代々木公園ヘルスケア鍼灸院blog

渋谷区・富ヶ谷。代々木公園近くの鍼灸院が綴る日々のこと。

今日のお客様 ”恵美ちゃん”

2009-05-30 22:51:35 | 日記


今日のお客様

向平恵美ちゃん(6ヶ月)です



パパの向平則男さんは私が以前勤めていた医療機器会社、フジ・レスピロニクス㈱の同僚(いや、先輩)です

ママのケネスさんは元、米国・レスピロニクス社の技術アジア担当。

今日はママの治療でしたが、ママの治療中も一切泣かないで元気に遊びまわっていた恵美ちゃん

又、遊びに来て下さい





幸せ一杯な向平ファミリーでした


サロマ湖100kmウルトラマラソンと、鍼と、そのまんま東氏

2009-05-29 11:00:32 | 日記

’96の6月下旬、私は北海道、サロマ湖100kmマラソン参加して、11時間20分のタイムで完走しました。(当時は制限期間12時間、現在は13時間。 約2,500名参加、完走率は約65%)

’95秋の河口湖マラソンで、フルマラソン完走10回になり、11回目は「100kmウルトラマラソン」に挑戦する事にしました!

もう一つの理由は’95のサロマ湖100kmウルトラマラソンに、当時のお笑いタレント「そのまんま東」氏(ご存知がと思いますが、東国原英夫、現宮崎県知事)が挑戦して、12時間の制限時間を残り2秒で完走したのをテレビで見て、刺激を受けました。(ビデオに録画して何度も繰返して見ました)



当時の私は医療機器会社の営業をしておりました。住まいは世田谷区中町、駒沢公園や日本体育大学の近くです。

私は駒沢公園で連日、サロマ湖100kmマラソンに向けて走り込んでいました。

その駒沢公園、又、駒沢公園体育館トレーニング場で時々“そのまんま東”氏がトレーニングをしているのを見かけました。おそらく近くに住んでいたのでしょう。
テレビで見るのとは違い、いつも一人で真剣な表情で、かなり早いペースで走っていました。

サロマ湖100kmマラソンの約1ヶ月前の5月中旬、私は「ギックリ腰」でダウンしてしまいました。夜、仕事から帰宅後、自宅マンションの玄関に一歩入ったとたん、腰に凄い衝撃を受けました!そのまま倒れ込み30分は動けませんでした。「これがギックリ腰ってやつか!」そのままベッドまで這って行き、その日はそのまま眠りました。

翌朝になっても腰は伸びず、痛みも取れません。当時はパソコン、インターネットでの検索などはなく、“タウンページ”で治療院を調べ、何件か電話をしました。そのうちで予約が取れたのが、中町の隣の桜新町にある「E治療院」でした。「すぐに来なさいー!」E先生はそう言ってくれました。まだ始業前の午前8時頃です。

私は“鍼治療”は初めての体験でした。E先生の“鍼と手技整体治療”により、あれ程痛く、伸びなかった私の腰が一回の治療で見違える様に良くなりました。それから計3回程の治療で腰は完治しました!
その時受けた、E先生の治療が、私が“治療家”を目指す要因になった事は間違いありません。

“E治療院”はサロマ湖100kmマラソンまで何度か通いました。
大会直前にE先生から鍼を数本渡されました。「これを自分で足に刺して走りなさいー!」
私は唖然としましたが、E先生の指示に従い鍼をウェストポーチに入れレースに臨みました。
「サロマ湖100kmウルトラマラソン」の様子はサロマ湖100kmマラソンのコースをご覧下さい。



大会当日。私はトレーニングを含めても42km以上は走った事はありませんでした。
スタートから55km地点が休憩所です。スタートから55kmまでノンストップ、あっと言う間に、本当に楽に楽しく55kmが走れました。そこで着替え、軽めの食事でエネルギー補給、トイレ、念入りにストレッチをしました。
そして、まずアルコールティッシュで足を拭き、E先生の指示通りに自分の両足(大腿、ふくらはぎ、前脛骨筋等)に鍼をしました。この“自己治療”が効いたかは?ですが、後半戦に向けて再スタートを切りました。





レースの方は65kmを過ぎた辺りから足が上がらなくなりました。走っては歩き、その繰り返しです。80km辺りが一番苦しかった!「ワッカ原生園」と言う花畑の公園を走るのですが、足の感覚は無く、頭もうつろ、「ここはあの世かっ!」て感じです。それでもこの公園を折り返し、残り約12kmでやっと元気になって来ました。ここで、当時のタレント“上岡龍太郎さん”を抜く事が出来ました。そして何とか初挑戦の「サロマ湖100kmウルトラマラソン」は11時間20分のタイムで完走する事が出来ました。




サロマ湖100kmマラソンから一週間後、小雨が降る休日の朝、私は駒沢公園に走りに行きました。ウォーミングアップをしていると東さんが走っていました。「すみません、ちょっと一緒に走らせてもらって良いですか!?」、私は東さんに伴走させてもらいました。「東さんがサロマ湖を走られたのをテレビで見て、刺激を受けて先週走って来ましたー!」又、以前テレビで東さんが金子ボクシングジムに通っていたと言っておられたので、そんな話もしたと思います。駒沢公園ジョギングコースは一周1.5kmです。二周ご一緒させて頂きました。東さんの走りは早く、ついて行くのが精一杯でした。


