goo blog サービス終了のお知らせ 

エジプト・トルコ旅行2008 全100話 写真1000枚!

エジプトとトルコへの初回訪問(2008年7月)!カルチャーショック満載の旅、すべて見せます、綴ります。全100話!

チャイ&トルココーヒー

2008-12-25 | トルコ料理 スイーツ レストラン
チャイは、トルコ人には欠かせない飲み物だが、一口にチャイといっても色々種類がある。

良く飲まれるのは、「エルマ・チャイ」(りんごのチャイ)

トルコで良く冷やしたエルマ・チャイをサービスされたが、真夏の猛暑の中の観光で乾いた喉に、甘酸っぱい爽やかな味が美味しかった。


これは、パムッカレのお土産屋さんで買ったものだが、りんごをただ細かく砕いてそのまま乾燥させたもの。
お鍋か、やかんで煮出してから飲む。

ほんのり甘くHOTでも自然のりんごの香りが効いて美味しい!



トルコには、チャイを煮出すための専用の2段重ねのやかんがある。

正しくは、上段のやかんでチャイの葉を蒸して、下のやかんの熱い湯を沸かし、お湯が沸いたら上のやかんにお茶の濃さを調節しながら入れて飲む。

綺麗なチャイグラスのセットが、いろいろと売られていた。

チャイグラスは、チャイの色を楽しむため透明で、チューリップの形をしている。

持ち手がついていないので、レストランでチャイを出されても熱くてグラスを手に持てなかったが・・・どうして取っ手がつく形に進化しなかったのだろうかと思ったが、やはり、チューリップの形にこだわったのだと思う。


チューリップは、トルコから世界に伝わった!!!

トルコでは、6世紀頃から栽培され、オランダには、16世紀頃に伝わったという。



チャイは、フルーツで作られるものも多い。

下の写真の赤い箱は、ザクロのチャイ。
トルコはザクロの名産地。100%ザクロジュースがお土産物店に大抵ある。

ザクロを皮ごとそのまま乾燥させ砕いたものも売られていたが、こちらは粉末タイプのもの。ゼリーにすると真っ赤で綺麗。

赤い箱の隣は、アーモンド。殻つきのアーモンドを初めて食べたが美味しかった。
エジプトもトルコもナッツ類が豊富で美味しい。





下の写真は、アンカラエキスプレスに乗る前にレストランで飲んだ「トルココーヒー」
トルココーヒーはブラックで飲む。
ミルクやお砂糖やスプーンはついてこない。
(おもしろいことに、チャイにはスプーンがグラスに入れられて出てくる)



トルココーヒーも、チャイ同様、お鍋で煮出して飲む。

ジェズヴェというトルココーヒー専用の柄の長い片手鍋で煮出してから、上澄みのみを飲む。
豆は、アラビア豆できめ細かく粉にしたものが使われる。


レストランでは、たいてい上の写真のような小さなデミタスカップで出てくる。
ちょっとどろっとした感じの、濃いコーヒーだが香りが独特でくせがある。

豆が日本であまり流通していない豆のように感じたが、帰ってきて調べたら豆を挽く時にカルダモンで香りをつけることもあるとあった。


オスマントルコ帝国時代から飲まれ、宮廷の儀式にもトルココーヒーを丁寧に入れることが取り入れられていたらしい。

細かい泡が多くたつように入れるのが良い入れ方だという。

トルココーヒー占いというのがあり、飲み終わった後のカップを受け皿に裏返して
粉が乾くのを待ち、カップの側面に残ったコーヒーの粉の形で運勢を占うのだそうだ。


トルコでは、トルココーヒー以外の普通のコーヒーは一般にネスカフェと呼んでいて、どこのメニュー表にもネスカフェと書かれており、カプチーノなどのメニューはあったが単にコーヒーというメニューはなかった。でも、ネスカフェって、ネスレの商品名なのに・・。  
コメント

もちもち!トルコのスイーツ

2008-12-17 | トルコ料理 スイーツ レストラン
トルコには「もちもち」っとした食感のスイーツが結構多い。

トルコスイーツの定番「ロクム」は、
ナッツ類を求肥(ぎゅうひ)のような感触もので固めたお菓子だが、
日本の「ゆべし」や「ボンタンアメ」に、とても良く似てもちしているし、

「ガザンディビ」という焼きプリンも、
プリンらしからぬ不思議な弾力で、異様なもちもち感がある!


