goo blog サービス終了のお知らせ 

なんでもない毎日。

それなりに楽しい日々。

父と子、そして芽生え

2009年10月17日 | 大河
大河ドラマ「太平記」1話と2話を見ました。
やっぱり面白い!
高かったけど完全版DVD購入して良かった…

真田カワイイ真田カワイイ!と呪文のように唱えながら見てました(笑)
闘犬のシーン、犬にかまれたり、引きずり回されてボロボロになるんだけど、このシーンは真田だから撮影できたんだな、と何度見ても感心します。

子役達もちゃんと馬に乗って駆けるシーンがあって、流石に年少組には無かったけど、年長組には騎乗で太刀を合わせるシーンとかあって。
足利尊氏と新田義貞の出会いの場面なんだけど、この後に一色右馬介がやってきて、「若様はご無事ですか!若様はいずこに!?若様お手をお挙げください!!」とかって声を上げると、又太朗(尊氏)がはいっ!って手を挙げるの、あそこ可愛くて好きなんだよな。
ここで登場する御神体の木切れが、ラストまでの重要アイテムとなるのがまた上手い。

そして足利貞氏の緒形拳さん。
ほんとに素晴らしい。

「太平記」は見始めると止まらなくなる、おそろしいドラマです
今はDVDが手元にあるから、レンタルの時のようなハイペースではなく、じっくりと見進めて行けるのが嬉しい!

自分へのご褒美

2009年10月09日 | 大河
誕生日には間があるけれど、とうとう買ってしまいました。
大河ドラマ「太平記」完全版BOX1・2。
BOX1のみ密林に在庫があって、1万円ちょっと値引きされてたの
だから思い切って購入しちゃいました。

値引きされていても両方購入するとエライ金額になったけどね…。

でもこれで「独眼竜政宗」に続いて「太平記」もいつでも見る事が出来るようになりました

BOX箱付きのを購入できて良かった。
このBOXのデザインがまたいいんだよね~。
BOX1の月には北条の"三つ鱗"が描かれているんだけど、水面に写る月には足利の"二つ引き両"が描かれていて。
BOX2の月には足利の"二つ引き両"が描かれているんだけど、割れてるの!
なんて意味深なデザインなんでしょう…


でも「太平記」を見る前に、「炎立つ」の第3部を見なければ。
"甦る東北史"に追いつかれてしまった。

冥き稲妻

2009年08月31日 | 大河
「炎立つ」第二部を見始めました。
第一部のラストはもう

頼義は死ねばいい!!

と泣きながら罵ってた…真夜中に。
錆びた刀を、さらに岩に叩きつけて刃こぼれさせて、それで鋸引きにしたのだそうで。
ホント頼義は死ねばいいよ。

第二部に入ると、第一部で主役だった藤原経清の息子・清衡が主役に。
清衡の父親は藤原経清、母親は安倍頼時の娘で、前九年の役で父親と母親の実家・安倍一族が源頼義・義家と清原の連合軍に滅ぼされて。
その後、母親が父親の敵である清原武貞と結婚したので、養子として引き取られ、異父・異母の兄・真衡と、異父・同母の弟・家衡の三兄弟で育つんです。
フクザツな家庭環境です…。
義父・武貞の死後に家督相続を廻って清原一族でごたごたが起こり、そこに源義家が介入して後三年の役が勃発、最終的に清衡が勝ち残り、実父の姓・藤原に戻して奥州藤原氏がここに始まる、って話し。

母親は清衡が少年の頃に経清と安倍一族の敵を討つようにと言い聞かせ、その為には悪魔(清原武貞)との子を幾らでもひり出して見せる!なんて言うんだけど、時が立つにつれ家衡が清原の家督を継げれば敵討ちがなる、という風に考えが変わってきたようで。
母親からすればどちらの息子も安倍の血を引いているからね。
そのせいで清衡と母親に葛藤が生じ始めて…。
清衡からすれば自分と弟のどっちをとるんだ?って思うし、母親からすれば血の繋がった兄弟で力を合わせて!って思うし。
最終的に清衡と家衡の異父兄弟で戦って清衡が勝つんだけど、この母と息子の葛藤の行方はどう決着が着くのか。

第二部の最終回を見るのをドキドキしながら、本日レンタルしにお店に行ったら、なぜだかその巻だけ他の人に借りられていた
なんでこんな中途半端な巻を借りる訳!?
信じられない!!
お盆休み前後に、普段より大河ドラマのレンタル率が急激に上昇してたけど、「炎立つ」は誰も借りていなかったのに。
なんでよりによって第二部最終回の巻だけ借りやがるんだコヤツは。

