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五番目のコード

2014-07-14 | 読む


さかのぼること今年に入って3日目

つまり一月三日、うちの男子達がラグビー観戦に行くと

いうので、私はおひとりさま初詣、住吉大社に行った。


昔はよく三人で行ったなあ~ってラグビーの方ね

いつも誰かが風邪をひいたけど。


そこそこ新年らしい賑わいの車内で物思いにふけりながら・・

駅についた時点で、なんかいやーな予感。


想像をはるかに超えたものすごい人!ひと!ヒト!


しかしここまで来たのにいまさら引き返すのもしゃくだし

それに正月早々後戻りっていうのもなんだしなあ。。


と思いつつ、人波に身を任せ・・・任せとくと

波が境内まで連れていってくれるという便利なんだか

めんどくさいのか、わからん状態。


日本中の屋台が並んでるのではないかと思うほどの

数の屋台を横目でながめながら、

牛歩で約30分、とりあえず一つお参りをした。


そこが本殿かなにかわからなかったけれど

もう~そんなことはどうでもいい、早くこの場から

逃げたい一心で。


でもよくよく考えれば、大阪で毎年一二を争う人出の神社

なのだから当たり前の光景なんですね。


安易に住吉さんに決めた私がアホでしたわ。


気を取り直し、心を落ち着かせるにはやっぱり本屋さん!

とばかりに飛び込んだ天牛書店でみつけたのが本書。


ここまでがすごく長い前置き(笑)


新古書で200円也!とお得感もマックス。

これで内容もgood!とはいかんやろ・・と思いつつも

これが、オーソドックスながら良質なミステリだった。


登場人物が少なめで1人また1人と殺されていくのに

犯人が絞れない。


この著者の他の作品も読んでみたくなった。


買ってから半年以上・・本棚でいい具合に熟成された

ビンテージミステリでした^^





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