”眠らない街”歌舞伎町にはペットショップが多数あります。
私が通勤で使用している西武新宿駅前にも小さなペットショップがあります。
帰宅途中、私が西武新宿駅に行くのはほぼ毎日、深夜0時を回ってしまいます。
このペットショップを外からボケ~と覗くのが日課になっています。
(昼間も代々木公園を走った後はドッグランで遊ぶ犬達をボケ~と眺めています。)
けっこう遅い時間でも若い女性達で賑わっています。
お店にいるのは価格の安い小型の犬猫。
こういう所では安くて小さい亀や小鳥なんかは当然居ません。
歌舞伎町は犬猫の「託児所」まであります。
何故、歌舞伎町にペットショップが多数あるのか?お客さんのターゲットは?
私が気に入っているのは「ブルドック」の子犬。恐らくこの店で一番高い値がついています。
しかし先日まで376,000円だったのが、昨日見た時は298,000円まで下がっていました!
マジ、この犬買いたい!飼いたい!です。
大体私はこの時間、お酒が入っています!”欲しい!”という欲望を中々抑えられません。
しかし、冷静に考えると今の生活環境で犬を飼うのは不可能です。
狭いゲージに入れられた犬猫達を見ると、“何とか自分が面倒みてやろうー”という気になってしまいます。
”欲望の街歌舞伎町”皆、自分の欲求を満たす為、自分を癒す為に買っていくんだろうな?
ここで買われていった犬猫達は幸せに暮らせるのでしょうか?
以前、テレビでペット産業の実態についての特集を見ました。ペットショップの経営実態、飼育放棄された犬猫達の処分などについて・・・。
売れ残った犬達はすぐに成犬近くに成長します。そういう子達は自分のこの先が分かるのか、ゲージの中で寂しそうな目をしています。
狭いゲージの中で散歩も出来ず、光々と明るい蛍光灯の元、深夜まで寝る事が出来ず、これでは“成長ホルモン”は分泌されません。
“ご指名”が入ると、お客さんの相手をしなければなりません。
何故か複雑な思いになります。