うちも3姉妹(旧30オンナの子育て)

2005年4月にブログ開設、ヤプログ閉鎖でこちらにお引越ししてきました。

子どものほめ方、叱り方

2015-01-17 22:15:20 | 子育て
子供が皆学校に上がり、ひとりの時間が多く持てるようになってきた今日この頃。
前から習いに行ってるフラダンス教室が週2日になり
その先生が教えてるコミュニティセンターのレッスンのお手伝いに月4日行くようになり
そこそこ充実した日々を送ってはいるものの・・・
もう少し空き時間を使って何かしたい

というわけで、今年から市が運営するファミリーサポートセンターっていうのに登録することにしまして。
0歳~6年生の子供をもつお父さんお母さんの依頼で、一時的に預かったり、保育所や学校、習い事の送迎を引き受けたりする有償ボランティアさんになりまーす。

で、本日その資格を得るために(というほどの大げさなものではないが)子育て講座に参加してきました。
講師は以前幼稚園で開かれた講演会でもお話を聴くことができた女性ライフサイクル研究所フェリアンの津村薫先生。
テーマは『子どものほめ方、叱り方』

なるほど、他人様のお子さんを預かる上でももちろん大事なことだけど、なにより一番大事な我が子を育てる上でぜひとも知っておきたいテーマだわ。

2時間の講演であれもこれも大切なこといっぱい教えてもらったけど・・・

次女「ママってそういうお勉強して帰ってきたら絶対これからこうするって言うけど、絶対次の日には忘れてるよな。」

あんなにママママと連呼するだけだったかわいいも10歳にもなると辛辣なことを言いよる・・・

ええそうよ、すぐ忘れるわよ。人間は忘れる生き物ですもの。
だから忘れないようにここに書いておくのよ

書いておくと言えば・・・
今日からこれ、練習始めました

成果がありますように
それ以前に、最後のページまで飽きずに続けられますように・・・

話はそれましたが。

「できないこと」に目を向けず、「できていること」に注目してそれを口にしてほめましょう。
夫婦でも、「あの子、ここができないのよね。どうしたらいいかしら。」ではなく
「あの子、こんなことできるのよね。いいところを伸ばして行ってあげるにはどうしたらいいかしら。」という話し合いを。

そして気をつけるのは「お勉強をがんばってるから好きよ」「かわいいから愛してる」と条件付きのほめ方ではなく、
「欠点も含めたあるがままのあなたが大好き」「生まれてきてくれてありがとう」「あなたが大切よ」
と伝えましょう。

・・・これ、うちやばいなあ。
「成績が上がったらママがほめてくれる」「ピアノの練習頑張ったらママがほめてくれる」「体操でクラスが上がったらママが喜ぶ」って3人とも思ってそうだわ。
もちろん結果がともなえば、本人も嬉しいだろうから一緒に喜ぶのは大事だと思うけど、結果がともなわなくても、たまには頑張れなくても、それでもママはどんな○○ちゃんでも大好きよ、と伝えてあげなきゃな。

伝えるといえば。
コミュニケーションとは、言語7%非言語(表情や態度)93%の影響があるそうで。
言葉の大切さばかり目を向けていたけど、私の今年の目標のように「相手の目を見て話を聞く」「口角を上げて会話をする」など、非言語の部分がとっても大切なんだそうです。

それから叱り方。何を叱るか?

命に関わること
他者の人権を侵害すること(誰かを傷つける言動)

つまりそれ以外のことはそんなに叱らなくても・・・ということか。
この二つに関しては昔テレビで江原啓之さんが言ってて「なるほど」とすごく印象に残ったので今でも忘れてはいないのだけど・・・忘れていないのとできているのとは別物でして。

叱るときは一度にひとつ。
長々と叱らない。
頻繁に叱らない。
過去のことを持ち出さない。

そして何か問題が起こったとき。
結果だけを見て頭ごなしに叱るのではなく、よく話を聴きましょう。
相手の言葉を繰り返して
相手の気持ちを言葉にして
その気持ち・感情に同意して心に寄り添ってあげる。
でも、やってはいけないことをしてしまったという行動はいけないことよ。と伝える。

