どうも、今回の記事では、バーチャファイターにおけるプレイヤーの個性について述べます。
私が、何故これほどまでにバーチャファイターが面白いと思っているのか?
そのキーワードが、個性です。
これまでに私は、2D、3Dを問わず、主要な格闘ゲームは下手クソなりにプレイしてきた自負があります。また、格闘ゲームのみならず、プロレスゲームや野球ゲーム、サッカーゲーム、それにポケモンやボンバーマンなどで対人戦の経験を重ねてきました。
どのゲームにも、それぞれの良さや奥深さがあるのは無論ですが、不満もありました。
それは、人間と対戦しているにも関わらず相手から個性があまり感じられないことです。
まず前提として、対戦を楽しむ上で最低限の技術や知識が必要なことは、どのゲームにも通じると思います。何も分からないまま負け続けている状況で、その試合を楽しむというのは難しいでしょう。
ゲームが発売され、ある程度、攻略が進むと、その作品における有効な戦術や戦法が確立されていきます。多くのプレイヤーは、それを参考にしていきます。その結果、誰と対戦していても、相手の戦い方が似通ってくるのです。
2000年代以降インターネットが普及し攻略情報の拡散が早まったことで、この傾向はより強まったと思います。
もちろん、誰もが全く同じ戦法を採るわけではないですし、どのゲームでもCPU戦とは違った面白さが対人戦にはあります。
それでも、やはり相手による差異が感じられるゲームのほうが個人的には好みでして、それがバーチャファイターなど3D格闘ゲームだと個人的には思うのです。
3D格闘ゲームの特徴として、技数が非常に多く動きのバリエーションが多いこと、1つの状況において可能な選択肢が多いことが挙げられます。これが、ゲームの奥深さを支えているのです。
ある格闘ゲームのトッププレイヤーは「(2D格闘と比べて3D格闘は)各状況下での明確な正解の択が少ない」「バーチャファイターはキャラ対策よりも人読みが重要」と語っていました。
つまるところ、人によって動きに差が出やすいということです。
それは同時に、ゲームの難しさ・とっつきにくさの原因でもあると思われます。2D格闘ゲームと比べ3D格闘ゲームは、現在も続くシリーズ作品が4つしか存在しません(VF、鉄拳、ソウルキャリバー、DOA)。まあ、プレイする側だけでなく、開発する側にとっても労力がかかるのだろうと思います。
話が逸れてしまいましたが、対戦ゲームで自分らしさを表現したいという人に、バーチャファイターを是非プレイしてもらいたいですね。
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