そして、のび~るアイス「ドンドルマ」も、もっちもち!


下の写真は、アーモンドの「ロクム」。
アーモンドはカリっとしているが、まわりはぎゅうひのような噛み応えで、もちもち!


これは、クムカプのレストランの店頭屋台で売られていたさまざまなナッツの「ロクム」。
ピスタチオ、アーモンド、クルミ、ピーナッツ、へーゼルナッツ、ゴマなど、ロクムは種類が豊富。

パムッカレの近くのお土産屋さんには、「バラ」のロクムも売っていた。

添乗員のIさんが、「ロクムはピスタチオが一番人気です」と教えてくれた。
Iさん自身も自分用、エジプトで待っているスタッフへのお土産用としてたくさん買っていた。


カッパドキア近くで通った「ドンドルマ」を売るお店。
日本語で「のびるアイス」と書かれていた。食べて見なかったが、
攪拌棒に絡めこんなに高く上げても切れないほど、超もっちもち!


サイハイランというラン科植物の根の成分がこのもちもち感を作り出している。


下は「ガザンディビ」というトルコの焼きプリン。
トルコ周遊中何回も出てきたが、未体験の食感だった。
友人Nさんも、「これな~に?」と不思議な味と食感に首をかしげていた。

この焼きプリンには、意外なものが入っていた。
なんと鶏肉の繊維が入っているそうだ!
クイズだったら正解できる人は少ないのではないだろうか。



もちもちの他に、もう一つ、トルコのスイーツで感じることは、「とにかく超甘い」!



エジプトのスイーツも、やはり超甘かった!イスラム圏のスイーツはどこでもこんなに甘いのだろうか。
ラマダン明けにはどこの家庭でもスーツが用意されるというが、こんなに甘かったら血糖を一気に上げてしまう気がするが・・・。。


これは、ただでさえ甘い丸いカステラが、たっぷりのシロップに浸されたもの。




また、トルコのスイーツはミルクを使ったものも多い。
濃厚ミルクのライスプディングも人気。バスで移動中に立ち寄るお店などでもメニューにあった。



ピスタチオのグリーンが、よくトッピングに使われていた。





これはバス移動中に寄ったお土産屋さんのキャンディー類。










カッパドキアのホテルで、シューに温かいチョコレートをその場でとろ~りとかけてくれた。


コメント (2)

トルコの料理いろいろ

2008-12-16 | トルコ料理 スイーツ レストラン
ホテルでのディナーのバイキングは、いろんなトルコ料理が種類豊富に用意されていて、どれも少しずつ味をみてみようと思ったが食べきれないほど種類があった。



いろんな野菜のヨーグルト和え。ヨーグルト和えは、いつも必ず何品かある。塩味で、さっぱりして肉料理によく合う。



「ビベル・ドルマ」(ピーマンの肉づめ。米も入っている。)
ドルマとは、詰めるという意味。肉詰めはトルコでポピュラーな料理。


「アラハルク・タワ」(マスを焼いたもの)と
「サーデ・ピラウ」(松の実が入ったピラフ)ピラフのことをトルコではピラウという。





放射状にきれいに並べられたイワシは、トマトとオリーブオイルでソテーされたもの。
手前は、鶏肉に野菜をはさんで巻いた煮込み。やわらかく美味しかった。



レタスのヨーグルト合え。野菜をヨーグルトで合えたものは良く出る。


「イェシル・ビベル」(緑色のしし唐辛子)のオリーブオイルソテー。


2皿ともナスのソテー。ヨーグルトをかけて食べる。



生野菜や赤カブ、きゅうり、豆などのピクルスのいろいろ。



「エトリ・エキメッキ」(薄い生地に挽肉がのったトルコ風ピザ。コンヤ名物。)