簡単なようで、実践するのはなんとも難しい・・・
ありがたいことに毎日のように実践問題が与えられるこのなんとも恵まれた環境。
とりあえず今日のところはまだ頭にしっかり残っていたのでクリアーしたと思います
明日からも忘れず頑張ろう





今年もよろしくお願いします

2015-01-13 10:15:23 | 子育て
っと言う間に年が明けてました。
この閑散としたブログもどうしたもんかと思っていたら、正月早々年賀状に
「ブログで近況を楽しみにしています。」
「ブログいつも見てます。」
と、日々更新しているFBでもラインのタイムラインでもなく、ブログへの応援(脅迫?)コメントが多かった・・・
ひと月に1度も更新していないこのブログに・・・
期待を寄せてくれてる稀有な人が少なからず何人かはいてくれるなんて・・・

今までごめんなさい。
これからは心を入れ替えて、家族の一大イベントでしか更新しなかった回数をすこーしは増やしていけるよう頑張ります

心を入れ替えるといえば・・・

今年の抱負をそれぞれ決めて、罰金制を設けております。
これで罰金箱がいっぱいになったらそのお金で旅行でも行けたらいいな~。
いやいや、貯まらないようにみな頑張るように。


ちなみに
ママ「子どもの話を目を見て聞く」→ついいつも「ながら聞き」なので
長女「チョコは1日3つまで」→おデブ・ニキビ対策
次女「6時に起きて勉強する」→いよいよ今年は受験生
三女「わがままを言わない」→生まれた時からわがまま放題

それぞれなかなか自分に厳しい目標を定めております。

今年中学2年生になるですが、よそ様にはよく
「そろそろ反抗期とか難しいんじゃないの
と聞かれますが・・・
「反抗期ってどうしたらいいの
とまるで頭悪い子のふりを13年間し続ける。ふ、ふりだよね・・・

「親の言うことなんでも反抗するとか無視するとかちゃう
「じゃあやってみる・・・なあ、おい。みかん食べてええ
「だーかーらー、いつもそうやってなんでもママの許可を得ないと動けないには無理やって。頼むからそんなしょうもないこと中学生になってまで聞かんとって。反抗期やろ
「・・・わかった。反抗期やからこれからなんでもママに聞いていやがらせてやる
みなさんこれがイマドキの中学生なんですかっ
こんな子ばっかりやったら世界は平和になると思います。
いやいや、破滅へ向かうか・・・

生まれた時からずっとわがまま放題反抗し放題の7歳の幼さを見習って欲しい・・・






次女の検査入院

2013-05-09 18:01:36 | 子育て
幼稚園の頃から続いている腹痛と、今年に入ってから出た血便の原因を探る検査のため、今日から入院しました。
付き添いは泊まらないことになってはいるけど、夜8時までいるし、明日は朝から1.2Lの下剤を飲むので、また7時半には病院に来ます。
本人が辛いのももちろんだけど、家でお留守番の姉妹も頑張ってます。

入院準備、慌ただしかったのでさっそく忘れ物。ウォークマンのイヤホンを長女がバスに乗って届けてくれました。

乗り馴れないバスに一人で乗り、行ったことない病院に頑張って来てくれたので、ロビーで大好きなプリンを食べさせてあげました。

明日は7時にはパパもママも病院に行くから、一人で朝御飯食べて学校行ってね、と言うと不安そうな表情。あ、三女はおばあちゃんちに預けっぱなしの方向で。

「一人で入院するのと一人で留守番するの、どっちがいい?」
「入院!」
ほう、いつもは大人ぶってはいるけど、やっぱりママを独占したいのね。
「だってずっと寝ててええんやろ?」

…娘の顔がパパの顔に見えた瞬間でした。



カウンセリング・三女編

2013-04-30 22:03:26 | 子育て
次女の腹痛の原因を探るため、スクールカウンセラーに先月まで通っていましたが、慣れ親しんだカウンセラーが別の学校に転勤になってしまったのをきっかけに、カウンセリングを卒業しました

