サバエブ食堂

一年250日旅暮しの根無し草
各地の食堂にご案内します

エンシュア・リキッド@明治乳業

2008-12-17 | お酒・飲料
実は2日前から風邪を引き、かなりヤバイ事になっていました
フツーの風邪なら大した事は無い、だがこれは違う。

風邪の菌が喉に付着しツバを飲み込むのも痛いほどに・・

今年の初めに同じ症状が出て自宅近くの町医者に駆け込んだ所「急性喉頭蓋炎(きゅうせいこうとうがいえん)」と診断されて最寄の総合病院に緊急入院とあいなった経緯があり、その時と症状が全く同じ。

調べたらこの病気は「たけしの本当は怖い家庭の医学」でも扱ってました。とにかく気道が炎症で腫れ上った喉頭蓋で圧迫されて呼吸が出来なくなり、窒息死に至る恐ろしい病気。日本では年間に14000人以上が発症してるとのこと、最近では成人男子の喫煙者が多いとか?

そんな経緯があったんで速攻でホテルから最寄の内科医へ朝一突入。9:30からの診療開始ですが9:15ですでに9番目、やはり冬の朝をなめたらいけません。少し熱もあったのでボーとしてたからか?看護婦さんが親切に「大丈夫?」と声を掛けてくださったので「だぶん急性喉頭蓋炎」と喉の潰れたほうほうの体の叫びをしたら順番ぶっ飛ばしで診察してくれました。待ってた皆さん申し訳ない。

ドクター開口一番「マジで?入院できる病院紹介するで」といわれましたがもう動くのもシンドイのでそれはとりあえず拒否してここで治療してもらうことに、喉頭蓋はのどち○この下なのでここを見るには鼻から喉頭鏡を入れるくらいしか手が無いのです。でもそんなことしなくても私の病状説明と喉の腫れを見ればたちどころに理解し、速攻で点滴を指示するあたりは専門外とはいえ、名医です。

この症状を収めるには抗生物質とステロイドホルモンの点滴しかありません。それで炎症が引いて喉の腫れが治まったらなんてことないあっけらかんに戻れますから。だから初期治療に大病院でなけりゃいけない理由もあるません。ただしこの症状を普通の風邪と誤診する専門医もいるので要注意。




点滴投与を受ける事一時間、場所が診察室に近いベッドなのでドクターと患者さんのやりとりが聞こえてきます。やはり大阪はフツーに吉本バリでっせ(笑)患者の口は皆達者なんでどう納得させるか?対応が興味津々でしたがやはり名医。さすがに内容までは触れませんが、頑固で偏った医学認識をお持ちの患者様のプライドを傷つけず、さりとてしっかり自分の意見を主張し判断は相手に委ねる見事な受け答え。押し着せでは大阪人は駄目なんでしょうね(笑)

なおかつ大阪人は待つのも大嫌い。ですから作業指示もはやけりゃ掛け合い漫才も迅速(笑)ひとりあたりの問診平均時間は約3分と見た。

なんてこと考えてたらあっという間に一時間。点滴終了して病院を出る時点で熱は38.6度あったのでまだふらふらしてました。ドクターから一応「腫れがまだあったら夕方またおいで&息が苦しくなったらすぐに救急車呼びや」と言われて退散し調剤で薬を貰いホテルに引きこもり。まだ喉の腫れも引いてませんから処方で出して貰った飲料を食事代わりにすることに・・・




<エンシュア・リッキド>

製造販売元 明治乳業株式会社

販売元   アボットジャパン株式会社


経腸栄養剤(経口・経菅両用)と表示あり

バニラ味にして飲みやすくしてありますが健常者の飲むモンではありません。
がしかしツバをもエシャクできない者には誠にありがたい飲み物です。



薬もこれで摂取できます。
症状的に強い効能でしょうからすきっ腹だと胃がヤバいですね。

解熱剤も入っているので夕方までに3度下着を替えるほどの発汗があり、お陰で熱は見事に下がりました。喉の腫れも朝に比べるといくぶんマシですが普段の声とはまだずいぶんかけ離れています。ので美声?を取り戻すべく病院へ再訪。

今度も数人待合に患者さんはいましたが、診察券を出すなり速攻で名を呼ばれました。やや元気になっただけに大変申し訳ない。。。

私が来るのを想定してか?何処かに電話してくれたらしく「炎症反応を見といたほうがええらしいから血ぃとっとくわぁ。なっ?」と言われて血液採取と点滴です。



朝のは2パックでしたがこれは抗生剤の1パックだけなので30分ほどでおしまい。夕方は朝より患者のテンションも高いからか?漫才も数倍面白くあっと言う間のお開きでした(笑)「明日はうち休みやから明後日に検査結果聞きに来てや~」と言われてそそくさと退散。

ホテルに帰宅し、前出の飲料と薬を飲んで寝たら夜の8時頃にはだいぶ復活してました。やっぱり点滴は即効性がありますね~

ここまでの発症から約3日間、酒・煙草・食事無しの完璧ダイエット生活で最近少し蓄えのあったお腹の贅肉がやや減ったのは怪我の功名(笑)

皆さん、家族の方が「ツバも飲めないほど喉が痛い」といったら要注意ですよ!!

