないエントリもありますが流してくださいませ

世界バレー 2次リーグまで

2006-11-30 17:51:31 | スポーツ
かつては大古、横田、森田を擁してミュンヘンオリンピック(古~っ!)
で金メダルを取ったニッポン男子バレーですが、
バルセロナの6位を最後にオリンピックから遠ざかること14年。
長い低迷期を脱しつつあるのでしょうか。
バルセロナのときのキャプテンだった植田監督で臨んだ世界バレー。
最新のFIVBランキングで日本は10位でしたが、
昨日までで勝った相手はアルゼンチン(7位)、カナダ(12位)、
エジプト(15位)、チュニジア(17位)、プエルトリコ(23位)。
ランキング上位のロシア(3位)、セルビア・モンテネグロ(4位)、
ポーランド(8位)には1セットも取ることができずに惨敗を喫しました。

今大会の植田ジャパン、これまでの最大のポイントとなったのは
3戦目の対プエルトリコの4セット目のジュース以降の展開。
5度のセットポイントを凌ぎ、35対34からの7度目のマッチポイントを
スーパーエースの山本がライトから決めるまでの日本チームの一体感のある粘り。
勝利の瞬間は鳥肌が立つほどの感動を覚えました。
セッター朝長は、時折斉藤と山村のクイックを使いながら、
ひたすらスーパーエースの山本にトスを上げ続けました。
スーパーエースに必要とされる条件には、
「他の選手にはない高さとパワー」
「『全部おれが決めてやる』という強い気持ち」
「常にチームを鼓舞し、必死になってトスを呼ぶ」
「上げてくれたセッターや拾ってくれた選手に感謝する気持ち」
「周りのムードを高められる雰囲気」
「チーム全体からの信頼感」
など、数多くの要素が求められ、山本はスーパーエースに相応しい活躍をしました。
あの第4セットのジュース以降のバレーが常にできるようにすること。
それがランキング上位のチームに一歩でも近づくことなのでしょう。

植田ジャパンになった当初は、スーパーエースは置かず、セッター対角には荻野らの
機動力とレシーブ力のある“いぶし銀”タイプの選手を置く布陣でした。
ミュンヘン当時の嶋岡、全盛期の新日鉄の辻合、富士フィルムの岩島、青山
なんかがそのタイプの選手で、長いこと日本バレーはこのスタイルでした。
植田ジャパンも、機動力のある選手がセッター対角にいることで、
センターとサイドを絡めたコンビのバリエーションを広げることができ、
世界一複雑なコンビバレーを標榜し、昨年のアジア選手権優勝という答えを出しました。
でもそれはアジアでの話であって、ワールドリーグで欧米の強豪相手には通用せず、
強烈なジャンプサーブでレシーブを崩されてコンビバレーを封じられ、
単調なサイド攻撃でブロックの餌食になるというパターンで惨敗を繰り返しました。
そこで今回、植田監督はスーパーエース山本の復活に賭け、
セッター対角“いぶし銀”型からセッター対角“スーパーエース”型の
守備重視の布陣から攻撃重視の布陣への転換の決断をしたわけです。
プエルトリコ戦の第1セットを日本が逆転で取った後、
植田監督は、打てるボールをフェイントで返した山本に対し、
「お前は何も変わってない!今のままで勝てるわけがない。
 お前が変わらなきゃ、このチームは変わらないんだ!!」
と激怒したと言います。
練習から試合中、そして試合が終わった後まで常に“熱い”植田監督の
叱咤激励に、表情に、そして伝わってくる情熱に山本は見事に応えました。
カナダ戦、チュニジア戦の逆転勝利の立役者もやっぱりスーパーエース山本でした。

植田ジャパンが目指す方向はハッキリしたはずです。
スーパーエース山本がどっしり構え、サーブレシーブをきっちり返し、
斉藤、山村の2メートル超の両センターのコンビに加えて
22歳の石島、越川がサーブ、アタックと縦横無尽に大爆発すれば、
ランキング上位チームに一泡吹かせるチャンスはあると思っています。
あと2戦。植田ジャパンの意地を見せてくれ!