野菜の角切りサラダ「チョパンサラダ」。
たっぷりのオリーブオイルや香草で合えられていた。


「チョプシシ」(小さな肉の串焼き。串焼きは何本でもOK。エフェソス名物。)
添えられているのは、葉を巻き込んだトルコ風パイ。


新鮮野菜のサラダ。ルッコラやミニほうれん草、黄ピーマンなど。


ドレッシングとして、必ずヨーグルトをかける。





ドネル・ケバブ。(ケバブを削いで数きれお皿に盛られてくる)
トルコのつけ合せポテトサラダは、徹底的にマッシュされ、クリーミー。




これもドレマ(肉詰め)
赤ピーマンのドレマとなすのドレマ。オリーブの実が添えられている。





壺焼き料理。
羊肉、トマト、豆類、オリーブなど。


インゲンとオリーブのソテー。






これは朝食。ウインナーにポテトフライにハム&エッグプディング。そして、ヨーグルト。



カッパドキアのホテルのブドウとモモ。アイワルクのホテルでもブドウとネクタリンが「ご自由にどうぞ」とこんな風に用意されていた。ここのフルーツも美味しかった!



今回の旅行は、全食事付きのパッケージツアーであり、旅行会社は一応行く先々の名物料理を味わえるお店を案内してくれているようだった。
自分でレストランを選ぶ楽しみはなかったが、おかげで街のレストランからホテルバイキングまで、朝、昼、夕食とも色々なところで色々なトルコ料理に接することができた。

スープ類など、写真に映していない料理もまだまだある。

トルコ料理は、フランス料理、中国料理と並んで世界三大料理の一つと言われるが、「トルコ料理は野趣あふれる料理」というのが、たった1週間程の滞在での印象ではあるが、私の感想。



トルコ料理には、フランス料理や中国料理のような芸術性はあまり感じられないが
、雄大な大地の匂いと太陽のぬくもりを感じさせる包容力がトルコ料理にはあると思う。


もともとトルコ料理のルーツは、祖先である遊牧民の料理なのだろう。

どこか人間のサバイバル精神を目覚めさせられる感じがする。

羊の肉を使ったケバブ料理や、新鮮な羊の乳から作るヨーグルトやチーズ、そして肥沃な土地でとれるオリーブや小麦や新鮮な野菜の数々・・・

車窓から見えた大草原を思い起こさせるこれらの野趣溢れるトルコ料理を、日本でなかなか味わえないのは、残念。



これは、トプカプ宮殿の中にあるボスフォラス海峡に面したレストランのショーウインドー。
コメント (2)

小麦が違う?トルコのパン

2008-12-15 | トルコ料理 スイーツ レストラン
「ねぇ、ねぇ、トルコのパンって、美味しいと思わない?
きっと、小麦がちがうのよ。トルコの小麦が美味しいからトルコのパンが美味しいんだと思う!」

と、友人のNさんはトルコ旅行中、食事の度にパンに注目していた。

確かに、パンに漂う良い匂い、そして口に含むとなぜか大らかな気持ちになれるような優しい香り・・・・トルコのパンには、大自然に生きていることを自覚させてくれる力があるような気がする。






トルコにもいろんなパンがあるが、よく見かけるパンは、

「エキメッキ」・・・フランスパンのような外がかりっと中がしっとりしたパン。

「ポアチャ」・・・中にチーズやジャムなどの入った調理パン。

「ユフカ」・・・ナンのようなモチモチしたパン。

他にも、トルコ人は、ゴマがまぶされているドーナッツパン(シミットという)を良く食べる。
街のあちらこちらで、このシミットの移動販売を良く見かけた。


そして、

トルコには、これらの美味しいパンをさらに美味しくするチーズやバターがふんだんにある。

12月13日ブログに書いたように、チーズの種類は実に豊富でパンの食べ方も楽しみ方いろいろ!

