サバエブ食堂

一年250日旅暮しの根無し草
各地の食堂にご案内します

河東館@ソウル

2008-09-27 | アジア
こんにちは、サバエブです。訪問ありがとうございます!!

青森にいますがこちらは八甲田にいきなり初雪

秋を飛び越えて冬になるんでしょうか?

八戸は風も強く非常に寒い、夜なんかコートなしでは寒いっ!

急激な気温の変化は辛いですね。

布団から出れませんや・・・


今日も韓国のがまだあるのでご紹介しま~す。





ソウルの明洞にあるコムタンの名店、それは・・・



  <河東館>

住所 中区明洞1街10-4

電話 02-776-5656

時間 7:00~16:00(スープが売り切れ次第終了)

休み 第1.3日曜




明洞の真ん中にあるコムタン(牛テールスープ)屋さん。

昨日まで辛いものをバンバン食べてたんで
気分はこういう感じだったんですよ。

60年営業を続ける老舗の専門店
ワンメニューでここまでこれるのは賞賛の一言です。



普通の牛肉のスライスだけのものが8000ウォン、
プラス内臓入りの上が10000ウォン
下の40000ウォンは牛肉(300グラム)のお持ち帰りです。

席にすわるなり「前払い」なのでご注意を。



この店の何が嬉しいって、それは全く塩や胡椒を入れてない
味付けは自分でお好みにできる事。

スープ自体にとても牛テールの良質なダシが出てるから
そんなに味を濃くしなくても十分に堪能できる。

調理に自身があるからこんなことができる
化学調味料で誤魔化していない何よりの証拠。





塩にねぎ、唐辛子、胡椒
一応各テーブルに配備されてます。
食べながら少しずつ味を決めていくのがお勧め。



上のセンマイと牛スライス、どちらも美味しい。
なんというか、素朴な味です。

センマイはこりこりしてとても新鮮。
牛スライスも歯ごたえあり。

どちらも胃に優しい一品です。

このセンマイは他で味わえないので
上を頼むべきですかね。

スープの中には結構な御飯がはいってました
女性には多いくらいのボリュームです。

あっさりなんで美味しいですがね。




さすがにキムチもおK
ほどよい酸味で食が進みます。

皿が空けば店主がわんこそばのように追加していきました
ここにも韓国のおまけ文化健在なり。

韓国のB級店も健在なりっ!!

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ただただ感謝あるのみ・・・ありがとうございます。






このあと、ソウルのデパートに行って
朝食用のチャンジャを買って帰国しました。

当分楽しめます

韓国は辛党にはたまらんお国ですね。
Comments (5)
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テブチャン@アックジョン ソウル

