詩歌探究社 蓮 (SHIIKATANKYUSYA HASU)

詩歌探究社「蓮」は短歌を中心とした文学を探究してゆきます。

フェーズとマスク。

2020-02-25 12:05:50 | 千駄記


今日も春の陽気の東京です。いま曇りましたけど。
さて、新型コロナウイルスが流行です。
何が何だかわからないうちに流行るものが流行なのでしょう。
当初は冷静、穏やかな雰囲気のなか
マスク不足ばかりが報道されていたような
気がしますが、いよいよ危機感溢れる昨今です。

そうそうマスク不足。
私は最初からマスクを追いかけていません。
そのせいで妹からは危機感を持て!と叱られてたわけです。
コンビニやドラッグストアに行くと
「マスクはありません」的な貼り紙があって
私は好きな弁当がないから何も買わないで出るだけなのに
「マスク欲しかったの?」みたいな顔で店員に見られるのがイヤです。
そうか!マスクをして店に行けば憐れまれないのかな
っていうんで、家にあった手拭いでマスクを作りましたよ。


これね。中にティッシュでも挟んでおけば
使いまわしできるでしょう。外すときはゴム紐を持つようにする。
私、英語は2でしたけど図工は5でしたから。

私の工場でも誰か一人でも感染者が出れば
大袈裟でなく「倒産」の言葉が頭を掠めます。
今朝のワイドショーでは満員電車や学校の
教室が危険極まりないと言ってましたよ。
「会社に行かないで済む人は自宅で仕事を」
と、真面目な顔で言ってました。が、
そんな人は最初から会社に行かないでしょうが!

子どもがまだ食ってる途中でしょうが!!
と怒る黒板五郎氏(「北の国から」思い出のシーン)
のように言葉を荒らげたくなります。

わが社には電車やバスで通勤している人はいません。
要は不便なところに工場があるわけです。

前置きが長くなりましたが、新型コロナウイルスの件で
「フェーズが変わった」などという言い回しを
よく耳にするようになりました。
なんだよ。フェーズて!
文脈から「段階」かなぁと思ったりしたわけですが
検索すると
〈フェーズは「段階」や「局面」を意味する英語phaseから来ています〉
と載っていました。

段階が進んだ
局面が変わった

で、いいじゃないですか。
なんで「フェーズ」って言いたいのかのお。

と、最近、短歌界で目の敵にされている
「親父の小言」でした。

*「親父の小言」は角川の月刊「短歌」のコラムです。


おしまい。



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