今日までが100円レンタルだったので、泣く泣く第三部を先に見ることに。
第三部第1回のアヴァンで第二部のあらすじをやるんだよ(多分)。
そこを飛ばさないといけないじゃない…くそうギャラクターめ

黄海の戦い

2009年08月25日 | 大河
「炎立つ」を前九年の役の“黄海の戦い”まで視聴しました。
何度となく画面に向かって「源頼義なんて凍死しちゃえよ~」と呟いてました…。

多分、源氏の側から描かれた話しならそうは思わないだろうけど、この話しは相対する藤原経清側からの話しなので、どうしても「頼義…ギリッ」とか思っちゃうのです(苦笑)
阿久利川事件の辺りを見ている時は、ホントなんなのこの頼義って!って思ったよ。
この事件については、息子の義家が「やり方が汚い」って抗議するんだけど、その時の頼義の「おまえの為なんだ」ってセリフで、頼義側の事情も分からない事はないけど…この時に息子に向かって「もっとケガレなければいけない」って事を言い聞かせていたのには、流石にホロっときたけどさ。

平永衡を新沼謙治が演じているのですが、ちょっとセリフが聞き取り難い、というか、あれだ。
演歌の間奏部分でのセリフのように聞こえて、いつか歌いだすんじゃないかと(笑)
でも、阿久利川事件で源頼義に粛清された所は、その後の謙さんの演技もあって泣けたわ…。
いなくなったらちょっと寂しくなっちゃった。

この時代、関白は藤原道長の息子の頼通なんですね。
平安時代末期、摂関政治が終わる頃、院政が始まる前、武士が台頭し始める頃、なんですね。
そっか、まだ平安時代なんだ…
ドラマに道長の息子の教通を藤木孝さんが演じているのですが、「太平記」でも坊門清忠を演じていて、この方の演じる公家っていかにもって感じですごく良いわ

少しこの時代の事を調べてみて、お公家さん達に振り回されたであろう源頼義は大変な事も多々あっただろうなとは思いました。
でも、黄海の戦いで敗走している時に藤原経清とニアミスしたシーンで、何で経清はこの時に頼義を斬らなかったかなぁ!とギリッと思った(笑)
だってぇ…

北の埋み火

2009年08月20日 | 大河
「炎立つ」を見始めました。
藤原経清-藤原清衡-(藤原基衡)-藤原秀衡-藤原泰衡
5代の時代を描いたドラマ。
ここに安倍氏・清原氏・源氏が絡んできて。
とりあえずどれが誰なのかを把握しなくっちゃ

「真田太平記」の戦国時代から、平安後期まで一気に逆戻り。
最初に経清の時代よりさらに遡って、阿弖流為と母礼と坂上田村麻呂が登場。
阿弖流為が500名の軍勢と共に田村麻呂へ降り、京へ上って田村麻呂が助命を願い出るが、それが叶わず阿弖流為と母礼は処刑されて。
…「火怨」を思い出すわ
記憶では首は棚に置かれていたと思ってたんだけど、紐で吊るされてた。
この阿弖流為達の事を描いたのは、奥州がどんな土地なのかや俘囚がどんな人達だったのかを分かりやすくするためなのかな?
安倍頼良が都人の自分たち俘囚に対する態度に不満を抱いていたけど、阿弖流為の時代から何も変わっていないのかと思うと…。

よく知らない時代の話なので、この先どんな事が起きるのか、ドキドキしながら見進めていこうと思います。

生きる

2009年08月17日 | 大河
「真田太平記」視聴終了しました。
お盆休み中にDVD3枚レンタルして一気に。

素晴らしい原作があって、その原作の世界観を壊さないように製作されたドラマで、見ていて引き込まれてしまい、今宵はここまでって決めて見始めるのに、思わずそのまま見続けて夜更かしする日が幾日あった事か…。

信之兄の耐え忍ぶ姿が印象に残りました。
ドラマは松代移封(56歳くらい?)で終わってるけど、この後37年程生きて後継騒動なんかもあったりして、晩年まで何かと大変な人生だったんだろうなと。
相方から池波正太郎の「真田太平記」の続編「獅子」を読め~と言われた。
これならなんとか読めそうかな?

