本のカバーを見て、
さて・・何の話だろうと思う。
そんな事も知らずに図書館で予約してる自分に???
ハテナをみっつ。
赤いネクタイと青いネクタイに、あまり似合わない
メリーランドという甘めのタイトル。
タイトルの下の名前を見て、
そうや・・前に読んだ「海辺の街」が良かったから
予約したんだった事を思い出す。
芸人を目指す若者たちとその友達、恋人、先輩芸人、
それぞれに健気で一生懸命で、
著者の暖かいまなざしがページの隅々まで満ちている。
いわゆる、ほっこりする小説というくくりの中の
どストライク。
漫才師をめざしている溝口クン、亡き父親が漫談家で、
カフェの女性店長の愛人だったこともあるモテモテの溝口クンに、
今はまってるイジョンソクくんを重ねて読んでしまった。
彼に憧れるチンチクリンの鹿島ちゃんに自分を重ねながら。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます