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源氏物語 巻八

2020-04-22 | 読む

 

数年前から読んでいる源氏物語。

好きなミステリの合間に読むので、亀さん並みのノロいペース。

 

それに、登場人物の多さと地の文の間にはさまれた少なくない数の和歌の読解、

男女ともしょっちゅう泣き崩れるわ、光源氏の節操のなさにもあきれ返るし、で、なかなか感情移入できず

途中、何度も挫折しそうになりつつも

寂聴さんの解説に助けられながら、やっと宇治十帖までたどりつきました。

 

巻七で、光源氏が亡くなる「雲隠」の帖・・・

一言の説明も描写もないのには驚きましたが、そもそも

光源氏が亡くなってお話自体が終るものと思っていたので

二重の驚きです(笑)

 

寂聴さんの解説によると

宇治十帖とその前の三帖は、紫式部以外の人の手によるものという説もある・・らしく、

男性それも隠者の作、という説もあるらしいのです。

 

あら~これはまたおもしろくなってきましたよ^^

そのような説がでてくる原因として、文体や用語の違い、話の展開が前と後では違うという事が

挙げられるらしいのですが

もちろんyukienにはまっったくわかりません。

 

あと、二冊、がんばって読了したあかつきには、宇治の「源氏物語ミュージアム」に行こうと

思っていますが、読むのが早いか、開館が早いか、微妙な所ですね。

 

 



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