goo blog サービス終了のお知らせ 

UMA君のお部屋

山遊びのページ

聖岳リベンジ成功! 芝沢ゲートからピストン

2023-01-04 10:54:42 | 山歩き…アルプスの山
山行日:2023年1月2日(月)~3日(火)

山行者:僕と山友K口さん

天気:二日ともに晴れ

CT:
2日 芝沢ゲート7:07…易老渡P8:13…便ガ島8:48…西沢渡9:30…

苔平13:04…標高2180m付近13:35(テン泊)

3日 テント6:25…薊畑6:53…小聖岳7:50…聖岳8:51(10分程滞在)…

小聖岳9:44…薊畑10:32…テント10:51~13:45…西沢渡15:55…

便ガ島16:42…易老渡P17:09…芝沢ゲート18:23

ヤマップ記録


(谷の奥に目指す聖岳が見えた。)


(日の出前に標高2180mのテントを出発。)


(トレースバッチシ!)


(昨年の撤退ポイント近くから聖岳を望む。)


(小聖岳辺りから聖岳を望む。)


(念願の登頂!リベンジ果たす。)


(山頂から赤石岳の大きな山容を望む。中央奥は白峰三山?)


(歩けなかったのが残念!左奥に奥聖岳。右奥に富士山を望む。)


(下山中眼下に上河内岳、奥にきらめく駿河湾を望む。)


昨年の正月に芝沢ゲートから聖岳に挑戦しましたが

薊畑から先、ノートレース股下~腰までラッセルという過酷さ、

同行者のアクシデントもあり撤退を判断しました。

今年の正月はそのリベンジということで再び聖岳をチョイス。

もちろん昨年の同行者も誘って。

二人でリベンジ果たそうと。

芝沢ゲートにはすでに5台が駐車。

丁度隣の車の人が様子をうかがっていて、聞くと光岳へ登る予定とのこと。

同行者がモチベーションダウンで迷ってるとのことでした。

僕らの方が先に準備完了して見送ってもらって芝沢ゲート出発。

朝一番の林道はカチカチに凍っていて、

これ昨年正月より凍ってる箇所多くない?って感じた。

スッテンコロリンしないように気を付けてお喋りしてたら易老渡駐車場に到着。

ここの休憩小屋入ったねって話しながら小休憩、

便ガ島は割とすぐなので通過して西沢渡へ向かう。

便ガ島から先、西沢渡までは地道なのだが

昨年二箇所あった林道崩落箇所は土砂が取り除かれ修復されていて安全に通過できた。

気のせいかもしれないが昨年より大きめの落石も少なく歩きやすいような…。

落石も掃除した?

西沢渡は簡易の木の橋を渡って対岸へ。

昨年は橋が凍っていて怖すぎて僕だけ四つん這いになって渡ったっけな(恥)

今年は全く凍っておらず安心して二足歩行で渡ることが出来ました。

橋を渡って一息入れて、いよいよ登りへ。

直ぐ上の廃屋にも話の花を咲かせて通り過ぎる。

登山道は所々雪や氷がへばりついていたので少し上がったところでアイゼンを装着。

雪が繋がりだしたのは大分登ってからだったけど、

滑ったら滑落しそうなところがちょこちょこあったので早めに装着してよかった。

ロープが張ってある滑落注意箇所は2回目でもヒヤヒヤ~できれば通りたくない!

両側切れ落ちてる痩せ尾根区間もあって奥美濃花房山の痩せ尾根区間よりマシだけど、僕的にはイヤ!