イルミネーター

2006-11-29 17:33:36 | いろんなこと
クリスマスが近くなって、この時期になると、
自宅の庭先や玄関周りなどを
どこかの遊園地かと勘違いするくらいの
きらびやかなイルミネーションで飾る家が多くなってきました。
それぞれに工夫を凝らして、庭中の木々の飾りつけやサンタクロース、
トナカイや雪ダルマなどの置物が所狭しと並んでいたりします。
中にはご近所で競い合っているところもありますね。
そんな家を“イルミネーター”というらしいですが、
我が家の近くにもイルミネーターの一角があって、
今週くらいから仕事の帰りの道沿いで鑑賞させてもらっていますが、
趣向を凝らしたイルミネーションの数や量が
年々、エスカレートしているような気がします。

我が家は袋小路の奥まったところにあるので、
“イルミネーター”化しても人目に触れる機会が少ないという理由で
部屋の中でツリーをピカピカさせるに留めて嫁や子どもたちを満足させていますが、
あのイルミネーターズの人たちは毎年大変でしょうね。
かけてるお金も相当でしょうし、土日かけてお父さんが
脚立に上ってトンカンしたりして飾りつけするんでしょうが、
中には昼間よりも明るいんじゃないかというくらいの家もあって、
電気代も結構かかってるんじゃないかと…。

もともと自宅をイルミネーションで飾る習慣があったのはアメリカだそうで、
地域によっては家々がクリスマスのイルミネーションの出来を競う
コンテストが開催されたりしてかなり盛り上がるところもあるらしいですが、
まあそこまでしなくてもねぇ。
イルミネーションは「自分でやるもの」じゃなくて「観るもの」。
ま、こちとらは観て楽しませてもらってる方なんで、
他人の手間とかお金の心配なんかしなくてもいいんでしょうけど。


「東京タワー」 リリー・フランキー

2006-11-28 12:15:59 | 読んだ本
最近、涙腺が弱くなってきたのはつとに感じているのですが、
“ちょっと泣きたい症候群”にもかかっているかもしれません。
で、11月18日のフジテレビの「東京タワー」の放送を見たんですよね。
フジテレビのプロデューザーだった故・久世光彦氏をして、
「泣いてしまった…。これは、ひらかなで書かれた聖書である」
とまで言わしめたなんて話を聞いていて、
間違いなく泣いちゃうだろうなって思ったんで、
子どもたちに「さっさと寝なさい」って寝かせてから。
田中裕子のオカンの演技が素晴らしかったですね。
蟹江敬三のオトンもバックで流れている「東京」も。
そんな話を次の日してたら、中1の長女が
「私、原作本持ってるよ。悲しいお話なんだよね」
って、それを早く言いなさい!

リリー・フランキーって実は私と同い年なんですけどね。
ほとんど同じ時に生まれ、同じ時代を生きてきたわけで、
私も26歳の時に母親を亡くしているのですが、
大学生の頃に、飲みに行って終電が終わっちゃった友だちをよく泊めたりして、
翌朝、母が玄関に無造作に脱がれている友人たちの靴の数を認識して、
人数分のきっちり朝ごはんができてたりしたのを思い出したりすると、
オカンも私の母親も、どこの母親も同じなんだなぁと。
以前に勤めていた某外資系証券の先輩のお母さんが亡くなった後、
その先輩とふたりで飲んでたときに、その先輩も同じようなことを言ってましたね。

「俺がさぁ、入院しとる病院に見舞いにいくやろ。
 オカンはもうモノが食べられん状態になっとんのにやな、
 『ごはん食べたんか?』って聞きよんねや。
 自分がもうなんも食べられへんのにやで。
 もうそれは“無償の愛”としか言いようがないやろ。
 母親っちゅうのは偉大やなぁ。」

私の母は52歳で旅立ってしまいましたが、
生きていたとしたら来年が“古希祝い”の70歳。
「東京タワー」のオカンが亡くなったときと同じ年齢です。
私には既に母親がいない分、田舎に住んでる父親と、義父母孝行しないとね。