原料も羊、ヤギ、牛といろいろ、色も真っ白から、黄色、オレンジ色といろいろ。



バターもたっぷり塗ったりする。

大皿に盛られ、豪快に用意された地元産のフレッシュバター。





これは、イスタンブールのホテルで出された、中にクルミやアーモンドが入った香ばしいパン。



トルコでは、パンが主食。

レストランやロカンタ(大衆食堂)では、大抵、パンはたっぷり用意されているしお変わりもできる。

お水は有料だが、パンは食べ放題なのだ。

これは、バスで移動途中にトイレ休憩で寄ったロカンタだが、
各テーブルの上には、あらかじめカットされたエキメッキがいっぱい入った密閉容器が準備されていた。

コメント

工夫がいっぱい!トルコのチーズ・ヨーグルト

2008-12-13 | トルコ料理 スイーツ レストラン
トルコの食事には、乳製品特にヨーグルトとチーズが、毎日必ず食卓に何品か並んでいた。

一口にチーズ、ヨーグルトと言っても、こんなにバラエティーに富んでいるのかと驚かされる。

もともと遊牧民が祖先のトルコ人にとって、家畜の乳を大切にし工夫しながら日々の食事に取り入れることは当たり前のことなのだろう。


ヨーグルトはトルコが発祥の地で、
隣国ブルガリアにはトルコから伝わり、その後世界に広まったとも言われている。

アイランという、塩味のヨーグルトドリンクもトルコでは良く飲まれている。


下の写真は、手前に写っているハム以外はすべてチーズとヨーグルト。


香辛料が練り込まれているもの、生香草を細かく刻んで混ぜてあるものなどバラエティーに富んでいる。

意外にあっさりしていて、軽い塩味で低脂肪な感じがした。

カッテージチーズのようにぼそぼそしたもの、クリームチーズのように滑らかなもの、また、かたくてしっかりした食感のものなど色々あり、発酵の時間や仕方も色々なものが味わえた。

いろいろな香辛料を上から振りかけてあるものもあった。

軽く細長く握ってお皿に放射状に並べてあったり、さいころのように四角く切ってあったりと盛り付けも工夫されている。


ヨーグルトにかけるシロップ漬けのフルーツや、干しアンズ、レーズン、刻んだナッツなども用意されていた。




下のピンク色のもチーズ。
手前のは刻んだきゅうりを白いチーズに混ぜ込んで丸めたもの。さっぱりしている。
(エジプトでも、きゅうりのヨーグルト和えがあった。)

どれも味や食感、コクがちょっとずつ違って楽しい。




左のは、薄ピンクに色の着いたぼそぼそしたチーズに、黒ゴマとクルミを細かく刻んだものがトッピングされていた。
右のは、しっかりしたチーズ。正方形に切ってわんさか並べられていた。


下の大皿の変わった形のものもチーズ。羊乳のチーズらしい。
真ん中のは数種の香辛料が振りかけられている。
ローズマリーやミントの香りもさわやかでチーズに意外に合う。


下は、三角形に切られたクリームチーズ。
うっすら塩味で、フレッシュで素朴な味。



トルコはサラダにもヨーグルトをドレッシングとして使う。

ヨーグルトには、香草ミントを混ぜてあったり、ニンニクを混ぜてあったりする。

そのヨーグルトにこんなトッピングも。
右のは、発芽しかけた豆を茹でたもののようだった。薄皮がついた状態だがやわらかい(ヒヨコ豆かな?)
左のは、干しブドウ。



そして、

なんと言っても、このお店(パムッカレからカッパドキアへの途中で立ち寄ったお店)の自家製ヨーグルトが最高だった!



店員さんの目の前にあるのがヨーグルト、そして陶器の大きな器に入っているのは・・・・

珍しい「松」のハチミツ!


このお店では、ヨーグルトにこの「松」のハチミツをたっぷりかけて、さらにその上に「ケシの実」をパラパラっとかけてられている。

いずれもここの農園でとれたものという。

口に含むと、濃厚なコクと程よい酸味のクリーミーなヨーグルトに、松のハチミツの優しい甘みが広がり、適度にプツプツっと感じる細かいケシの香ばしさが加わって、楽しくなる美味しさ!

忘れられない味だった!

