UMA君のお部屋

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魚金山 北側直登沢遡行・北東尾根下降

2016-11-29 15:38:06 | 沢登り
山行日:2016年11月29日(火)

天気:晴れ

山行者:単独です。

CT:駐車地8:16…遡行開始8:37…540二俣9:15…790滝10:09…魚金山10:43…

最高点10:53…魚金山11:00~11:25…北東尾根…くじぼらばし12:59…駐車地13:04



日曜働きましたので代休として今日お休みいただきました。

天気は晴れ!行きましょう。

魚金山はまだ登ったことない山。

記録を見ると峠から往復か、尾根を登り下りするようですが、

地図をよく見ると北側に直登沢が、行くしかないでしょう。

先週と比べると大分寒くなって、おまけに北側の沢ですからね、

日が入らなくて寒いのでしょうか。

下山口近くに車を停めしばらく林道歩き。

入渓場所に付くと目の前には堰堤、しかも水が流れていない。


左岸側からサクッと巻き、谷に降り立ちますが流れなし。

大きな岩がゴーロゴロの沢で時折ちょろちょろ程度の流れが現れるのみ。




そんなに遠くない昔に大水が出て荒れたのでしょうかね?

岩にべったりついた苔が暫く水が流れていないことを物語っています。

やる気満々で沢靴履いてきたんですが、フェルトがすり減りそうで勿体ないんで

540二俣で登山靴に履き替えることにします。


ここから左俣に入ります。


辺りは植林されていて、間伐された木が谷を埋め尽くしている箇所も。

二俣から細い流れが現れ舌打ちしましたがすぐに涸れました。

765付近は白い石がゴロゴロ。


水の流れる音がこの先から聞こえてきますが…小さい流れかなまた。

と思ったら黒光りする滝。


ここまで滝がなかったので感動!

落差7m程、この谷唯一の滝と思われます。

右岸に差し込む枝沢を使い巻き。

沢に降り立つと僅かで流れは地中へ。

少しの歩きで林道横断ポイントへ。

すぐ上で谷は二股に。

左は直登沢ですが涸れ沢、右はコルに詰める沢ですが僅かながら流れあり。

この先にも滝があるかもと右を選びますが登山靴では滑りやすく撤退。

大人しく左の涸れ沢を詰めることに。

こちらも結構急なうえに岩肌に落ち葉が堆積していて滑りやすくひやひやしながら登りました。

二度目の林道横断すれば頂上はすぐそこ。

ギャップを乗り越えチョイ藪こげば頂上です。

頂上南側は木々が伐採されており眺望が素晴らしいです。




”いよ”だか”いお”だかふりがながふってある山名板は見当たらず残念。




最高点まで行きましたが特に何もなし。

北風を遮られるところで軽食を取ってから下山開始しました。

魚金山北東のピークまではスゴイ藪。


灌木や人丈ほどの枯れ草が行く手を阻みます。

そうかと思えばその先は藪もなく落ち葉のじゅうたん敷きつめた快適な尾根歩き。


急な箇所もありましたが、

台地や棚のような箇所がありテント張りたくなっちゃう気分にさせてくれました。

途中からは植林された箇所が現れ、作業用と思われる道も現れます。

最後は水鳥谷渡渉かな?と思ってたけど

うまく道は橋のところまで続いており小沢を渡渉しただけで

濡れずに林道に降りられることができました。


ちょこちょこで駐車地、ぐるっと一周8.2km、高低差900m程。

夏のアルプス以来しっかり歩いた感じがします。

今週末から12月。

沢はおしまいにして冬の準備に取り掛かりたいところですが、

能郷白山、まだ白くなかったから、もう一回くらいいけるかな?
(遠くかすかに見えた中央、南アルプスは真っ白でしたが)






加野内谷遡行・下降

2016-11-20 16:38:23 | 沢登り
山行日:2016年11月13日(日)

天気:くもり 稜線上・付近はガス、雨

山行者:単独です。

CT:駐車地7:58…加野内谷入渓8:07…巨木8:59…尾根10:22…下降開始10:46…

二俣11:50…炭焼き小屋跡(脱渓)12:02…駐車地12:29



久しぶりに記録のある沢を。

今日はこの谷。


出合の先まで楽々山道利用、そして入渓。


加野内谷は巨木が点在する癒しの谷で、ナメ・滝もポツポツと現れる。









(925二俣からは秘密の廊下風)

晴れ予報だけど、思いっきり曇り。

稜線付近はガスに覆われ雨まで降ってきた(><)


下降地点までは灌木の藪こぎあり…と思ったらスッキリ…の繰り返し。


(三角点ではないけど…県境石標?)

おまけにガスってGPS使っても迷う始末。

下降してすぐにお目当て発見!収穫します。


下降に使った沢は小滝しかなく下降向き。

二俣からチョイチョイで左岸に炭焼き小屋跡を発見。


ひょっとしたら…と思って辺りを見渡したらありました山道が。


遡行時にこれ下降するのちょっと難儀しそうだなと思った滝も簡単にスルー。

道はいつしかハッキリしてきて入渓したところまで続いておりました。

出来たらもっと晴れ間がほしかった!