ゆっくりゆっくり急登を登って、大木広場の辺りまで来たら睡魔が襲ってきた。

同行者に時間決めてとお願いし10分程ゴロンとなって仮眠。

一瞬でしたが爆睡!朝早かったし眠たかったんだね。

ほんの10分程だったが仮眠したら睡魔とオサラバできてやる気が戻ってきた。

苔平まで来たらあとはテン場を探しながら登っていく。

同行者は早くテント張って一杯やりたいと言っていた。同感。

昨年テント張ったところは未整地だったので、パス。

さらに150mほど登ったところに丁度いい大きさの中古物件(整地済み)があったので

ここを今宵のねぐらにすることにした。

多少ボコボコしているのスコップで整地。

そしたらすぐに地面が出てきて今年は雪が少ないのだと思い知らされる。

出発前に年末聖岳へ登った記録を見ているのだが、聖平小屋を利用されている方がいることを知る。

薊畑からあそこまで下りていけるということはそれ程雪が深くないはず。

昨年は薊畑までしかトレースがなく、聖平小屋利用の記録も見なかった。

聖岳へ延びるトレースがまだ残っているならば登頂できる可能性が高い!と。

そんな期待を持ちつつテント設営をした。

今回は同行者の私物テント。

アライの3テン+雪山用外張り。外張りは今回初めてとのこと。

昨年は所属していた山岳会の4テンで中は広々だったが二人で使うには広すぎて寒かった。

アライの3テン二人で使うには丁度いい広さ。

二人並んで寝ても両サイド隙間が余りないのでエアマットから思いっきり落ちることがない。

ただ荷物を全部中に入れられないので余計なもの(リュックとか)はテントの隣にツエルトで包んで置いた。

午後から水を作り、酒を飲みながらクダラナイ話をしつつ鍋をつつき…気が付いたら辺りは暗くなっていた。

早めにシュラフに潜り、早朝を待った。

同行者は一度も起きず朝まで熟睡!?僕はいつものことなんですけど何度か目が覚めた。

目覚ましに起され4時半起床。急がずコーヒー飲んで朝飯食って6時半にゆっくり出発。

出発準備中に前日登頂をして下山してくる方がテントの前を通過。

トレースがあるか聞くとバッチリとのこと、

スノーシューはいりませんアイゼンで十分ですという情報を得て顔がニンマリ。

余計なものはテントに放り込んで、はじめっからアイゼン装着して出発。

昨年は薊畑へ延びるトレースは夜のうちに降った雪と風で所々消えかかっていたが今朝はバッチシ。

まあ、今朝会った下山者のおかげもあるだろうが。

薊畑に出るとテント一張り、聖平へのトレースも確認できる。

昨年はここから聖岳方面はノートレースだったが、今回はトレースばっちり。

というか明らかに結構な人が歩いている感じのトレース。

わざとトレースを踏み外してみたらそんなに沈まず

やはり今年は正月の時点でまだ雪が少ないのだと改めて思い知らされる。

周りを見渡すと地面から伸びる枯草の葉も見えるほど。

雪が少ないとはいえトレースを付けてくださった先人の方々には感謝の限り。

トレースははじめ稜線伝いだったが、やがて左に稜線を見て進んでいく。

昨年はほぼ稜線伝いにラッセルしてポコンの先の小さな鞍部で撤退したことを思い出す。

トレースは稜線から離れたところを登っていき、最後は夏道らしきところに上がっていた。

いよいよ樹林帯を抜けて小聖岳直下まで来ると雪が無くなって夏道が現れた。

所々積雪していたり、地面にへばりついているよなところはあるが概ね夏道が出て歩きやすい。

樹林帯を抜けると風が強くなると思われたが、思ったほどの風は吹いていなかった。

小聖岳から聖岳への本格的な登りに差し掛かるまでの区間が痩せていて

雪の付き方や風の強さによっては歩行が困難になると考えていたが、

自分の不安感が困難さを大きくしてしまっていたようで、実際は心配するほどではなかった。

痩せた区間を抜けると壁のように立ちはだかる聖岳。

しかしながら道は九十九折でそれ程急というわけでもなく安心して歩いていける。

ゆっくりゆっくり歩いていたら、先に標識と思われるものが目に飛び込んできた。

やっと、やっとだ…と思いながら頂に登っていくと途端に強風が吹き荒れていた。