食堂レポじゃなくてすんません


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新酒@白馬錦

2008-12-05 | お酒・飲料
はぁぁぁっ~
一泊二日の箱根出張から帰宅

東京でバタバタしたのと前日の酒が効いてるのとで疲れモード

よっぽどブログぶっちして寝ようか、と、思ったが
気がついたらPCの前で作業する私

豆じゃのぅ~(自画自賛)



さてと、今日の話題は久しぶりにお酒の事

実は先週に長野の親戚からとってもいい日本酒を頂いたんで
それを紹介します





必殺品目に共通の紙包み




長野の地酒倉「白馬錦」の新酒(原酒)



生詰&要冷蔵とは生酒の証し




生産数が少ないからか?ラベルのない裸体




ラベルは無いがキャップはしっかり白馬錦のもの




良い酒にショボいグラスじゃ失礼なんでバカラでお出迎え

一口飲んでビックリ仰天・・・




なんじゃこりゃぁぁぁぁっっっ!!!ってくらい美味しかった

長野に行けば白馬錦は結構飲んでるが
そこいらのとは雲泥の差があるとんでもない代物

香り芳醇、口あたりは上然水の如し、味わいはきりっと辛口

こんなんあったんかぁって感じずら


癖になっったらどうすんべ・・・
どうせそんなに作ってないんじゃろうけどな

真っ当な酒には真っ当なサカナが礼儀、と、





青森は内山商店の4Lサイズのたらこ半生焼き




新装オープンした青山の紀伊国屋でゲットした千枚漬けとべったら漬け

つまんで〆は大好物のお茶漬け
そしてデザートは・・・




サバエブの東京で好きな和菓子NO.1 虎ノ門「岡埜栄泉」の逸品、塩大福




これぞ大人の菓子
お茶うけというより酒のつまみにもってこいの名品

塩は強めでどうしたらこうなるんかっちゅうくらい外はフワフワ
豆はしっかりガツンとデカい

これを知らずに死ぬのは不幸である


これで飲まれた名酒もさぞかし本望・・・かな?



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なんとか日を開けずに更新できた
ふぅっブロガーの辛いトコやね

箱根の報告はまた何時の日か・・・











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マリアージュ

2008-06-27 | お酒・飲料






フランスでは酒と料理の相性を「マリアージュ」と言う。

これは結婚をも意味する言葉だがそれ位取り合わせを考える民族。

ブルゴーニュ地方では地元のワインに合う料理を産地の方は考えるし、ボルドーも然り。

また、料理店ではシャンパンから始めさせたいならそれなりの料理を冒頭から揃える。

当然食べ手も店が変わればスタートを変える。日本人のようにとりあえずビールなんてやらない。

酒と料理が醸し出すハーモニーを楽しめたら食事はさらに美味しくなる。

色々な酒を色々な料理に合わせてみよう。



相性は大事やで






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森伊蔵

2008-05-14 | お酒・飲料






マイフェバリット焼酎、それは「森伊蔵」


数年前に飲んで病みつき......と言いたいところだが、入手困難


あまり手に入らん。たまに飛行機で買えるくらいか。プレミア付では正気じゃ無理。噂では蔵元からは普通の値段で卸してるが流通過程で値段が跳ね上がってるらしい。

誰かが儲けてるんやな 



しかし美味いモンは美味い。どこと無くコクがあり、個性を感じさせる一品。





たまらんね.........







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ワインの話

2008-05-12 | お酒・飲料




写真はムルソーの名手「コント ラフォン」による赤ワイン。ボルネィ サントノデミュー プルミエクリュ 2000年

ボディは強いはずだがもう飲まないと。過ぎてたら勿体ない。この方のムルソーは10年でも硬いのがあるがこれはどうかな?








仕事の関係でフランス、特にパリにはかなりの回数行った。

私自身、無類の酒好きだが当年46歳、飲み過ぎて享年にならぬように気をつけるようにはなった。今より若い時にあちらで山ほどワインのボトルを空けた。そして判った事がひとつ。

ワインには薬の匂いがするのとあまりしないのと二種類あるという事。

抜栓した途端に拡がるあの嫌な薬臭。これはフランス現地で飲み慣れてない方にはあまり判らない。匂いの薄いのは正規輸入品ではほとんどない。どうやらドメーヌ(酒蔵)で国内用と輸出用に分けて瓶詰めしてるらしい。ワインは生き物、温度変化に弱い。 なので輸送中に腐敗させない為の苦肉の策なんだろう。

しかし、この薬臭が頭痛をもたらす。よって苦手となる。

酸化防止剤だか亜流酸かは知らんが、味と翌朝の目覚めを悪くしてるのは確か。この件は評論家は誰も触れないがおそらく周知の事実だろう。こんな事を言いだしたら正規の輸入ワインが売れなくなるからね。薬臭のないワインはデリケートなので輸送も保存も手間がかかる。購入後も高温多湿の日本ではワインクーラーは不可欠。私も地下倉だと安心して何本ものワインを駄目にした苦い経験がある。

ご利用は計画的に.......



現地で飲むのが最良かな?ちなみに私はドメーヌものしか買いません。ネゴシアンのや村名のは作り手の作意が明確でないから。しかしレストランではたとえパリでもそんなの頼みません、お金が勿体ないから。ヨーロッパの真っ当なレストランはハウスワインで充分な店が多い。逆にハウスの駄目なトコは飯も不味い、コレは鉄則。☆付の店では恥ずかしくてハウスなんて言えないが.......


6月来訪予定のフランスはVin de Vacannse(ロゼワイン)のシーズン。ランチにテラスでがっつり冷えたロゼとランチが最高夜も夕日が10時過ぎまで覗いてるんでここでも冷えたロゼ。口の中にネトツク赤は秋までおあずけやな。








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