コメント

素朴が光る!トルコのオリーブ

2008-11-24 | トルコ料理 スイーツ レストラン
トルコでの食事には、いつもオリーブが添えられていた。
それらは色も形も大きさも不揃いでただボールに盛られただけのオリーブだったが、どれもトルコ地元産とのこと、何よりのご馳走だと思った

私は日本ではこんなにたくさんの種類のオリーブをいっぺんに味わったことはなく、食事時ふんだんに並ぶオリーブの数々をつまむのはトルコならではの楽しみのひとつだった。
口に含むと実から爽やかで旨みのある油分と大地を感じさせる素朴な香りがじわっ!
太陽の日差しを燦々と浴びて育ったオリーブの、この味わいはなんとも言えず美味!

香辛料がふりかけてあるところもあった。そばにはいろんな種類の白チーズも置いてあり、そのチーズとこの香辛料オリーブが良く合う。

トルコのあちこちでオリーブ畑は見られるが、特に多かったのがエーゲ海沿い。
燦々と太陽を浴びてどのオリーブもこんもり繁っていた。


オリーブには、カルシウム、ナトリウム、カリウムなどのミネラル分の他、ビタミンA、B、C、E、繊維質、スクワラン、ポリフェノール、オレイン酸、リノレン酸等が含まれる。
特にオレイン酸(一価の不飽和脂肪酸)は、善玉コレステロール(HDL)を下げずに悪玉コレステロール(LDL)を減らすため、メタボの人にも良い。動脈硬化を予防し、血糖値の上昇を抑える働きもあるという。
オリーブを日常的に摂っている地中海沿岸やエーゲ海沿岸地域の人々は、心筋梗塞や動脈硬化になる率が明らかに低いというエビデンスがある

エクストラバージンオイルは、酸度(遊離脂肪酸の割合)0.8%以下と基準が決められているが、オレイン酸の含有率が最も高い。80%ぐらいある。
(ちなみに他のオレイン酸含有率はサラダ油約48%、菜種油約59%、コーン油約35%、サフラワー油約13%)

トロイからエフェソスへ向かう途中、
エクストラバージンオイルとオリーブ石鹸をお土産に買った。
酸度0.4%の表示があった。




オリーブの種類は世界に1200くらいあるらしい。トルコのいろんなオリーブをちょっとずつ食べてみたが、食感、香り、ほのかな渋みや甘み、コクなどが微妙に違う。どれも口に広がる素朴さがあった。

トルコはオリーブ畑が多いが、その収穫量は世界2位~4位と毎年上位を占めている。

トルコでは古代から食されていているオリーブだが、日本にオリーブが入ってきて今年で100周年とのこと。
国内一の栽培地小豆島では、今がちょうど収穫時期とか。
日本でも限られた土地だけではあるが絞りたてもエクストラバージンオイルが味わえることは嬉しい。
コメント

トルコのすいかアート!

2008-11-13 | トルコ料理 スイーツ レストラン
アイワルクのホテルで、夕食はバイキングだったがそのバイキングスペースに、こんな楽しい「すいかアート」がディスプレイされていた。(上の写真)

カッティングが細かくてデザインもとっても素敵!
写真の左右両端のすいかにはたくさんのバラの花細かく彫刻されているが、さらにそのすいかのてっぺんにフサがつけられていたり、まわりに植物がさしてあったりしてなんともユーモラスでディナータイムを楽しくさせてくれた。

このような「すいかアート」は、トルコの他のホテルでもみることができた。
下の写真は、カッパドキアで泊まったホテル。ディナータイムにレストランの一角で職人さんが、彫るパフォーマンスを公開中だった。


私たちが「鳥かなぁ・・?」などとつぶやいていると、「まだ途中だけど・・・」と言いながら、カメラに向けて経過を見せてくれた。


ディナーを終えて、再び通った時には鳥の首あたりが細くカッティングされ羽も大きくなってきれいな「鶴」になっていた。おまけに私たち日本人への気遣いをしてくれたのか鶴の隣にはちゃんと「亀」まで彫って添えられていた!職人さん、ありがとう!