山頂直下まで風なんてそれほど気にならなかったはずなのに山頂はすごい風が吹いていた。

立っていられる程なので風速20mは下回っていると思われるが、すごく寒い。

被っているバラクラバの口回りがこれまで何ともなかったのに

山頂部に足を踏み入れた途端バリバリに凍ってしまった。

同行者が少し間をおいて上がってきた。

同行者も山頂部の強風と寒さにびっくりしているようで、

スマホのカメラで写真を撮ろうとしたらあまりの寒さのため?電源が落ちてしまったようだ。

僕のスマホもタッチペンが全く効かず、僅かな間素手にして操作。

手が痛くて痛くて堪らなかったが、反応が鈍くなったスマホを操作して20枚程写真を撮った。

悠長に写真撮影は出来なかった。ゆっくりもできなかった。

天気はとても良く、眺望が素晴らしいのだが

ここに長居していてはいけないと感じてわずかな時間滞在して下山に移った。

本当は時間があれば奥聖まで足を延ばしたかったのだが強風と寒さでその思いは吹き飛んだ。

山頂から少し下ると嘘のように風が弱まる。

再びスマホを出して富士山などを撮ったがあまりの寒さのためかオートフォーカスがうまく動いて無いようで

遠くの景色などにピントが合わなかった。

出来たら休憩したかったが、風を避けて尚且つ滑落を避けたかったため小聖の先の森林限界辺りで休憩をとった。

名残惜しむように景色を楽しみながらテントへ戻っていく。

昨年登れなかった聖岳を登頂し何とも言えない満足感に浸りながら歩いた。

テントに着いたのは11時前、計画ではここでもう一泊して翌日下山する予定だった。

こんなに早いなら撤収して下山してもいいか…と同行者と話しつつテントで体を休ませる。

前日の鍋の具材がまだあったので、鍋を作って昼食とする。

鍋を食べていたら酒が飲みたくなって、持ってきたウイスキーに手が伸びる。

あーもう飲んじゃったから、今日は泊りだねーと話しながらマッタリ…。

今何時だろう?これだけゆったりしていたんだから午後に入ってもういい時間。

そんなことを考えながらふと時計を見てみたらまだ12時を過ぎたばかり。

お互い顔を見合わせ、冗談で今からテント撤収したら今日中に下山できるんじゃね?

同行者もその問いに酔いも覚めてきてるし下山中に酔いも完全に覚めるだろう…。

下山するか~?(笑)に同行者のOKサイン。

そこからまさかの撤収準備。

昨年のこと思い出し、テント場から西沢渡までは2時間半掛かるか掛からんくらい。

午後2時までに出発すれば暗くなる前に林道に辿り着けるだろうという算段で

2時前に下山開始した。

同行者は同じ量酒飲んでるのにもう酔いは覚めたよう、僕は若干残ってる感じ。

意識はしっかり?しているけど、足が疲れていてなんでもないところでアイゼン引っ掛けて何度か転んでヒヤヒヤ。

半分も下れば酒も抜けたようで?ちゃんとした足取りになってくる!?

やっぱ、酒を飲んだら山道歩いたらあかんわ、少しでも、反省。

なんとか明るいうちに西沢渡に到着。

まだまだヘッドライトが必要ではないが谷に日は差し込んでおらず真っ暗になるのは時間の問題。

そこから辺りは徐々に暗くなっていき、易老渡駐車場でヘッドライトを装着。

真っ暗闇の中でヘッドライトを点けて凍った道路を注意して歩くのは神経を使うようで、

芝沢ゲートに到着したとたんものすごい疲労感に襲われた。

昨年立ち寄った温泉で体を綺麗にして、回転寿司でお腹を満たして帰路についた。

家に着いたのは日付が変わる少し前、パジャマに着替えたらバタンキューでした。

聖岳リベンジ、成功して嬉しかったけど

登頂できたのは雪の少なさとトレースがしっかりあったことだと思う。

昨年のコンディションで登頂出来たらすごいけど、

まあ、ヨシとしましょう。

改めて山のご機嫌、誰かのおかげで登れたということに感謝しなくちゃ。

飲酒後に下山したのは反省。

少しの量でも、飲む前に飲んだら絶対下山しないとお互いに誓えばよかったと思った。

今年ようやく聖岳に登れたので来年の正月は違う山にスッキリとした気持ちで挑戦できます。

どこに登ろうかしら?