「E治療院」へは私が鍼灸学校へ通っていた’03~’04の約2年間、土曜日のみですが勉強の為、通わせて頂きました。現在のこの治療院があるのもE先生のお陰と感謝しております。

フルマラソンは現在まで22回完走しましたが、ウルトラマラソンは’96のサロマ湖100kmウルトラマラソンが最初で最後です。



うちの”かめだくん”

2009-05-28 19:24:48 | 日記
今日はです。


今日は我が家の”同居人”を紹介します。

”かめだくん”です



今から9年程前に、下北沢のペットショップで購入しました。

♂か♀か今まで分かりませんでしたが、先日代々木公園で”亀の散歩”をしている人(※2週間程前のブログ参照!)に出会い♂と♀の区別の仕方を教えてもらいました。尻尾が真っ直ぐなのが♂で、横に曲がっているのが♀だそうです。
うちのはおそらく♂です

いつも一人で水槽の中で孤独に留守番をしてくれています。

夏場はゆで上がってしまうので部屋の中に放してあげています。
夜、寝る前は隣の部屋に隔離しているのですが、朝方になると扉を開け部屋に入って来て、私の指を噛み、起してくれます。(本当です!)

うちの”かめだくん”は平和主義です。
けっして「シャー オラ~」とか言って人を威圧したり、「肘でいいから目に入れろ」とか「3150 オレはそう考えている」とか言いません。

 

どなたか私に素敵な名前をつけてください。






中国

2009-05-27 11:01:00 | 日記


昨日のWBC世界フライ級タイトルマッチ12R 内藤大介(宮田)VS熊朝忠(中国)戦は、内藤チャンプの僅差判定勝

中国での興行は失敗しましたが、昨夜の熊選手のファイトは、負けはしましたが、今後の中国のプロボクシング発展を予感させるものだったと思います。

3150 オレはそう考えている。





天安門広場

 
 宿泊していたホテル、一泊1,000円位 学校の寮でもある。


ホ-ムセンター「カルフール」




屋台街、美味しくはないが、安いので毎日食べていました。


街のいたる所に自転車修理屋があります。


近所の動物園。 日曜日でもガラガラでした。


病院のトイレで驚いた事。“大”の方でも仕切りが無いのです拭いた紙も流さず、カゴに捨てます。

天津中医大学第一附属医院の周りは大学が多く、学生が多い。若者は皆、オシャレブティック、美容院が多い。


街中では車のクラクションがうるさい日本ではクラクションはよほどでないと鳴らしませんが、中国では逆、“鳴らして危険を知らせているー”と言う考え方。
歩行者も道路を青信号で渡る人はいません。皆、信号無視。道路を自動車と自転車が並んで走る姿は中国ならではです。





穆 剛 主任医師(ぼく ごう先生)

2009-05-26 13:48:35 | 日記



穆剛先生、日本読みは「ぼく」ですが中国読みは「む」です。
推拿(按摩・マッサージに近いもの)の指導は、穆(む)先生に従事しました。病棟はA棟3F。骨份科=整形外科です。

穆(む)先生は日本語が喋れます。歳は私と一つ違いです。
2001年~2002年にかけて日本(東京)に派遣されたそうです。日本での滞在場所は文京区の日中友好会館宿舎。東京ドームの近くです。
私も以前、その近くに住んでおりましたので、近くのお店の事とか、歌舞伎町の事とか・・・、話しが盛り上がりました。

A棟は西洋医学の病棟です。C病棟の鍼灸科に比べると、穆(む)先生の治療室への患者数は一日約10名と少な目でした。
頚椎症、腰椎症、坐骨神経痛、脊椎管狭窄症、五十肩、膝痛等の患者が来院していました。



穆(む)先生の部屋には患者以外にもいろんな人達が訪れます。中国語での会話は意味が分かりませんが、病院のスタッフが油を売りに来ている様です。「皆、愚痴を言いに来ているんだよー」と先生は言っていました。中国語での会話は激しく、まるで口喧嘩をしている様です。しかし、日本語になると優しく、穏やかになります。そのギャップが面白い。

穆(む)先生に初日に言われた事を良く覚えています。「今までここに何人もの日本人が研修に来たが、イーダさん、あなたが一番下手ね~!」、「日本人皆、マッサージうまい。中国人の荒いね!」  ガ~ン!!

穆(む)先生は時々、女性患者からお昼のお弁当の差し入れを貰っていました。その時は私に、自分の職員食堂での食券をくれます。

推拿の治療室ですが鍼もします。坐骨神経痛で、私が鍼をする男性患者からは「謝謝(シェ シェ)」と言われタバコを頂きました。(私は吸いませんが)

患者だけでなく、病棟婦長さんや掃除のおばちゃんまでも「先生肩揉んで~」と、やって来ます。
その担当は私になります。



推拿の治療中は鍼治療と違って、患者と会話が出来ます。私は中国語は喋れませんが、単語を並べ、一生懸命会話をする様、努力しました。中には日本語で返してくる患者もいました。

ここでの研修は忙しい鍼灸病棟の研修とは違い、本当に楽しかったです。