が、腹痛は治まっておらず、血便が出てしまったので、5月に検査入院することになりました
全身麻酔の検査なのでかわいそうだけど、きちんと調べてもらって腹痛の原因が判明し、早く治ったらいいなあ・・・と思って検査を決断したのです。

で、今回は三女の問題です。
幼稚園でいつも仲良く遊ぶお友達に、どうやら意地悪を言ってるようで・・・
去年はその子に水筒や上靴を運んでこさせていたこともあり・・・

そのお友達とは母子ともに親しくしてもらっている大切なお友達。
そのママが勇気を出して「いつも家で泣いてるの。」
と教えてくれました。そのメールを見て私もパパもびっくり

お友達に意地悪言っちゃいけません
のせいで泣くお友達がいるのなら、もう幼稚園はやめさせます

ときつく言い聞かせ、言いながら自分でもびっくりするくらいもボロボロ涙が止まらなかった

懲らしめるため、反省を忘れさせないため、そのあと1週間はお友達と遊ぶのを禁止して自宅謹慎。

上の2人とはまったく違った三番目の子育て。こういう時、どのように叱ったらいいんだろう、また次があったときはどんなお仕置きをしたらいいんだろう、と途方に暮れたので、幼稚園で毎月1回心理カウンセラーが相談に乗ってくれるというのに、今回初めて申し込んでみました。

するとまあ奥さん目からウロコとはこのことかというくらい、思ってもみなかったアドバイスがいっぱい

「どんな風に叱ったらいいのか
→叱ってはいけません。叱るだけだと、「次はバレないようにやろう。」と必ずまた繰り返します。
意地悪を言ったり、人をいじめたりするような子は、心のバランスが崩れている証拠。
「どうしてそんなことをしちゃったのか」という理由を尋ね、心の平安を取り戻せるよう寄り添ってあげましょう。

「またやるんじゃないか、ウソつくんじゃないかと疑ってしまう」
→ダメです、ちゃんと信じてあげましょう。それでももしまたやってしまったら、「お母さんと約束したよね。お母さん信じてたのよ。約束守ってくれなくてすっごく悲しいわ。どうしてまたやっちゃったのかな」と聞いてあげましょう。

うーん、こりゃ相当こっちの心が穏やかじゃないとできないね・・・

言われてみれば、確かに最近にきつい言葉を言われて喧嘩が多かった二人
それがストレスになって、幼稚園で自分よりおとなしいお友達をはけ口にしていたんでは・・・

それに気づいたこの日の晩も、ちょっとしたことでもすぐにきつくに突っかかっていく

「なんで喧嘩してるわけでもないのにそんな意地悪言うのちゃんがそんな意地悪言うから、が幼稚園でお友達に意地悪言うんちゃう
ときつく叱ってしまった。

はっ意地悪言う子の心のバランスが崩れてるから寄り添ってあげなきゃいけないんだった・・・

そのあと、ベッドに入って、まだへそを曲げてる

「ごめんね、大声で怒っちゃって。ちゃん、最近いやなこととかあるのかなあ

と優しく話しかけると、が号泣

新学期になってから、休み時間もお友達と遊ばず、教室で本を読んでいることが多くなった
いちいち話してくれなくなってきたけど、お友達との関係でいろいろあるのかもしれないなあ。

カウンセラーの先生がこうとも言ってました。
子供の喧嘩に親は出て行かない方がいい。
子供同士で解決できる力をつけてやらなくてはならない。
親は、子供の愚痴を聞いてやり、「じゃあこうしたらどうだろうああしてみたらどうだろう」といろんな方法をアドバイスし、子供がその中から自分でもできそうな手段を選んで、自分の力で解決できるよう応援するのが役目なんです、と。

なるほどなあ。幼稚園の間は親が出ていくことも可能だけど、大きくなってくるといちいち親は口を出せないし、子供も打ち明けてくれなくなってくる。
その時に、自分の力で解決できるようになるには、今のうちから子供の話を聞き、一緒に悩んで一緒に解決策を考えてアドバイスしていくのがいいんだろうな。