他にも丹波哲郎の昌幸カッコヨスとか、幸村と佐平次がもう…(涙)とか、又五郎をはじめとする草の者達の活躍とか、色々あったけど!
角兵衛が死ぬシーンでは、それまで訳分からん人とおもってたのに、ほろっときました。
お江はキラキラ星人でした…。

そして本日、ホンダムの中の人と、天地人の饅頭和尚の中の人が同じだった事にようやく気付いたアホがここに。
ホンダムの昌幸・幸村父子の助命嘆願で、家康に啖呵を切るシーンはかっこよかった…

大助の中の人が、「太平記」で足利義詮の中の人だったのはすぐに気付いたので、どうしても義詮が頭を過ぎる(笑)
義詮が上皇や天皇を置き去りにして逃げちゃったようなシーンが印象強くて、大助を見ていても何かポカをやらかすんじゃないかと思っちゃって。
大助はとても良い子ですよ!
あ、義詮がダメな子って訳ではないです。

ドラマでは伊達家は登場しなかったけど(阿梅を片倉重長に嫁がせたっていう滝川三九朗のセリフのみ)、幸村の息子・大八(ドラマには未登場)が片倉家に保護されて、仙台真田家として現在まで血を伝えている、ってつながりが良いんだよね~。


「真田太平記」これまた素晴らしい作品でした。
いつの日か原作にチャレンジ出来ればいいなぁ…>既に弱腰。
さて次は「炎立つ」ですよ。

樋口角兵衛

2009年07月25日 | 大河
「真田太平記」第16回『名護屋撤退』まで視聴しました。

角兵衛(榎木孝明)が登場すると、角兵衛だけが浮いているというか、ホラー映像のようで(笑)
くわっ!と目を見開いて、瞬きを殆どせず、斜め下45度を睨み付けてるから。
何をしたいのか、どうなれば満足するのか、さっぱり解らなくて、角兵衛が登場するたびに怖くって目が離せません(笑)

第16回で朝鮮出兵の話は終わりかな?
真田家は海を渡る事は無かったようで、名護屋での日々が描かれてましたが、すでにこの先に豊臣方と徳川方へ別れる予兆がでてきてました。
親子・兄弟でも“家”の事が一番の時代、“家”の事を考えれば袂を分かつ決断もせざるを得なかったのですね…。

忍びの面々も魅力的に描かれていて、やはりお江姐さん(遥くらら)がカッコイイ!
そしてそのお江の命を執拗に狙う猫田与助(石橋連司)が立派に変質者です!
なぜそこまで執拗に命を狙っているのか、現時点では一切明かされていないので、まるでストーカーのように思える…(笑)


暑さに負けず、この先もさくっと視聴を進めていきますよ

小田原評定

2009年07月21日 | 大河
おだわら-ひょうじょう【小田原評定】
〔豊臣秀吉に小田原城が攻められた時、城内の和戦の評定が長引いて決定しなかった故事から〕
いつまでたっても結論の出ない会議・相談。
goo辞書より


真田太平記の第11回「小田原攻め」、図らずも天地人で同じく小田原攻めを放送した翌日に視聴しました。
そこで天地人では描かれなかった“小田原評定”のシーンがありました。
真田太平記を見るまで“小田原評定”が何だったのか、すっかり忘れ去っていた馬鹿は私…。

豊臣秀吉が小田原城を取り囲んで、遊女を呼んで飲めや歌えやのドンチャン騒ぎをしている時、小田原城内では
家臣A:このままでは時機に兵糧が尽きるので降伏すべき
家臣B:徹底抗戦あるのみ!
氏政:伊達殿が味方してくれれば…
氏直:意地を張らずに大阪へ行ってれば…
と、結論の出ないグダグダな軍議中。

秀吉と家康が小田原城を見下ろしながら関東の連れション(ってナレーションが言ってたんだもん)している時、小田原城内では
家臣A:だから兵糧が底を尽いちゃうってば
家臣B:徹底交戦あるのみ!!
氏政:伊達殿がお味方してくれればのう…
氏直:やはり意地を張らずに大阪へ行っていれば…
とエンドレスにグダグダ軍議を続行中。

とっても解りやすく小田原評定が描かれてました(笑)

一回目の北条家の軍議を見た時は、なんでこんな結論の出ない軍議をしてるんだろう?って思ったけど、1ヶ月くらい経っても全く同じ軍議をやっていて、あぁこれが小田原評定か!って気付いて。
…ってもしかしなくともちゃんとナレーションが入ったかも。
このお陰で“小田原評定”とは何か、この先忘れる事は無いと思う。
いや~為になりました
ありがとう「真田太平記」


小田原攻めのきっかけとなった“名胡桃事件”。
真田太平記では秀吉の陰謀として描かれていて、その陰謀を知った真田昌幸の苦悩する姿を見て、涙しました…。
夏休みでレンタル料が100円となっているので、「真田太平記」さくさく見進めていくよ!