2008-09-24 | アジア
ソウルに来たからにゃあ、やはしブタを食べにゃあ帰れん・・・

そうなんです、牛よりもどちらかと言えば豚好きのサバエブ。

昔から牛シャブより豚シャブ、
無類のブタ好きの私にとって韓国はまさに天国。

骨付きの牛カルビなんざあ正直どうでもいい。
それよか味わいのあるサムギョプサルのが断然お得で感動できる。

そんな私のお勧めの豚屋それは・・・


         <テブチャン>

住所 ソウル市江南区新沙洞644-21

電話 02 514 8770

時間 17:30~4:00

休み 無休

本当に韓国の飲食店の方々はよく働く。
この店も無休、流行ってる店の大半が休みなし。

休まないから食品が傷まない、鮮度がいいから旨い。
あたりまえだがなかなかできません。

お勧めといいながら実は初来訪だったりします。




トレンドの街、アックジョンにあります。夕方6時に来訪もすでに満席。
花金なのでそのあと何組も整理券を持って待機でした。
諦めて帰った客も多数。

なんせテーブル8つの小店なので時期を逸すると結構待ちます。
それでも30分ほどでなんとか入店できました。



ごま油の効いたサラダとサンチュ、生たまねぎにキムチ
ここもすわるなりわずか数秒でサーブされます。
とにかく速攻は韓国の常識なんですね。

ほどなくカタコトの日本語のできる女史が「ナニスル?」と尋ねに来ました。

当然ブタしかないのですが上質のテブチャン、ほほ肉、三枚肉の3種があり
すべて最低発注単位が2人前からでしたので屋号のテブチャンから入ります。



噂のテブチャン&炭火焼き
いわゆる「トントロ」ですかね・・・





最高っ!! ここはタレが変化球でマスタードソースと塩です。
このソースが絶品です!! 素材を生かす秀逸さこれに勝るものなしっ。

ブタもただの油肉ではなくしっかり味わいのあるお肉らしい肉です。
甘さの感じる優秀品でした、まさに本物中の本物。

わが国で流行ってるトントロとは全くの別物。



お約束の韓国焼酎、カラアマでガンガン入ります。
ひとりで2本完飲しました。



お次はほほ肉にトライ、こっちも噛み応えがあって秀逸ですが
テブチャンには負けますかね。



あまりの楽しさに、つい調子に乗ってこいつを食ったらオオゴトに
まさに大当たりで舌がマヒ状態。

辛いなんてもんじゃあなかったです、いきなり口内爆発してました。
しばらく味覚ゼロの危険な状態が続く羽目に



危機を救ってくれた、たのもしい最終兵器がこいつ
韓国ではめずらしいソーメンの冷麺。

麺は完全に日本のソーメンなんですがスープは冷麺の味、
こんなんもあるんですね。

夏だからか?氷が入っていて口がさっぱり。
普通の冷麺とまた違い親しみのもてる〆でなお満足

別腹でいけちゃいますよ


結局テブチャン3人前とほほ肉1人前に焼酎一本にそうめんで
47000ウォン(4200円)

ソウルのブタ屋ここにありっ!! B級王道店の最高峰です

ただし入れるかな?



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実は韓国で夜の食事が安く済むのにはもうひとつ訳があります。

酒がめちゃくちゃ安いっ!!

写真の焼酎が高級デパートで980ウォン(約94円)で販売されてます。
一般の飲食店の売値相場は4000ウォンくらい。

外食で酒代がかからないのも大きな要因
酒飲みとしては大助かりですね



Comments (2)
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三清洞スジェビ@ソウル

2008-09-23 | アジア
明洞の北に位置する画廊街の三清洞界隈に出向きました。

昼時にただならぬ飯屋の行列を発見っ。
何事かと思わず参列してみました、何屋さんかもわからずに。



並んでいるうちに手持ちのガイドブックで位置確認したら
有名な「すいとん」屋さんと判明。

昨日が前述のふたつ、こってり系でしたのであっさりで問題なし。

さてどんな店なのか・・・


<三清洞スジェヒ>

住所 鐘路区三清洞サムチョンドン102 安国駅から徒歩18分

電話 02 735 2965

時間 11:30~21:00

休み 無休


「スジェヒ」とはすいとんのことでした。
ここは25年続く人気店です。



隣も買い足したのか?いびつな二件構造で
全部合わせると結構なキャパですが満席でわいわいがやがや
こういう活気のある店は楽しいですね。

ほとんどが近隣のサラリーマン風の団体さんばかり。
ガイドブック片手なんて私たちだけでした。



すいとん、じゃがいもチヂミ各6000ウォン
ハングルは全く駄目ですがメニューの品数が少ないんで助かります。

店員さんも日本人の扱いに慣れてる方で
日本語で「スイトン?チヂミ?」と尋ねてくれました。
言葉ができないと、こんなやりとりも緊張します。

えっ、写真の一万ウォンとか一万二千ウォンのは何かって?
そんなの私に聞かないでください(笑)
でも何やろう・・・



じゃがいものチヂミからきました。
味はどうかな・・・



うまいつ! じゃがいもがモチッとしておいしい。
チヂミ自体の味は薄めですがタレがきりっとしてるのでよく合います。



パンチが欲しい者への遡及がうれしい韓国
この国は辛党にはたまりません。

青唐辛子の激辛ビネガー、後先考えずにガンガン投入します。




ほどなく到着しましたメインのすいとん二人前 (画像ほぼ原寸大)
上にのってるのは韓国のりです。

陶製の大きな容器に並並入ってました、デカッ!!

こちらのお味はどうか・・・



ウマッ!! 身体に優しい親切設計!!スープが五臓六腑に染み渡ります。
煮干と大根のいいダシが出ていてとても気持ちのよいお味です。

具財も判明しただけで、すいとん、あさり、人参、じゃがいも、のり、玉ねぎ
とたっぷりでした。



すいとんも秀逸っ!!モチッと感がほどよくおいしいっ (画像ほぼ原寸の3倍)



お約束のキムチ二種。

白菜キムチの下に大根が隠れてます、
それをすいとんの中に入れたら味がかわってまた絶妙。

前述の青唐辛子ビネガーも当然グッドです。


全体的に非常にあっさりですが味わい深く
食が進む奥深い料理です。

結構ボリュームありましたがなんなく完食しました。

こりゃ二日酔いには最適な食いモンですな。

これで18000ウォン(約1600円)とは・・・

韓国のすいとん恐るべし・・・

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厚いご協力に感謝しますっ!!


