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ANA国際線特典航空券制度改正について

2015-03-13 | 妄想局めぐ
https://www.ana.co.jp/amc/news/info/201411/kokusai_revision/

2015/4/12申込み分から、ANAの国際線特典航空券制度の改正があります。

ここのスタンスとしては
・海外にはさして興味がない
・いかに日本各地に赴くか
・必要マイルはなるべく少なく

というスタンスで参りたいと思います。

基本的なルールとしては
・航空券は順序通り使用
・乗り継ぎ(今回の場合は国内空港における滞在と考えれば良い)は24時間以内、乗り継ぎに際して単純往復はダメ
・航空券代はもちろん要らないが、サーチャージなどは必要
です。

今のシステムになったのもそんな昔の話では無いですが、現行制度の特徴として
・国内線乗り継ぎ含め飛行距離を合計し必要マイルを算出
・国内線乗り継ぎは前後通算して4回
・国際線は往復利用
でした。

https://www.ana.co.jp/amc/reference/tukau/kokusai.html
国内線特典航空券ではどんなにがんばっても1回の利用で2区間しか使えないのに、国際線特典航空券にすれば制限はありますが、4区間も国内線に乗れるのです。
現行制度は「国際線区間が2区間以上あることが必要です。※最大8区間(うち、日本国内区間は4区間まで)になります」ですから、

国内線―国内線―国内線―国内線―国際線―国際線

という乗り継ぎも可能。
私は2012年5月に沖縄から東京に帰るのに、
沖縄~福岡~福江~長崎~東京~ソウル~東京

と言う行程を組み、合計で17000マイルでした。実際にはこれにサーチャージなどがかかります。

537+113+67+610+758+758=2843

別にソウルに行く必要は無く、羽田空港に着いた時点でANAに電話をして後行程をキャンセル。
もったいないと言う声が聞こえそうですが、沖縄~福岡~福江~長崎~東京を国内線特典航空券だけで乗ろうとしたら22000マイルは必要ですからそれでも得です。サーチャージなどは後日全額返金されました。

福江は離島でありながら2都市に就航しているのでこの様な周遊が組めるのです。
1日もあれば局は全部行けますから、24時間以内の乗り継ぎ時間も問題ありません。
多くの地方空港のように羽田としか就航していないような空港はどうしても往復になってしまうのでこの技は使えません。

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さて、4月からのルール改正で
・国内乗り継ぎのマイルが不要に
・提携航空会社特典航空券の必要マイル数が引き下げ
・国内乗り継ぎは前後各2回

になります。
ですから、
国内線―国内線―国際線―国際線―国内線―国内線
という(本来あるべき)行程しか組めなくなりました。なおJALは「日本国内区間のご利用は、往路、復路あわせて2区間までです。」なのでダメです。
https://www.jal.co.jp/jalmile/use/jal/inter/


また提携航空会社特典航空券の敷居が低くなります。ソウル往復でローシーズンで15000マイルです。
(※:提携航空会社特典航空券のシーズンチャートは無い、常に同一だというご指摘を頂きました。つまり繁忙期でも15000マイルなので大変お得です。もっとも特典用座席があるのかは微妙ですが・・・)
ANAの国際線特典航空券は当然ANAしか使えません(コードシェアでNH便名が振られていてもダメ)ですからANAの国際線が就航している東京、中部、関西を軸に考えなければなりませんでした。しかし、ご存じの通りアシアナ航空が日本各地と仁川を就航させています。
(補足:下の時刻表の通り、いつの間にかANAは中部、関西からのソウル線は撤退していました。)

例えば、東京をベースに考えて、地方都市巡りをしたいと考えているのなら、
福岡16:10→仁川17:40
仁川18:40→広島20:00
仁川の最低乗り継ぎ時間(MCT)は45分だそうなので、入国しないのであれば短時間でも問題ないでしょう。
あとは羽田からどこかを経由して福岡、
広島からどこかを経由して羽田、
が15000マイル(+サーチャージ)で可能です。
広島と岩国は同一都市扱いですから、翌日の19:59までの便で岩国から羽田に戻ってくるというのも出来ます。
羽田からまたどこかに行って他の飛行機や新幹線で帰ってくるのも良いでしょう。

沖縄13:00→仁川15:20
仁川18:40→広島20:00

にすれば、羽田→新千歳→那覇→仁川→広島→羽田→新石垣
などという行程も。

この時刻表はANAがアシアナとコードシェアしている路線だけです。
アシアナの時刻表が見つからなかったのでこれを貼り付けておきます。
一応アシアナの日韓線は全てANAとコードシェアされているはずですが、もし他にあればそれも使えるはずです。

問題はこの方法がいつまで使えるかと言うこと。アシアナの日本地方路線は曜日運航が多く、時間帯もあまり良くないこと、また順次LCCに置き換えらしいのであまり悠長に構えていると乗りたい路線が撤退、と言うこともあるかもしれません。

私的にはアシアナが新千歳に就航していれば北海道のローカル空港を絡められるのに、と残念に思えてなりません。

2015/3/28まで


2015/3/29から

関係ないけど、沖縄~釜山が無くなった。

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