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UMA君のお部屋

山遊びのページ

甲斐駒ケ岳・仙丈ヶ岳へ

2010-07-19 22:26:39 | 山歩き…アルプスの山
3連休、釣り仲間からO川上流部の釣りのお誘いがあったんですが

大雨のためO川は濁流と化しているとのことで中止

で、別の場所で釣りをしようということになったのですが

どこへ行ってもそれほど変わらないのでは?という思いと

来週もまたプチ源流釣りへ行く予定だし…ということで釣りはキャンセル

山なら何とかなるかも…行くなら標高の高い涼しいところがいい…と思いを巡らせ

“山の会”の仲間が計画していた“一泊二日で甲斐駒と仙丈”を思い出して

締め切りはとうに過ぎていましたがなんとか参加させてもらうことが出来ました

一日目は県庁近くでまず集合、しかも午前2時です

ほとんど寝てないです 2・3時間くらい?UMAは7・8時間寝ないと満足できません

で、前日の疲れが抜けてないまま出発

そうそう僕が車出しました 締め切り後に申し込んだから??

普段だったらあり得ないスピードで走って3時間程で仙流荘に到着です

仙流荘からは南ア林道バスに乗り換えて北沢峠へ向かうんですが

仙流荘前の駐車場はとんでもないくらい混んでいます

梅雨明け後の晴れがほぼ確約された3連休だからなだれ込みってやつですね

アホ程重くはないけどパンパンの80Lのザックを膝の上に載せて、北沢峠まで1時間程

ちょっと冷え込む北沢峠に降り立ったら林道を歩いて長衛小屋テン場へ

えーっと、あり得ない数のテントでテン場は埋まっています

カラフルな色のテントで埋め尽くされたテン場はまさにお花畑…は言いすぎですね

6人用1張りと2人用2張りを何とか設営

パッキングしなおして必要なものだけザックに入れて甲斐駒に向け出発

えーっとここでちょっと迷いました 一時間程ロスタイムです

きっと2時発でみんな疲れてたんでしょうね、そういうことにしておきましょう

まずは仙水峠向けて沢沿いを歩いていきます

途中の仙水小屋で小休止、ここの水は冷たくてうまかったです

仙水峠まではあまり高度を上げませんのでまだ楽々です

仙水峠で小休止、ここからは甲斐駒・摩利支天を見上げることが出来きました

仙水峠から駒津岳までは結構な急登、500m弱ですが結構時間掛かったかな?

と思ったけど写真の撮影時間で時間差計算したら1時間強だったので

そんだけ時間掛かったと思っただけでしょうか

計画書の方は30~1時間となってましたが…30分は無理じゃね?

駒津岳は結構な賑わい、僕が普段行く山よりも山ガール率高くてちょっと嬉しい…?

駒津岳から見る甲斐駒ははっきり言って岩山


巻き道と直登コースがありましたが、登りは直登、帰りは巻き道でした

今までこういう、手まで使った登りってやった事ありませんでしたからちょっと苦戦しました

あ、関係ないですが藪こぎの山もある意味手も使った登りですね

3000m級の山で(二日目の仙丈も)ちょっと空気薄いのも苦戦の材料だったですね

頂上に着いたときはパクパクしてました 鯉じゃないのに

甲斐駒は天気が持つのは午前中らしく、昼からは天候悪化するそうです

この日も登ってる最中に下から湧き上がってきた雲(ガス)に時折巻かれました

頂上に居た時はガスはとれてピーカン、風殆どなく…暑ぅ~

下山時にはまたガスが出てきて上は隠れてしまいました

直登ルートに合流する前の岩から染み出た水場はこれまたうまい

さすが、南アルプスの天然水!!梅雨明けのカフェオレ色濁流でも南アルプスの天然水

駒津岳からは二児山を経由して北沢峠に下山

下山中、頭ン中は一にビール、二にオヤスミ~zzz

もうとにかくこの日は早く寝たかった

下山後、テン場に戻ってすぐに夕飯の用意、メニューは焼き肉でした

もうね周りの視線を感じましたね、キャンプ場じゃないんだから

こんなところで焼き肉する人もそういないだろうからね

下山後の焼き肉とビールはサイコー、やっぱ下山後はビールだね!!

