goo blog サービス終了のお知らせ 

とんとんからしのあるがまま

ゆっくりと、のんびりと、ゆる〜いシニアの日々を綴ります。

新年の俳句を詠んでみた

2025-01-12 | 俳句 短歌 ポエム 川柳

 

 

 

 

写真は全て夏井いつきのカレンダーに付いてる絵葉書です


俳句のタネ(季語を拾う)

2024-12-20 | 俳句 短歌 ポエム 川柳

霰降る心を叩くやうに降る

11/29、霰が降る。。。

 

静けさに飛蝗きてゐる軒先へ

 

腹柔し飛ぶが如くに鵙の贄

12/2、いま刺されたような。。。

 

鵙の贄乾くにかかる愛の日々

12/6、乾かしている。。。

今日(12/20)、見に行ってみると鵙の贄はなかった。。。

 

ダイヤモンドリリー咲きて波郷の忌

波郷忌(十一月二十一日)

 

上弦の月夜は君に逢ひたくて

 

日向ぼこ「功労賞」といふ時計


この時計が止まっているので

電池を変えた

下の飾りは

動き出したが

ふと見れば

時間は

止まったままだった

新品の乾電池に変えた筈だが。。。

念の為取り出して

➕と➖を確認すると

反対だった

確認して入れたはずが

こんなこと初めてだった

歳をとったと

じみじみ思ったよ。。。

大事な時計。


菊の季節

2024-11-23 | 俳句 短歌 ポエム 川柳

清楚な匂いが好き

香れよ、菊

天まで届け。。。

 

 

どこか探せば

母がでてくるような

 

 

抱きしめて

ごめんねと

言えば良かった

 

 

一人で

逝かせてしまった

 

 

死化粧は

綺麗だった

豪華な着物を

着せてあげた

 

 

好きなお花に

埋まって

母は

旅立った

 

以上、花卉研究指導室にて

 

いつ帰ってくるの

まだ、待ってるよ。。。

 

わたしの生命がある限り

このかくれんぼは

終わらない。。。


考えるヘタ(庭掃除)(ポエム)

2024-11-12 | 俳句 短歌 ポエム 川柳

ヘタは考える

 

 

果たして、

庭掃除は何のため

 

 

この庭の持ち主は

もうこの世にいない

 

 

わたしのものになったのだけど

そんな感覚は

まだない

 

 

持ち主が帰ってくると

錯覚している

 

 

だけど

帰ってきてくれて

褒めてくれることはないんだ

とも自覚している

 

 

人は

次のステージに行きなさいと言う

例えば

売るとか貸すとか

あぁ、

まだ思い切れない

 

 

病気のため

痛い痛いと死んでいった父

癌のため

弟も壮絶な痛みを

抱えながら

死んでいった

母は穏やかな死だった

とても救われたけれど

亡くした悲しみは大きい

 

 

わたしはヘタなんだ

パプリカのヘタ

 

無くしたものを

探し求めるヘタなんだ

 

あたしの手足は

どこ行った

あたしの胴体は

どこ行った

 

脳みその端っこが

もがいている。。。

 

11/5記


「三日月」。。。(ポエム)

2024-09-09 | 俳句 短歌 ポエム 川柳

「三日月」

 

 

君は見たでしょうか

あの上弦の三日月

ナイフのように鋭く輝いて

冷たくも美しい

 

夕空に浮かぶ

小舟のような三日月に

今夜二人して

乗りに行こう

 

 

手を繋いで

抱き合って

満月までの旅をしよう

 

満月の夜に

二人は溶け合って

永遠の旅にでる

 

今度こそ

本物の愛をつかむのです

もう孤独な夜とは

お別れしよう

 

 

リアクションボタンを外しております

悪しからず

ご訪問ありがとうございます🙇‍♂️