餓鬼岳~唐沢岳 餓鬼岳小屋名物ちらし寿司を食べに

2022-08-13 11:17:46 | 山歩き…アルプスの山
山行日:2022年8月11日(木)~12日(金)

山行者:僕一人です。

天気:11日曇りのち晴れ 12日朝方晴れ、のち曇り時々雨

CT:
11日 白沢登山口8:06…魚止メの滝9:06…餓鬼岳小屋12:24
12日 餓鬼岳小屋5:52…餓鬼岳5:55…唐沢岳7:39…餓鬼岳10:03…
魚止メの滝13:05…白沢登山口14:11

ヤマップ記録

今年の盆休みは南アルプス大井川東俣源流部を歩く予定でしたが天気が悪く、

予報が少しでも良さそうな北アルプスへ急遽変更。

南アルプス好きなのに…相性良くないです。これって片思い?

木金が良さそうだったので一泊二日でいきたいとこを考えたら餓鬼岳になりました。

もちろん目当ては夕食のちらし寿司。

餓鬼岳小屋カードもいいっすネ。

電話予約したらテン場は3張りまでで取り合いになるから小屋がオススメと言われ小屋泊にしました。

テン泊のお客さんもちらし寿司食べに来ると言われたのですがテン泊にしましたでも夕食頼めるんですかね?

特に記載はなかったような気はするけど。

白沢登山口は満車状態。

それでも登山口近くに一台分見つけて縦列駐車。

餓鬼岳登山道は大人のアスレチックと聞いていたのですがまさにそのとおりでした。

大滝までの道はほぼ沢伝いですが、

増水したら通れなさそうな河原歩きや、

高度感あるトラバース路、

山肌に付けられたトラバース橋は中々のスリルでした。

沢中に現れる滝の数々は花崗岩だけあってナメ滝が中心で見応え抜群でした。

大滝から大凪山までは激登り!

最後の水場で2リットル汲んだので肩にずっしりきました。

ちなみに水場の水は冷たくてまろやかで美味しい!

大凪山から暫く大人しくなりますがそれでも最初に度肝を抜かれて激登りで脚にきてるのでまあまあヘロヘロです。

百曲りをトボトボ登っていくと餓鬼岳小屋。

ここまでガスってましたが急に晴れてきました。

余裕があったら唐沢岳へ〜と考えてましたが余裕なしだったので翌日に持ち越します。

小屋で受け付けしたら餓鬼岳小屋カード貰えました。

展望のいいところで運び上げた缶ビールをプシュッとしたら

メチャクチャ吹き出して半分ほど無くなるというハプニング。

悲しくなりました。

すぐに小屋で冷え冷えの買いましたが。

ちょうど先に到着されていたトレラン単独男性1名と単独女性1名と

お話をしたらすごく盛り上がってしまう。

餓鬼岳の先の展望台へ一緒に行きましょうってことになり3人で展望台へ。

今山行でもっとも天気が良い頃で楽しめました。

翌日歩く予定の唐沢岳までの下見にもなりました。

小屋の方へ戻ってきたらちょうど晩御飯の時間でした。

お目当てのちらし寿司はホントに美味しかった。

たっぷり具が酢飯の上に飾られ見た目がグッド。

酢飯も具がちゃんと入ってるし、ちょうどよい酸味が食欲をそそる。

デザートのグレープフルーツも半分もあって嬉しい気持ちにさせられた。

最後に一本プシュッっとやって大満足の夕食を終えました。

寝床は本館から離れた小さな小屋を案内されましたが、

小屋に着いたときに出会った3人だけでしたので広々と使わせていただきました。

といってもそんなに広いわけでもなく布団5人分敷いてあって

入り口の僅かなスペースを除いたらいっぱいでしたが。

消灯まで3人山話や世間話に花を咲かせました。

ここで出会えたのも運命だったのかな?一

期一会かもしれないけどこういう出会いって大切ですね。

夜中に気になる足音が!最初トイレに行く人の足音かな?って思ったんだけど外の道を歩く音とはちょっと違う。

どっちかって言うと板の間や畳を歩く音に聞こえて…朝起きたら二人にも聞こえてたようで…なんだったんでしょうか?