でも濡れた谷もいいものです。

今の時期は落ち葉が積もってて濡れた感じがGood!

おまけに初物のオミヤゲまでGetできて幸せ。


粕川支流無名谷遡行・下降

2016-11-13 13:58:57 | 沢登り
山行日:2016年11月13日(日)

天気:晴れ

山行者:単独です。

CT:尾西集落8:39…465二俣9:03…左俣遡行…尾根10:30…尾根下降⇒右俣下降…

465二俣付近11:05…駐車地11:21



今回は先週の沢の尾根を挟んで東隣り、多分無名の谷。

入渓してすぐに堰堤、二基とも右岸からサクッと巻きます。

取水堰堤を過ぎ465二俣までは緩やかな流れ、魚影が確認できない。


しかし餌箱とか色々ゴミが落ちているのでエッサマンは入ってるんだろうな。

二俣から左へ入るといきなり滝。


尾西谷の滝に似ています。

小滝がちょこちょこ現れ期待させてくれますが、





(好きな光線具合)

ナメを最後にまたしばらく緩い流れに。

沢沿いに植林がちょこちょこ現れるんですが…

どうやって木を運ぶんでしょうね、林道もないのに。

もうないのかな…と思っていたら515二俣手前に7mクラスの斜瀑。


また暫くなにもなくヤブもあったりしてこのままフェードアウトかな思ったら

610辺りに8mクラス。


コース料理頼んだら間隔置いて出てくる感じ。

最後は斜瀑と言っていいのかナメというのか落差は全然だけど奥行きのある感じ。


右岸岩壁が威圧感ありちょっと圧倒される。

どんどん詰めていくと等高線が混んでいってヤバい感じ。

ひょっとしたら水なしの立派な滝、もはや岩壁が現れるかもしれないが怖いので支沢へ逃げる。

逃げる途中に別の支沢の滝?岩壁を見物。


15mクラス、水が流れてたらいい感じなんだけどチョロチョロだからなー。

詰めた支沢はとくに滝はなかったけどちょっと難儀したギャップがあったくらい。

先週も歩いた尾根に乗っかりドーナツ休憩後下る。

途中から右俣へ突っ込むが緩やかな流れで滝もない。

取水堰堤からは尾西の集落へ楽々ワープ。

先週は大外れだったので、今回はまあまあの沢といったところ。


尾西谷支流

2016-11-06 13:33:44 | 沢登り
山行日:2016年11月6日(日)

天気:晴れ

山行者:単独です。

CT:林道終点8:01…堰堤上二股8:05…(①沢)…尾根8:55…(①尾根)…尾根下降9:07…(②尾根)…

沢下降開始9:25…(②沢)…堰堤上二股9:47…(③沢)…尾根10:28…(④尾根・沢)…林道終点10:50



今回は以前から気になっていた尾西谷に入渓する際、堰堤上から見える支流です。

多分大したことないんだろうなぁ…

と思ってたんですが、気になって気になって。

三時から大切な用事があるのでサクッと済みそうなこの沢を選びました。

林道を車で進んでいくと、4人パーティの沢ヤを発見!

尾西谷は結構有名なんだなぁ…と思っていたら知ってる顔。

O垣ロー山のT橋氏、S田氏、K川♀氏、女性一名のパーティだった。

まさかこんな所でお会いするとは。

「今お前の話しとったんや」「一緒に行こうや」と言われる。

嬉しい誘いだったが、計画した沢へも行きたい。

涙を飲んでお断りした。

S田氏には「あそこは●沢やぞ」とあんまり聞きたくなかったお言葉を貰う。

堰堤辺りでお別れし、堰堤上のだだっ広い砂場を横断して支流へ。

とてもか細い流れ、魚影も確認できず。

たまにちょこっとナメとか超小滝と確認できるんですが…。

S田氏の「あそこは●沢やぞ」という言葉が響く。

源頭部に、水が流れとったらな…という汚そうなナメ?斜瀑?が二つほど。

最後のは登れずに左の尾根へ逃げる。

尾根上には熊さんの新鮮なユーエヌケーオーがあちらこちらに。

ドングリもあちらこちらに落ちている。

下降に使った尾根には面白い岩を発見。

リーゼント岩と名付けよう。

途中から支流を下降するもこれもハズレ。

あっという間に堰堤上へ。

かなり早く下山してしまったので尾西谷本流へ。

やはりこちらの谷は当たりです。

このまま4人パーティ追いかけて行ってもいいんですが三時から大切な用意がありますので。

途中から支流に入り先ほど下降した尾根に詰め上がる。

やっぱりこれもハズレ。

どうやら本流に良渓相になるための栄養を持っていかれ過ぎたようだw

しかし、気になったらずーっと気になって気になって仕方がない性分。

どんな沢なのか知ることができたのでよしとしましょう。


(表面に三角錐みたいな突起がいっぱいある岩)


(上の岩あっぷ)


(流れを遮る大岩三兄弟、崩れそうで怖い)


(リーゼント岩)

ナメとか滝とかより、ゴロゴロ転がってた?大岩の方が気になる沢・尾根だった。