回転寿司での明暗

2006-11-27 12:52:03 | いろんなこと
昨晩、家族で近くの回転寿司に行ったんですけどね。
(家族で回らない寿司屋へ行けるのはいつの日か…)
最近の回転寿司は結構混んでることが多くて、
かなり待つこともしばしばですが、
回転寿司で案内される席での明暗ってありますね。
昨日案内された席は店の一番奥の席で、
流れてくる寿司が出てくる一番最初のところ。
ゆっくり流れてくる寿司を悠長に品定めしている余裕はないのですが、
握りたての寿司が一番に確保できる特等席なワケです。
流しそうめんの一番最初の特等席と同じ状況ですね。
それに引きかえ、寿司レーンをはさんだ反対側の一番奥の席は
みんなが取り終わって最後に残ったものが流れて来るわけで、
寿司運び列車に乗っての長旅の疲れがお寿司にも心なしか見えるワケですよ。
最初は“行くぞっ!”って寿司列車に乗って元気に華々しく登場し、
人気者の“本鮪中トロ”なんてのはあっという間にお声がかかるのに、
比較的人気薄の“わさびなす”や“ミートボール”なんてのは
どこのお座敷からも声がかからず、
「あ~俺は人気がないんだなぁ。
 ずっとこのまま誰からも声がかからないんだろうか…」
という不安げな表情がそのまま見えてくるワケですな。
結果、2周目、3周目とどんどん表情が落ち込んでいくわけであります。
そんな覇気のないお寿司を食べるよりかは、
ボタンを押して注文した方が握りたてが流れてきていいのでしょうが、
注文してから手元に届くまで、あちこち顔見世興業をしてからの登場になります。
途中の花道では、よその子どもたちの興味本位の“ゆび”とか
お寿司に向かっての“くしゃみ”とかが待っていないとも限らないワケで
やっぱり特等席に座ることが一番なようですね。


東京アパッチ

2006-11-26 21:14:52 | スポーツ
プロスポーツを間近で観戦するというのは、
勝負にかける力と技と意地のぶつかり合いが目の前で展開され、
何を見るにしても刺激的で興奮しますよね。

今日はバスケットボールのbjリーグの試合
“東京アパッチvs富山クラウジーズ”の試合を見に、
家族みんなで有明コロシアムに行ってきました。
東京アパッチは有明コロシアムをホームコートにしており、、
うちの会社がスポンサーのうちの一社に名前を連ねていて、
そんなこともあって、東京アパッチの応援に行きました。

東京アパッチはスピード生かしたオフェンスと、
スティールを狙う攻撃的なディフェンスが売りもので、
観客を喜ばせる“魅せるバスケットボール”をする個性派集団と聞いていたので、
ワクワクしながら会場の有明コロシアムに足を運びましたが、
ちょうど会場に足を踏み入れた時が、東京アパッチのメンバー紹介の真っ最中。
真っ暗な会場の中でスポットライトを浴びてコールと共に一人ひとりが
賑やかな音楽に乗ってリズム感たっぷりに登場しているところで、
いきなりの大音響に子どもたちはちょっとびっくりした様子。
暗いのが苦手な次女はだっことともに半泣き状態。
出だしつまづくとやっかいなので、試合終了までもつのか不安がよぎりましたが、
メンバー紹介が終わって場内が明るくなり、ポテトフライやらのお菓子と
飲み物を買ってきてちょっと落ち着きを取り戻しました。

さて、試合の方は、1、2Qは東京アパッチが終始リードで優位に展開していましたが、
3Qに富山の連続得点と東京アパッチのまずい攻撃で64対64の同点で4Qに突入。
4Qの残り1秒の最後の最後まで逆転、逆転のエキサイティングな展開で、
結局はホームの東京アパッチが87対86の1点差で劇的な勝利でした。

試合開始前から試合中も終始会場内には音楽というかラップ調の音が流れ、
「泣いた赤おに」に出てくる青おにくんみたいな頭で、
伊集院光みたいな声のDJだかMCだかがずっとしゃべっていて、
“これで選手たちは試合に集中できるのかなぁ”と。
伊集院光のしゃべっている内容も、ほとんど応援団のノリ。
もっとルールのことや技術的なことを観客に伝えてくれると、
バスケに対する理解度が増し、リピーターも増えるんじゃないかなぁ。
何気なく見えるドリブルやちょっとしたパス回しでも
「今のドリブルは自分の股の下を交互に連続して通してたのに気付きましたか?
 実はこれは結構なワザで簡単にはできないんですよぉ」
「実は今のパスを投げたウラにはこういう意図があって…」
なんていうことが解説できると初心者でもより楽しめるのにね。
最後の最後の残り19秒で1点差でのタイムアウト後の場面では、
みんなワクワクドキドキしながら、お互いどういう作戦に出るんだろう?
って見てるわけで、そんな時にオフェンスはこういう選択肢があって、
それに対してディフェンスはこういうディフェンスをするんだよって
それぐらいのことは解説してほしいよね。

はじめて見たbjリーグの試合でしたが、試合内容は素晴らしく、
手に汗握る展開で、最後は応援している東京アパッチの勝利だったので
試合後は興奮の余韻が残っていて、次女を除いては
「おもしろかったぁ」
とおおむね好評でした。