朝食は肉じゃがメインの家庭的な朝食。

ご飯も美味しくってお代わりしてしまいました。

トレラン単独男性がまず先に出発して、次に僕が出発。

一晩だけだったけどホント楽しかった。

別れは寂しいけどお礼を言って後にしました。

朝方は晴れ間も見えたんだけど南西から雨雲が近づいてました。

雨雲が先か僕が先かで唐沢岳へ向かいましたがちょいパラッとしましたが本降り前に到着。

唐沢岳へ最後の登りが岩と砂礫の激登りでヒヤヒヤものでした。

一般ルートだけど難ルートかなって感じました。

山頂からの展望は素晴らしいものでしたが付近はコマクサの群生があり、

まだ花が残っていて可愛らしい見た目に楽しませてくれました。

激登りよりも激下りの方がヒヤヒヤで三点支持をしてクライムダウンしました。

これができないと餓鬼のコブ〜唐沢岳は厳しいかな〜。

戻る途中でついには雨が。

土砂降りにはなりませんでしたがまあまあ降ってました。

降ったり止んだりの天気でこれ以降は晴れ間は見えませんでした。

最後のトラバース橋だけは再び僕の肝を冷やしました。

鎖があるから安心だけどどうも好きにはなりませんでした。

すずむし荘でさっぱりして大雪渓酒造でお土産買って帰路につきました。

天気はあまり良くありませでしたが、念願のちらし寿司を食べ、いい出会いもあり良い山行だったと思います。

五竜岳 遠見尾根をピストン

2022-05-05 08:52:23 | 山歩き…アルプスの山
山行日:2022年5月3日(火)~4日(水)

山行者:山の会K口さんと僕の2人。

天気:二日とも晴れ、3日目夜から4日にかけて断続的に強風

CT:3日 リフト終点8:58…小遠見山10:03…中遠見山10:28…大遠見山付近11:19(テント泊)

4日 テント4:49…五竜岳7:13…テント9:10~10:24(テント撤収)…小遠見山11:20…

アルプス平駅12:05

ヤマップ記録


(西遠見山から五竜岳。)


(白岳へ登る先行者たち。)


(白岳へ登り。振り返り後ろに同行者。)


(白岳への登りから五竜岳を眺める。)


(五竜山荘から五竜岳。)








(五竜岳山頂直下の雪壁。)




(五竜岳から鹿島槍を望む。)


(五竜岳から立山連峰望む。)


(五竜岳から白馬三山方面望む。)


山岳会の仲間と二人で行ってきました。

エイブル白馬五竜スキー場からテレキャビン+展望リフトで一気に山上へ。

下界は雪全く無かったですが山上はまだまだ雪たっぷりで、

その雪を求めてスキーヤー&ボーダーが朝から列をなして上がっておりました。

リフト降りたらアイゼン装着し歩行開始。

地蔵の頭は登らず左から巻きました。

まずは小遠見山を目指します。

いきなりの急登でなかなかキツかったですがある程度登ったら割と緩やかな登り。

前日から夜のうちに雪が振ったようで薄っすら新雪が残雪を覆ってました。

小遠見山まで登るとアルプスの稜線が目の前に飛び込んできます。

左から爺ヶ岳、鹿島槍、目指す五竜岳に白馬三山。一気にテンション爆上がりです。

一日目はテン場となる予定の西遠見山手前までなので急がなくてもよいですが、

歩きだしせっかちなので同行者を何度か引き離してしまいます。

登ったり下ったりしながらと大遠見山までくると西遠見山辺りまでなだらかで割と広い尾根、

テン場適地が広がっております。

大遠見山山頂から僅かのところで右手にめちゃくちゃいい物件を発見!

3m四方に整地してあってブロックも四方に高積みしてあります。

ホントは西遠見山手前の池マークが付いてる辺りまで行きたかったですが、

こんないい物件他にないかもしれないので今日はここまでにしました。

スコップで少し整地してからテントを張って本日の山行は終了。

真っ昼間から持ち上げた酒とつまみで宴会して昼寝して、

夕方から水作りしながら二次会&夕飯して寝ました。

寝てたら遠くの方からドンドン音がしていたので外に出たら

下界で花火上がっていて上から見る花火もいいもんだなと思いつつ、

東の山の上で赤から白に変化しつつゆらゆら飛んでいる光はひょっとしてUFO!?