まだまだ韓国編は続きます。

なんせ帰って矢継ぎ早の青森出張。
慣れない環境で膨大な写真と格闘してますので時間がかかってます。

順次アップしますのでよろしくお願いします

八戸の取材も同時にしてるんですが
古いのからやらないと記憶がトンでしまうので

そっちもそのうちに紹介しますのでよろしく




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ヨンドンチュクミ@ソウル

2008-09-22 | アジア
>
           <ヨンドン チュクミ>  

ヨンドンとはソウルのとある街の名前
チュクミとはイイダコのことです。    

ヨンドンにあるイイダコ専門店と訳すのが正解か?
実は韓国でまだ「たこ」は未体験。
とあるガイドブックで紹介されていた一軒のお店に突撃してみました。




内装はショボイ、店も狭い
この店はたしてアタリか?と思うようなウラブレ度満点。

いっそ帰ろうかとも思いましたが
夜も遅かったんでダメもとで入店しました。



間髪を入れずに、本当に僅か数秒で上の三品がサーブされます。
まだ飲み物すら注文もせぬうちに・・・
すべておまけ文化の国のサービス品。



皆様には見えぬが、生きて蠢く蛸にびっくり!
無論、鮮度は抜群。




店員さんが「おたま」で器用に豚の三枚肉をひっくり返してくれます。
熟練の技は見事の一言。



ほどなくしてチヂミと豆腐チゲが到着、これらも無論サービス。
チヂミはおかわりOKとのことですがたいしたことなさそう・・・

さて肝心の蛸と豚のお味のほうは、、、






うううまいっ!! たこのほどよい生っぽさと豚の獣味が混合して
不可思議な世界に。こんなんアリなんですねっ!

コチュジャンと唐辛子が効いてて相当辛いです。



味の濃い魚肉とさっぱりのキムチにコチュジャンのせを
エゴマで巻くのも王道の食べかたです。




この国のお約束、「辛いものにはモヤシを合わせろ」の鉄則?
通りでてきました。これがまた合うんです。




味の薄いしょぼいチヂミだからいいんです
具材てんこもりならクドイでしょう

なぜこれなのか?ここで謎が解けました
これならおかわりもしたくなります。



激辛にはこの韓国焼酎がよく合います。




再び店員さんの登場、またもや手際よく焼き飯に突入です。
ここでの韓国海苔は必須アイテム。



ほどよくかけてくれたゴマ油の香りがあたり一面に広がります
食べいでもウマいのは必至・・・




もはや言葉はいらんでしょう(画面の小さい方ごめんなさい)



エゴマで変化球もイケます。


二人前の蛸豚セットと焼き飯一人前と焼酎一本で27000ウォン(2500円)

ここもB級の王道に間違いなしっ!!辛いの駄目なら危険です


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チンジュ会館@ソウル

2008-09-21 | アジア
ソウル出張から無事帰国。いやー今回も美味しいのに沢山出会えました!!

これから順次紹介していきますね。

まず第一弾はここ・・・


        
               <チンジュ会館>


住所 ソウル市中区西小門洞120-35(シティホール駅9番出口すぐ)

電話 02 753 5388

時間 9:00~22:00 

休み 無休


コングクス(豆乳麺)ひとすじ40年の老舗
地元民から永く愛されている。



450席の大型店ですが昼時ともなれば満席になる。
大半はご近所のサラリーマン。



コングクス半人前(一人前6000ウォン)二人で行けば半分ずつにしてくれる。
豆乳スープが増える分お得です。




このスープが絶妙!!とてもクリーミーでなんとも言えない深い味わい。
ゴマの香りが絶大!!ホントからだによさそう。
マイルドで濃厚、癖になるのがわかりますとも。




麺もすごく美味しい!!
いい塩梅に冷やしていてくれてるから暑い時期に最高っ。

大豆も大抵の店はアメリカからの輸入だが
ここは江原道地方の国産豆100% にこだわってるらしい。



焼き飯8000ウォン 目の前でお店の女史が焼いてくれる。
これで一人前だが結構ボリュームあります。



これもウマかとよっ!! コチュジャンとごま油が効いてて美味しいっ!
炒めた鉄板の上でそのまま食べるからアツアツ

すばらくするとほんのりオコゲになってそれまた最高でした。



ここはこういうキムチ類も本当に美味しい。

豆乳麺があっさりで
キムチがガツンと辛くて
焼き飯で満腹
これだけ食べて14000ウォン(約1300円)と安い・・・



言うことなしっ!!

B級王道店ですよ


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昨夜の11時にソウルから帰宅。
今朝の9時に家を出発して車でひとり八戸まで750キロ走ってきて
コレ書いてるんですけど・・・


若くない??






Comments (2)
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