今日は『ことばの日』です
「こ(5)と(10)ば(8)」と読む語呂合わせからです
言葉について考え、言葉を正しく使えるように心がける日です
「言葉」とは、人間が話す・書くなどの行為をする事によって情報伝達手段となり得る、意味があるものの総称で
心・気持ち・思い・考えなどを表す手段の一つで
漢字では「詞」「辞」とも書きます
今日はみかんちゃんによる「お家訪問」ですね
ゲンさんは几帳面ですからね
あらみかんちゃん「敷居が高い」なんて難しい言葉を使ってますよ
でも・・・
皆さんは「敷居が高い」という言葉をどのような時に使いますか?
みかんちゃんのように「敷居が高い」を「自分には合わない・レベルが高い」という意味で使っていませんか?
「自分のような庶民に、あの高級店は敷居が高すぎる」
「この資格に挑戦するのは自分には敷居が高い」
実はこれ、誤用なのです
「敷居が高い」という言葉は誤用ランキングワースト3に入るとも言われているのですよ
「敷居が高い」は
「義理を欠くことや迷惑をかけるような事があってその家に行きにくい事」
という意味なのです
文化庁の実施している国語に関する世論調査によると
この「敷居が高い」は30代以下で誤用が多いことがわかっています
40代以上の方は正しい理解をされている方が多く
30代以下は誤った認識をされている方が多い
まさに言葉の意味が変化する「年齢断層」とでも言えそうですね
しかし、2017年に発売となった広辞苑の第7版では
「高級だったり格が高かったり思えてその家・お店に入りにくい」という表現が付け加えられました
これは正しい使い方であるということを認められたという事で
言葉の意味、使われ方は時代により変化をしていくものだという事を物語っていますね
「正しい使い方をしている年齢層」ドンピシャの飼い主を応援してください