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プリアンプ考 その2

2005-12-27 | ステレオ
 CDプレーヤー直結、その後。

HDDレコーダーに録画した番組を、CDプレーヤーへデジタルで繋ぎ、再生するとその世界に入りやすいのが分かる。
リアルで生々しい、から。
番組によっては音の広がりが凄い物まである。
こんな事は今まで気付かなかった。

 やはり、アンプのフィルターで制御されていたのだろうか?

以前、オーディオの先輩から、LNP-2Lをお借りした事があった。
この時の再生は凄かった。
実に熱くロックが鳴っていた。

 今、考えるに、この時のプリは音楽の(ロックの)美味しい部分を残し、それ以外は厳しくカットしていた気がする。

これが「良い」とか「悪い」なんて世界では無い。
アンプ製作者の「思い」が入っているか否かの違いでしかない。
勿論、使い手の感性は必要だ。

 オーディオにはまる人の中には、逃げ道としてオーディオをやる人がいる。
本来は音楽を嗜む道具に過ぎない機械に、異常に情熱を傾ける。
ケーブルを自作したり、新しいプレーヤーを手に入れたり。

自分をオーディオの世界にはめる事によって、家族を顧みずおろそかにする。
家庭生活にまで「自分の損得」を持ち込み、子供の気持ちも分からず、一人の世界に閉じこもる。
その手段としてオーディオを使っている。
そして誉めて貰いたい。
また、誉めてくれない人に対しては、陰で、悪口雑言を並べ立てる。

世間に尊敬されるにはオーディオでいかに凄い事をやっていても無駄な事。
だって単なる趣味の一つでしかないから。
いろんな障害を乗り越えていく趣味は納得出来る。
金の力で短期間で構築されたその趣味は薄っぺらく思える。
その音も人間も、だ。

 意外とこういう人によって「素晴らしい音楽再生の世界」が誤解されているのかも知れない。
普通の趣味なんですけどね(^_^;)

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