とんとんからしのあるがまま

ゆっくりと、のんびりと、ゆる〜いシニアの日々を綴ります。

「国宝」松江城②

2023-12-16 | 旅行

お城は、

何城か見てきた経験はありますが

あまり興味もなく

どれも同じに見えるという

超初心者ですが

なぜかこの頃、

「お城、かっこいいな」という気持ちが

ちょっと盛り上がってきています

松江城は実戦を前提に作られたということもあって

内部も力強く迫力がありました

 

 

外見の様子

下見板

白漆喰の壁は少なく、

大部分は黒色の下見板で覆われています

黒を基調とした古色で

質実な印象を醸しています

 

鬼瓦

屋根の隅々には鬼面の鬼瓦が載っています

他城では家紋や吉祥紋様が用いられることが多く

松江城の例は珍しいものです

 

内部の様子

 

お城の中に展示してありました

鯱(しゃち)

昭和の解体修理で外された古い鯱

木造銅板貼りで高さは210cm、

現存12天守では最大のもの

 

利益を生んだ長崎での人参輸出

 

石垣には多くの刻印がある

松江城の石垣では

約1000個の石材に

刻印が確認されていて

「△  鱗(うろこ)」「扇にー」

「雁かり、がん(鳥)」などの文様がある

 

2022年に新たに確認された

文様「井桁」(菱形をした井)

 

松平直政公初陣之像(14歳)

 

刻を知らせた太鼓

 

望楼(ぼうろう)

最上階の5階は、

壁のない360度の展望が

広がる望楼で、

松江城天守は初期形態の

望楼型に分類されます

 

望楼から城内を見下ろす

多分、奥に見えるのが宍道湖でしょう?。。。

 

松江市内

 

場内に松江神社

 

外堀の観光船乗り場

出発するところ。。。

 

外見の様子、続き

花頭窓(かとうまど)

3階の南北の張出部中央にある寺院様式の窓で

外観に風格を与えています

(↓ 写真の丸い窓のこと)

 

附櫓(つけやぐら)

天守入口の防御を

固めるための櫓で

鉄延板張りの大扉をもち、

中へ入ると

2段構えの枡形の

小広場が備えられています

 

現存天守とは

江戸時代かそれより前に建てられ、

現在まで保存されている天守のこと。

全国に12ある現存天守のうち松江城を含む5つが国宝。

松江城天守は慶長16(1611)年完成。

彦根城、姫路城と並び近世城郭最盛期を代表する天守です。

 

ちなみに

現存12天守を列挙しておきます

弘前城、松本城、丸岡城、

犬山城彦根城姫路城

松江城、備中松山城、丸亀城、

松山城、宇和島城、高知城

(赤字が国宝です)

 

あぁ、コンプリートしたいなぁ。。。

私の息があれば。。。

6城は行ってるなぁ。。。

 

次はホテルのお夕食へと続きます

 

今日も明日も穏やかでありますように。