と思いながしばらく観察してからテントに戻りました。

夜空も月がなく満天の星空で良かったですね。

天の川は見えませんでしたけども。

夜中から断続的に強い風が吹いてテントが激しく揺さぶられ何度か起こされました。

深堀&雪ブロックですっぽり覆われたテントでしたが

あれだけ風に影響されたのはビックリでした。

翌日は3時20分に起床。

朝ごはん食べて必要なものだけパッキングして5時前に出発。

白岳へ出るまでは風は穏やかでしたが…。

大遠見山から西遠見山まではテント村が形成されていてざっと数えて20張りくらいありました。

白岳への登りは遠目からだとかなりの急登に見えましたが

近づいてみると遠目から見えた感じとは違って困難な感じではありませんでした。

白岳へ上がる最中、五竜岳から雪煙が上がっているのが見えたのですが

稜線へ上がると凄まじい風!

この日の予報では午前中はやや強い風で6時に15m/s、

12時に10m/sで午後から落ち着いてくるという感じでしたが、

断続的に15〜20m/sくらいの風が吹いており、

30m/sはいくんじゃないかと思われる風も吹き荒れておりました。

特に稜線上の小さなコルのようなところでは

体が持っていかれるような風で時折耐風姿勢で耐えながら進みました。

五竜山荘で小休憩を入れたら山頂までは一気でした。

途中絶対に落ちたら駄目なトラバースは雪面に向き合いピッケル使いながらのトラバース、

その少し先の小さな支尾根を跨ぐところまでの斜度のキツい登りがヒヤッとしました。

山頂への最後の登りは雪壁で、

先行する3人パーティが道を築いてくれたので楽させてもらえましたが、

正直いうとそれでもキツかった。

這々の体で山頂へ辿り着くと感無量。

先行3人パーティと後から上がってきた同行者と喜びを分かち合いました。

立山のあたりが雲かかってましたが天気は概ね良好。

アルプスの屋根の上に立ち、しばし絶景を楽しみました。

今回の山行、核心は五竜岳山頂からの下りだったと思います。

まずは山頂からの雪壁下り。

後ろ向きで慎重に下ります。

2つ目が支尾根を乗っこしクライムダウンするところ。

勿論後ろ向きですが、僕は岩の上に足を載せたら滑ってしまい1mほど落ちてしまいました。

1m落ちて止まったので良かったですがそこは絶壁の場所、

遥か下まで落ちたら完全にアウトで落ちた瞬間正直終わったと思いました。

止まってよかった…。

近くで見ていた3人パーティの一人に「怖かったでしょ?」って言われました。

怖いも怖いも死ぬかと思いました。

最後は落ちたらヤバいトラバース。

若干下り気味なので足がなかなか出ませんでした。

同行者は余裕に見えましたが僕は必死。

ビビリ症が出てしまいましたね。

ヤバい3箇所を通過したら疲れがどっと出てしまいました。

五竜山荘で小休憩を入れて下山開始。

白岳は直下をトラバースしました。

上から垂れ下がってる雪庇が崩壊しないかヒヤヒヤでしたが

先行者も山荘で引き返してる人もトラバースしていたので、

本当はあかんのやろうけど…と思いつつもついていってしまいました。

テント場までは一気下山で昼前到着予定がかなり早く降りてこられました。

テントで休憩してパッキングしたらテント撤収してテレキャビン乗り場まで下山開始。

前日と打って変わってトレースは多くの登山者で汚れておりグサグサ。

新雪は完全に解けて残雪だけとなり一部の登山道や中遠見山、

小遠見山山頂は雪がありませんでした。

スキーヤーやボーダーに気を付けながらゲレンデを下降。

ごった返すアルプス平駅まで何事もなく戻ってきました。

ヒヤッとする場面もありましたが濃厚な二日間でした。

GWはアルプスに登って今シーズン雪山終了としていますが、

今シーズンもちゃんと登頂できて締めくくりできたことを嬉しく思います。

下界に降りてから同行者とコーラで乾杯して登頂と無事下山を祝いました。

温泉に入り体をキレイにし信州サーモン漬け丼で腹を満たし長い距離を運転し

(同行者が長い区間運転してくれました。)帰路に着きました。

とても充実した二日間でした。

小聖岳 標高2470mで撤退

2022-01-05 16:10:04 | 山歩き…アルプスの山
山行日:2022年1月2日(日)~3日(月)

