小学生の時突然アメリカンコッカスパニエルの成犬が私の家にやって来た。
父がショードックを引退した犬をもらって来たらしい。
美しくてとても賢い 私が「リカ」と名付けて、お散歩も私が引き受けた。
直ぐに私はリカにのめり込んでいった。
数年後リカは母がダメと知らずに与えた鶏の骨が胃に刺さり寝たきりになってしまった。当時は手術も出来なかったのか…。
苦しむリカを見かねて、私がおばあちゃんの家へ遊びに行っている間に、
父が安楽死をさせた。
その事実を知ってから父と口を利かない私に、
その年のクリスマスにコッカの赤ちゃんをプレゼントしてくれた
可愛い「わんわん物語り」のレディにそっくり。
「ミッシェル」と名付けて私が躾もした。
でも、この子の最期を私は覚えていない。
記憶からすっぽり欠落してしまっている。
苦しすぎる記憶は脳が自分を守る為に勝手に消し去る。
と聞くがソレだろうか?
恐ろしくて兄弟にも確かめていない。思い出せないままでいる。
だだ、「生き物を飼うと死んだ後が苦しい」という思いだけが残っていた。
もう、こりごりだと思っていたのに…。
娘が成長するにつけて又犬が欲しくなった。
一人っ子の娘には生き物とのふれあいが必要とも思えたし
そしてmomoを家族へ迎えたのはもう9年も前のこと。
momoはびっくりするほど人間っぽいわんこだ。
主人はmomoと一緒に寝ているが、娘の幼い頃と錯覚してしまう。と良く言う。
私も私が自分で産んだ子なんじゃないか(笑)と感じるほど愛しい。
momoは確実に我が家の次女となっている。
独立出来ないわんこは、いくつになっても幼い娘のまま私達の子供なのだ。
「momoもママから生まれたよね。」
娘からのプレゼントのメイメイちゃんをとても可愛がるmomo。
お客さんが来ると必ずメイメイちゃんをお客さんへ紹介するのが可笑しい。
いくらなんでもソロソロ崩壊寸前
momoが幼い頃は道路へ飛び出すのが怖くて、
リード無しでお庭へ出すことは出来なかった。
でも、たまにお隣へお邪魔していることも…。
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