詩歌探究社 蓮 (SHIIKATANKYUSYA HASU)

詩歌探究社「蓮」は短歌を中心とした文学を探究してゆきます。

東京スカイツリー開業十周年記念特別ライティング。

2022-10-30 13:58:34 | 千駄記

東京スカイツリー開業十周年記念特別ライティング。

 

昨夜、15分ごとにライティングが変わるっていうんで

撮影に行ってきました。

ベストポジションはどこなのか、ネットに教えてもらう。

クルマをコインPに停めてから、その場所を探す。

はじめは明後日の方角に歩いちったよー。

それぞれに名前があるらしいけれど何が何やらわかりません。

スマホを構えて撮影する人もちらほら通り過ぎたけれど

そこそこのカメラを構える人は想像以上に少なく、私を含めてひとりふたり。

スマホで撮った方が綺麗なくらい美しい写真をみなさん撮影していましたよ。

川に映るスカイツリーも画角に入れるには超広角レンズが必要です。

 

 

10/30(日) 晴

 

天気のいい日曜日。

庭の草を抜き、玄関のシンボルツリーの枝を切り、

絡みついた草を抜く。

怠け癖もいよいよ板についてきた。

 

ところで「板についてきた」って何さ?

ネットはすぐに教えてくれて

「板につくとは、経験を積んで、態度や物腰が職業や地位にしっくり合う」

ことだそうで、「怠け癖」にはそぐわない言葉でした。お詫びします。

 

板につくの「板」は板張りの舞台のことで、「つく」は見事に合うことを意味する。

経験を積んだ役者の芸は、舞台にしっくりと調和されていることから、経験を積んで

動作や態度が職業などにしっくり合うことを「板につく」と言うようになった。

そうです。

 

そう、東京スカイツリーの話。

十年前に完成した電波塔・観光施設です。

高さは634m。完成間もないころ登ったことがあります。

スカイツリーはことあるごとにライティングを工夫して

いるらしく、スカイツリー撮影マニアもいらっしゃるようです。

自転車に乗ってやってきたスカイツリーの主のような方は

スマホを構えている若者を捕まえてはいろいろアドバイスされていた。

主はライティングツリーに詳しかったからいろいろ聞いたけど

頭に入らなかったわー。

 

塔って見上げていて飽きませんね。

 

 

おしまい。

 

 

 

 

 

 

 

 


『鈴木しづ子100句』  武馬久仁裕 松永みよこ

2022-10-30 09:16:56 | 詩歌探究館Web

『鈴木しづ子100句』  武馬久仁裕 松永みよこ

黎明書房 2022/10/10発行 ¥1.870.-

 

「はじめに」で武馬久仁裕は

本書は彼女の伝説を追って、その俳句を鑑賞、紹介するものではない

という。スキャンダラスな衣装をまとわされてきた彼女の俳句から

その衣装を取り去り、自由に読もうとするものだという。

とはいえ、武馬の解説―鈴木しづ子の世界を読むと、ある程度彼女を

知ることができるし、その俳句にもますます興味を増すのだった。

 

 

収録作品を6句紹介します。

 

とほけれど木蓮の径選びけり     『春雷』

秋ゆふべねぢ切るわざを見てならふ

あきのあめ襟の黒子をいはれけり

あひびきの夕星にして樹にかくれ   『指環』

中年の男の魅力鳥雲に        「俳句研究」(昭和22年8月号)

わが五指がさくらはなびら散らしけり  未発表投稿句(昭和27年6月16日付)