山行者:山の会K口さんと僕の2名

天気:両日とも晴れ、夜から朝にかけて風雪あり

CT:
2日 芝沢ゲート6:59…易老渡8:08…便ヶ島8:46…徒渉点9:51…苔平13:36…2050m付近13:44(テント泊)
3日 テント6:03…薊畑7:02…小聖岳2470m付近(撤退)8:34…薊畑9:40…
テント10:14~12:06…徒渉点14:03…便ヶ島14:48…易老渡15:12…芝沢ゲート16:15

山仲間と二人で行ってきました。

車は芝沢ゲートまで。

そこから便ヶ島までは林道歩き。

便ヶ島から西沢渡までは廃林道みたいなところを歩きました。

所々凍結箇所あり、廃林道?は崩壊箇所が何箇所かあり通過が嫌らしかったです。

渡渉点は手動ロープウェイありましたが少し上流の簡易な橋を渡りました。

ジグザグ路を少し登ると廃屋。

ここで下山者に会い状況を聞きますが例年より雪多くラッセルが大変だったみたい。

他に何人か入ってみえるようでしたが聖岳登頂は叶わず撤退したとのことでした。

この時希望を失った気持ちになりました。

少し登ったところでアイゼン装着。

苔平手前まで急坂や片側が切れ落ちてヤバいところなどが出てきて何度かヒヤヒヤさせられました。

本当は縦走路との合流地点辺りでテント張りたかったですが、

苔平付近のテント設営跡地を使わせてもらいました。

この夜は鍋をつつきながらの新年会で二人ながらも楽しく飲み食いしました。

この日は一日いい天気でしたが夜から朝方にかけて風と雪があり、

翌日トレースが消えかかっているところが長くありました。

翌日は予定より一時間早く出発。

縦走路合流地点で夜明けとなりました。

聖平方面はトレースあるように見えませんでした。

情報通り縦走路合流地点からわずかの登りでトレースは途絶えていました。

そこからすぐ先は股下〜胸までのラッセルが延々と続きました。

所々膝下のラッセルで済むところもありましたがほんの僅か。

二人で交代して進みました。

2478ピークを越え、鞍部を過ぎて小聖岳へ僅かに登って小休憩。

この時、同行者へ靴が濡れてないか足が痛くないか聞いたのですが

足の親指以外の指が最初痛かったが感覚がまったくないとのこと。

ピッケルのシャフトで靴の親指側を叩くと痛みは感じるが

その他は全く何も感じないとの回答。

凍傷一歩前であるかもしれないと思い、

行く気満々の同行者を説得して引き返すことに。

小聖岳へはまだ標高差200m程ありましたので、

雪の状況次第ではまだまだ時間がかかりそうですし、

靴が雪や風にさらされると更に悪化するのでは?と思い撤退を決めました。

テントまで戻り、靴下を乾いたものに代えてもらい

しばらく休んでもらったら何とか両足指感覚が戻りました。

時間がまだ早かったので昼一でテント撤収しパッキングして下山開始。

朝方まで降った雪で林道はほとんど真っ白に。

何とか日の入り前までに芝沢ゲートまで戻ってこれました。

今回、撤退ということになり同行者が落ち込んでいましたが、

雪が多くコンディションも悪かったので仕方がなかったのだと思いました。

指は感覚戻りましたし、これを次の機会に活かせればいいなと思いました。

来年リベンジしたいな。


(薊畑から見えた上河内岳)




(前にトレースはなく後ろには自分のトレース)


(2478ピークから見えた聖岳)


(ラッセル頑張るK口さん)


(撤退した付近で聖バックに)


(富士山チラッと見えました)

芝沢ゲート発着 易老渡から易老岳・光岳・イザルガ岳

2021-12-05 20:15:30 | 山歩き…アルプスの山
山行日:2021年12月4日(土)~5日(日)

山行者:単独です。

天気:4日くもり 5日晴れ

CT:4日 芝沢ゲート6:55…易老渡7:47…面平9:11…三角点11:46…

易老岳12:10…三吉平13:09…光岳小屋14:30(小屋泊)