親として、人間としてまだまだ未熟だわ・・・と、とても勉強になったこの1週間でした。
一番難しい、心穏やかに子供の気持ちに寄り添う子育て、頑張ろうと思います。


家庭教育の大切さ

2013-03-14 13:24:17 | 子育て
先日、友人から
「すっごく有名な先生の講演会があるよ全国でも有名な先生で、とても忙しい先生らしいから高槻で講演してくれるの、めったにないことやから聞いといた方がいいんだって
と熱心に誘われて、行ってきました。学研の講演会。
・・・うちの子、公文生なんですけど・・・
・・・私も公文教室のスタッフとしてお給料いただいてますけど・・・
子どもらには「スパイやん。」と突っ込まれながら(笑)

講師は家庭教育プロデューサーの酒井勇介先生。
講演会のテーマは『図鑑で読書習慣&ドリルで学習習慣』
学研が販売する図鑑を使った家庭学習指導っぽいんだけど・・・
今年始めに学研を退社して、今は講演活動をメインのお仕事にされている先生だけあって、学研の話題から離れていろんなためになるお話を聞かせてくれました。
まあ簡単に言うと超教育パパ&超親バカ。
バカ親はいやだけど、親バカは私も大賛成。

講演内容で私の心に強く響いたのは

・家庭教育・家庭学習で学習基盤を作る。
・忍耐力を養う。(親子ともに)
・ルールを作って目立つところに貼る。(家庭での時間割)
・人間性・協調性を磨く。

幼稚園のうちから、毎日5分でも10分でも、買い与えたドリル(ひらがな・カタカナ・すうじなど)を好きなところ、本人がやりたい、と気が向いたのを選ばせて机に向かう習慣をつける。

小学生になったら、帰宅後から寝るまでのタイムスケジュールを組み、それに従って宿題やそれ以外の家庭学習をさせる。そうすると「早く勉強しなさい」と親が言う必要がなくなる。

我が子ががんばった時はスキンシップをしながら(頭を撫でたり抱きしめたり)オーバーなくらい褒める。

先生の家庭では、寝る前の3分歯磨き・2分英語リスニング・10分読書タイムをずーっと実践されてたそうで、
中3の娘さんは寝る前の英語2分というのが一日で一番嫌いな時間だった、と言いつつも中学時代ずっと英語の成績は優秀だったそう。
「アウトプット(発声など)は特に無理強いしない。とにかく耳に入れてインプットしてやることが大切」だそう。
うちにも高い英語教材がホコリをかぶってますが、これを聞いた日からお風呂上がりの10分くらい、英語のCDを流し始めました。
お姉ちゃんたちは「あ、聞いたことある」と言ってちらっと一緒に歌えたりするのに、三女だけは

「えー、わたし、しらん。」

・・・ごめんねええ、ちゃん
将来だけ英語の成績が悪かったらママのせいだわ

これから毎日10分聞かせてみよう
先生は2分×365日でばかにならない時間数になるよ、とおっしゃってたけど、うちはその5倍だあ

それから、子供とのコミュニケーション。
こちらから「学校、どうだった」と聞いても「んー、別にー。」としか答えない娘(特に長女
今の子には
「今日の学校、楽しさは何点
と聞くと、ちゃんと数字で答えてくれたりして、そこから「なんでその点数なの」と会話が続くそうです。

ちなみに今日の娘たちのコメントは・・・

「今日の学校の楽しさ何点
次女「なんでそんなん聞くん。絶対ブログかフェイスブックやろ~。うーん、80点。」
「なんで
「しんどくてお腹痛かったから。」
おお、かわいそうに・・・そういやまた最近血便が出て医大に通ってます。
その話題はまた今度。

お次は三女
「今日の幼稚園楽しさ何点
「100てん
よかったね。

最後は長女
「んー、50点。卒業式練習で3時間退屈やったから。1人ずつなんかしゃべるの聞いてなあかんねんで。全員で70人もおんねんで。1時間半もかかったわ

ほんまや。点数聞くと話が弾むやん。
・・・これでも弾んだ方なんです、お年頃のにしては。

最近立て続けに講演会があり、とても勉強になりました。忘れずに続けてみよう、今度こそ・・・