なんかビール飲んだら疲れが出ちゃって一番に寝ちゃいました

夜9時半頃かな?トイレに行ったんですよね

で、喉乾いたからジュースでも飲もうかと思って長衛小屋前の自販機の前に立ったら

あれ?販売してない 販売は夜7時までとなってました(山の夜は早いからかな?宴会注意)

とぼとぼ歩いてテントに戻る ふと空を見上げる

満天の星空、と言いたいんだけど、まあ天の川もうっすら見えましたよ

ただ先週の白山・南竜で見た星空には敵わなかったなぁ~

谷底のテン場だから視野が狭いってのもあるけどね

流れ星は見れなかったけど人工衛星が二機、南から北へ移動していくのは見えました

二日目は、仙杖ヶ岳

朝四時、外に出たらちょっと寒かった

起きたらすぐ朝飯、すぐに用意し作ってくださった女性陣に感謝!!

メニューは雑炊とソーセージ入野菜炒め

雑炊なんだけど即席みそ汁にα米入れた物、これがうまい

僕はFD卵スープ使ったら(先週の白山の時に)口に合わなかったけど

味噌雑炊はうまい、今度僕もやってみようと思う

起床後1時間20分後に出発

北沢峠から長衛小屋寄りの登山口から出発、九十九折りの道が続く

やがて小仙丈から北沢峠に延びる尾根上で、北沢峠からの道と合流する

森林限界までは、まあよく行く里山の登山道な感じ

急登もあるが前日の甲斐駒ほどきつくない

森林限界を越えると一気に視界が広がる

小仙丈手前あたりで南に富士山が見えるその右には北岳、日本ナンバー2だ

小仙丈から南西にはカールを抱いた仙丈、もう目と鼻の先である

ここからはそれ程苦になる登りはない

というか前を行く団体さんが永遠に歩き続けても疲れないほどのゆっくりさで歩いてくれるので丁度いい

4時間弱で仙丈頂上に到着、前日よりも天候に恵まれサイコーの眺望だ

記念撮影をし30分ほど休憩したら仙杖小屋の方に下りる

途中、ライチョウを初めて見る

鳩をぷっくりさせた大きさのおいしそうな?(天然記念物なので食えません)鳥

プチ感動…次は真っ白な毛のやつを見てみたい

仙丈小屋へ下りる途中で“山の会”のK女史とすれ違う

日帰りで仙丈に行くとは聞いていたが、まさか一人で本当に来るとは…

さすがですね 僕はもうこれ以上は何も言えません…

K女史は仙丈に登って大仙丈を往復して下山すると言って登って行かれました

僕らが下山後すぐにテント撤収してて北沢峠に着いたら、偶然にも!?K女史が下山してきたのには再度びっくりしましたね

さすがですね 僕はもう…(以下略)

話戻って、仙杖小屋前のベンチで昼食休憩


昼食後はいよいよ下山、藪沢沿いを下って大平山荘へ向かいます

藪沢上部はまだまだ雪渓があります

川に手を突っ込むと冷たーい、タオルを濡らし首に巻くと気持ちいー

目の前に甲斐駒を見ながら沢沿いを下り途中から沢を離れ大平山荘へ下り立ちます

大平山荘からは一旦北沢峠に登り返す

北沢峠の小屋が見えたら、ああやれやれ

今日はもう帰るのでビール飲めないのが残念です 

テン場に戻ってテント撤収です

北沢峠バス停に着いたのが2時過ぎ、すぐに臨時バスが来てくれました

また一時間程バスに揺られ、仙流荘に降り立ちます

降り立つと、あちぃ~

標高900m弱でこれなのですから下界はすんごいんでしょうね

車の乗る前に仙流荘の湯で汗を流しました 気持ちいい

帰りの道は…ええ、三連休の最後ですからね、どっぷり渋滞にはまりました

予定より1時間ほど遅き帰宅となりましたが、この二日間楽しかったです

というかですね、戻りたいです 下界の暑い夏はいやです 高地に住みたいです

疲れた体にビールを流し込んで床に着きましたが…

疲れているからすぐ寝ちゃうだろうと思ったけど暑さでなかなか寝付けませんでした

夜中に何回も寝苦しさに起きる僕

高い所に行きたいです