太平記

2009年06月27日 | 大河
大河ドラマ「太平記」全49回の視聴が終了しました。
これぞ大河!って思える内容でした。
「太平記」を本気でやるなら2年はかかると製作者の方がおっしゃっていたそうですが、確かに普通の大河のラスト付近はどちらかというと、主人公も年老いて内容もそれに伴って緩やかな展開になるイメージがあるのですが、この「太平記」はギリギリまで尊氏が戦ってました…。
というか史実では死ぬまで戦っていたようです。
天下が太平となるのは、最後のナレーションでも尊氏の死から40年後ってさらっと言ってました。
その間に尊氏の跡を継いだ義詮も亡くなって、尊氏の孫の義満の時代になってようやく。
こんな動乱の時代だったのに、学校の歴史では複雑怪奇な上に何かと“問題”があるからでしょう、全然こんな事があったなんて習った覚えが無いのです。
この「太平記」を見なかったら、こんな時代があったんだって事を知らずに過ごした事でしょうね。
危うくもったいない事をするところでした。

第1回にて幼少時代の尊氏が盗み見た祠のご神体が、要所要所に登場してラストにも登場するのですが、尊氏がこのご神体について語る時の内容が、その時々の尊氏の心境を表していて分りやすかったです。
そのご神体について最後に語るのが、直義を毒殺するシーンなんだもんな…(涙)

武の尊氏、政の直義。
これがもし逆だったなら、もう少し早く太平の世が訪れていたのでしょうか?
「太平記」を見るまで直義の存在を知らなかったので、尊氏も頼朝や家康のような人なんだと思い込んでいたのですが、まさかこんな“いい人”というかフラフラとしている人だったとは(苦笑)
一個人としてはとても魅力的な人だと思うのですが、これが征夷大将軍となると…周囲はたまらないかも(笑)

このドラマを見ながら、この時代について書かれた本を少々読んでみましたが、複雑怪奇過ぎて何が何やら理解しきれておりません。
面白すぎるよ!

大河ドラマ「太平記」。
まだ未見の方には視聴される事を強くオススメします。
教科書程度の知識しかなくとも、ドラマとしても素晴らしい作品なので!


さあて次は「炎立つ」を見るぞ、と言いたかったのですが「真田太平記」を視聴する事にしました。
いやもう今年の小川ドラマ(…ドラマとすら呼びたくない)の酷さにガマンならず。
同時代を描いた良作を見てストレス解消をしようと思いまして。
でも他作品を見ると、より今年の小川のガッカリな出来がはっきりと分るのがまたツライ…。

仲間

2009年05月26日 | 大河
レンタル屋さんの大河コーナーへ行くと、ちらほらとお仲間さんがいらっしゃるのが、貸し出し中のDVDを見ていると分ります。
一番最初に太平記を借りた時より、ちょっと増えている感じ。
その太平記、私以外に2名の方が視聴中の模様。
わぁ…来週辺りにうっかりするとブッキングしそうなんだけど
同志がいるのは心強いんだけど、視聴がストップするのはイヤだな。

現在「隠岐配流」まで見終わりました。
どの話も見ごたえ十分で、面白くて、時間があれば何度か繰り返して見てます。
あ、花夜叉のシーンでたまにすっ飛ばしてますが(笑)
貞氏と高氏父子のシーンがとても良いですね。
どれが一番って選べないくらい、この父子のシーンって大好きです。
貞氏が病に倒れて、高氏に父・家時(高氏の祖父)の『置文』の事を話して聞かせた後の
「四十年、これとの戦いであった…何度も思うた…なぜ源氏の嫡流に生まれてきたのか、と…徳なく才乏しくわずかに家名を保ってこの病だ」
ってセリフが印象に残ってます。
いや、他にも沢山あるんだけど!
勿論父子以外のシーンでもね、とにかくダメ出しする所がないのよ。

太平記は解説サイトさんがあるので、そちらで各話の解説を読みながら見進めてます。
この解説サイトさんあるお陰でホント助かってます。
学校の授業で習った程度で、殆ど何も知らない時代だから。
歴史ってあまり知らない時代も、キッカケさえあればこんなに楽しめるようになるもんなのですね。