エジプトでもすいかを運搬しているトラックやロバなど良く見かけたが、トルコでも下の写真のようなトラックを良く見かける。(トロイからアイワルクへ行く途中に写した写真)


そして、すいかはこのように皮をまるごとそぎ落としてからカットされて出されることが多い。
トルコのすいかはどこで食べても甘くて美味しかった!



パイナップルのような形だが、ピンクの濃淡が活かされて中からほのかに明かりのこぼれるランプのよう。




目でも舌でも堪能させてくれる、愛すべきトルコのすいか。きっといつまでも忘れない。
コメント

アニス香るトルコ地酒「ラク」

2008-11-04 | トルコ料理 スイーツ レストラン
トルコで一番飲まれているお酒は「ラク」ということを今回の旅行により初めて知った。
アタチュルク大統領も、「ラク」を愛し、毎晩のように飲んでいたとも言われている。

私は初めて「ラク」を口にした。



独特の香りが鼻をつき、ウォッカを口に含んだ時のように舌から喉に灼熱が走った。
アルコール分は、45度。 全くの無色透明だが、水で割ると途端に白く濁る。


「この香りって何だっけ?・ピクルスにも使うあれ、インド料理レストランで小皿に入れてある香辛料のあれ・・・う~ん何だっけ?・・・そうだ!ウイキョウの香りだ!フェンネルだ!」
と自分なりに香りを特定した。

が、しかし、・・・これは半分正解で、半分正解ではなかった。

「ラク」の香りは、確かにウイキョウ(フェンネル)の芳香成分には違いなかったが、ウイキョウ(フェンネル)ではなく、「アニス」という植物の果実からとったものだった!(どちらにも、芳香成分としてはアネトールが含まれる)

アニスを調べてみたら、ウイキョウと同じセリ科の植物であり、葉も花も実もウイキョウに良く似ていた。

古代ギリシャ時代から薬草(母乳分泌促進、健胃、駆虫、去痰など)として使われていたというが、ウイキョウが現在でも大田胃散や仁丹に使われているくらいなので、アニスもきっと口臭解消や健胃剤として今でも使われているのではないかと思われる。

ギリシャのお酒「ウーゾ」やフランスの「ぺルノー」の香りもアニスだった。(「ラク」が原形らしい)

これらのお酒が水を加えると白く濁るのは、アニスの芳香成分アネトールがアルコールには溶けても水には溶けないから。
それでトルコでは白く濁る「ラク」を「ライオンのミルク」とも呼ぶ。


どうやって造られるのか調べてみた。干し葡萄が原料だった。


  まず、干し葡萄を刻み水を加えて、アルコール発酵させる

→ これを蒸留すると、アルコール度95%の液体となる

→ これにエチルアルコールを加えて混和し、アルコール度を下げる

→ それをさらに水で薄めて、「アニス」の果実からとった精油を加え、再度、蒸留する

→ 少量の砂糖を加え、水で薄めたものを1ヶ月間寝かせる


トルコをバスで走っていると確かにブドウ畑は多い。そして、もちろんワインも造られていてカッパドキアワインも有名(試飲して来た!)だが、わざわざ干した葡萄を使ってこんなアルコール度数も香りも強烈なお酒を考えるなんて・・・葡萄が不作の年に保存してあった干し葡萄から工夫したのだろうか?

このくせのあるアニス香るラクは、羊肉のケバブや白チーズ、キョフテ(トルコ風ハンバーグ)などくせのあるトルコ料理に確かによく合い、舌にも脳にもエキゾチックな刺激でくせになりそうな気がする。









コメント

クムカプのレストラン街

2008-10-19 | トルコ料理 スイーツ レストラン
イスタンブールのヨーロッパサイド旧市街、マルマラ海沿いの「クムカプ」という所に大きな魚市場があり、その周辺にはシーフード自慢のレストランがずらーっと並んでいる。

その一帯は、見渡す限り、どちらを向いてもレストラン!

しかしここは、ただ飲食店が連なっているだけではない!