5日 光岳小屋6:15…光岳6:33~6:53…光岳小屋7:01…イザルガ岳7:29…

三吉平8:15…易老岳9:16…三角点9:32…面平10:51…易老渡11:50…芝沢ゲート12:43

易老渡からの登山は初めて。

車は芝沢ゲートまでで易老渡までは小一時間歩き。

落石はあったけど通行は問題なさそうだった。

易老渡からはキツーい九十九折と尾根道続く。

2000m超えた辺りからうっすら雪が現れた。

朝から降ってる雪と思われる。

2100mを過ぎた辺りからカチカチ雪が現れ、足の置き方を考えないと滑る。

2回くらいズルっとしたのでアイゼン装着。

三角点過ぎた先の岩場の通過が嫌らしかったのでアイゼン装着して正解。

途中チラッと青空見えたので好天するかなって思ったけど予報は当たらず。

稜線は強い風が吹きっぱなしで空の雲は取れませんでした。

易老岳から最低コルの三吉平まで一気下り+小ピークの登ったり下ったり。

雪は大してありませんので登山道はっきりしてる所は道分かりやすく、

木が生えてない吹き晒しはトレース消えてました。

静高平へ最後の登りはここ迄でかなり体力を消耗してしまい、

少し登っては立ち止まり少し登っては立ち止まりの繰り返しをしながら登りました。

ホントきつかった!

地面が真っ平らになり木道が雪原から顔を出していたをなんだか嬉しくなりました。

もうきつい登りはないんだなって。

しばらく歩くと視界悪い中光岳小屋が見えまして

ぐるりと回り込んで冬季小屋の入り口に辿り着きました。

中は真っ暗と思ってたら窓に板は貼り付けておらず明るかったです。

1階二階部分両方使え広々としてました。

先行者と思われるザックが一つデポしてあり(この悪天候の中空身で光岳をピストンしたそう)他には誰もおらず、

入り口から近い二階部分の角を占領し、ジャケットスタイルから全身ダウンへ変身し、

寝床を作って少し仮眠しました。

暫らくしたら先行者の方が戻ってきて見えて日没前に2パーティがやってきました。

パーティは美味しそうな匂いがする鍋を作ってましたが

僕は簡単にレトルトカレーで済ませて、いい匂い嗅ぎつつシュラフに潜りました。

完全に眠りにつくまでに強い風で小屋の窓はガタガタ音が鳴ってましたが、

日付が変わる前にトイレに起きたときは風は止み、空は満天の星空が広がってました。

山へ来たらこれを見にゃ〜。

月が出てると下界と変わりませんが。

朝は早朝出立のパーティに釣られて早起きし、日の出前に光岳山頂へ向け出発。

この辺りは割と雪ありました。

日の出前に山頂へ到着し、わずかで御来光池口の方から登ってきた人と少しお話して光岳を後にしました。

小屋まで来ると小屋で一緒だったパーティの女性がおかえり〜してくれましたので

こちらもただいま〜を(笑)

小屋でも賑やかな感じでイイなぁと思ってた人でした。

ここでも少しお話ししてまたどこかでお会いしましょうと言って別れました。

復路はイザルガ岳へちょっと足を延ばしました。

噂通りの360度大パノラマ。

天気も相まってサイコーでした✌️あとはホント帰るだけ。

登りであれだけキツかった静高平への坂はよく締まった雪でアイゼンの食い込みよく楽しく下れました。

易老岳までの登ったり下ったりも前日と違い景色が楽しめる分、それほどキツさは感じなかった。

しかし易老岳から易老渡への一気下りは結構足にキマした。

凍ってる所があったので万全を期す為2000辺りまでアイゼンはつけたまま下りました。

易老渡に着いた時はヤレヤレでしたが芝沢ゲートまでの歩きが一番キツかったかな。

車のバックドアを開け座り込んだときがホントのヤレヤレでした。

一日目はいい天気ではありませんでしたが二日目はご褒美のような天気に

恵まれ南アルプスの景色と富士山や遠くの山々を眺めることが出来幸せでした。


(初日の稜線はこんな感じ。予報では午後から良くなるとのことでしたが。)


(広々、明るくて快適な光岳小屋。暖かかったらさらに〇…それは贅沢か。)


(二日目小屋付近から日の出前の富士山を遠く望む。)


(人生二度目の光岳は晴れてました。)


(光岳からご来光。)


(やっとこれたイザルガ岳。)




(兎岳、聖岳、上河内岳望む。)