店先や石畳の広場にまで用意されたテーブルはことごとく美しくセッティングされ、どの店も花を飾り、店内だけでなく外にもムードを高める装飾を凝らし、トルコ民族音楽が生演奏がされ、店先にはネクタイをきちっと締めたウエイターが笑顔でお客さんを迎えに出てている。

私たちがクムカプに着いた時はまだ明るい時間で、ディナータイムにはまだ早かったためお客さんはまばらでテーブルは空いていた。
しかし、私たちが食事を終えて帰る時にはもうこれらのテーブル席にカメラを向けることができないほど大勢のお客さんで埋まり出した。

トルコ音楽のメロディーが流れ(生演奏)、楽しそうに談笑する声々が飛び交い、ウエイターはワインボトルを持って忙しく給仕に動いていた。イスタンブールの地元の人達はもちろん世界から訪れる観光客でいっぱいになり深夜まで賑わいは続く。

このレストラン街に案内された時、楽しいディナータイムのプロローグがここにはある!という印象を持った。

ディナーを味わうのではなく、ディナータイムを味わうことへのいざないが、ここクムカプのレストラン街には溢れている・・・そう感じた。


日本にこんなところがあるだろうか



のび~るアイス(トルコで「ドンドルマ」という)を売るこんなパフォーマンスも!民族衣装を着て威勢の良い掛け声をかけている。







店内だけでなく広場までテーブルが用意され、予約客を待っている。





電飾や花、グリーンを配し、きれいにテーブルセッティングされちょうど準備完了あとは顧客を待つばかりといった感じだった。





どのお店も必ず花で飾られているが、
グラジオラスをゴージャスに活けているこんなお店も・・・。



トルコ音楽を奏でる人たち。
夜が更けて宴たけなわの時間帯にはテーブル席をまわっての演奏サービスが行われるらしい。




アイスを攪拌するバーにアイスを絡め高く上げ、トルコのアイスはこんなにのびるヨとアピール!
写真左に写っている小さなカップに入れて売ってくれる。
持ち上げているのはバニラだが、チョコレート味、ストロベリー味ののびるアイスもあった。



こののびるアイス「ドンドルマ」は、サレップという粉末(サイハイランというラン科の植物の球根を粉末にしたものらしい)を混ぜてつくられるため、もっちりと良く伸びる。また、普通のアイスと違い、暑いトルコでも融け難いのだという。


テーブルに着くとすぐに並べられた前菜。
野菜のピクルス、トマトときゅうり、青菜のヨーグルト和え、豆類のトマト煮。


これは、「焼き鯖」。えっ、ただの焼き鯖?なんて思ったが、イスタンブールの人々が昔から好んで食べ、この街の名物メニューなのだそうだ。
フランスパンにレタスとタマネギの薄切りと焼きたての焼き鯖を挟んだ焼き鯖サンドを売る店も街のあちこちにあるらしい。

この日、絶食を決めていた私。ビールやワインはもちろん何が運ばれてきても眺めているだけだったが、焼き鯖の良い臭いに釣られ、ここでついにフォークとナイフを握ってしまった。身がふっくらしてジューシーで美味しかった。デザートもちょっと食べたがお腹はなんとか大丈夫だった。

ここにはいつかまた、ゆっくり訪れたいと思う。


日本で本年10月1日に「観光庁」が発足し海外からの観光客受入れに力を入れようとしているが、国内の漁港の町にイスタンブール「トプカプ」のような雰囲気のあるレストラン街をつくってはどうだろうか

三味線やお琴、和太鼓など音楽の生演奏を流し、テーブルの照明も和風にし、着物あるいは作務衣やはっぴなど和服姿でもてなし、ワイングラスは地元の陶器で・・・と、思いっきり日本風をデフォルメした接客もいいと思う。自慢の新鮮な魚を日本風に豪快に、または日本風に繊細に、日本魂を感じさせる調理パフォーマンスを見せるのもいい。日本ならではのバラエティーに富んだ調理法で他国では味わえないメニューをその土地でしか出せない雰囲気で提供してはどうだろうか。

個室での会食も悪くないが、上質なオープンテラスで、そこに集う人々どうしが楽しくディナータイムの喜びを分かち合えるような空間作り・・・そんなレストラン街があったら、日本観光の人気スポットになるのではないだろうか?
コメント