代々木公園ヘルスケア鍼灸院blog

渋谷区・富ヶ谷。代々木公園近くの鍼灸院が綴る日々のこと。

「運命」を跳ね返すことば

2011-04-26 20:34:38 | 日記


元プロボクサー坂本博之さんの「運命を跳ね返すことば」を読みました。

元日本、東洋ライト級チャンピオンであり、4度の世界タイトル挑戦の実績があり、現役時代は”平成のKOキング”と言われた坂本さん。

私は現役の時の坂本さんが好きで、新人王戦の頃からずっと試合を見続けて来ました。

以前、営業職をしている頃、いつも帰社前に車で角海老ジムの前に行き、坂本さんの練習を見たものです。

3度目の世界挑戦の対セラノ戦は国技館まで観戦に行きましたが、1Rに2度のダウンを奪うも、目が腫れ塞がってしまい、無念のTKO負け。

世界王座を目の前にして、とても残念でした。

現在は荒川区にて「SRSボクシングジム」を経営しながら、全国の児童養護施設をまわり、子供達に「SRS(スカイハイ・リングス)ボクシングセッション」の活動をされています。

この本は、坂本さんのボクサーとしての輝かしい選手時代の事を綴ったものではなく、児童養護施設の子供達と向き合い、心を閉ざした子どもたちに何をすべきか、生きる勇気をもってもらうためにどんな声をかければいいのか、そんな事が坂本さん流の言葉で綴られています。

第五章 それでも運命を跳ね返せないときにおくる「ことば」から索引

・君は生きている、それだけでも素晴らしいことなんだよ
・生きることにくじけそうになったら、自分の心音を聞いてごらん
・君が生まれるのを心待ちにしていた人間がいるのを忘れてはいけない
・なにもかも失いかけたとき今を一生懸命に生きることで自分自身を取り戻していける
・世の中に必要のない命なんてない
・君はひとりじゃない、過去も未来もすべてつながっているんだ
・大切なことは、自分で「厳しい現実」をどう受け止めるかだ

4度の世界タイトル挑戦に失敗した坂本さんでしたが、4度目の奇跡で新たな”生命”と出会えた!

今、大地震後、被災地でない地域でも色んな影響が出ています。

何とか現状を打破、克服しなければいけないと思う。

この本を読んで、強い気持ちが湧いて来ました!






キャンディーズ

2011-04-23 19:34:45 | 日記


私は小学校5年生くらいから「キャンディーズ」のファンになり、親戚のお兄さんからレコードをカセットテープにダビングしてもらっては曲を聴いていました。

何枚かシングルレコードも買いました。

部屋にはキャンディーズのポスターも貼っていました。

最初は「スーちゃん」が好きでしたが、直ぐに「ランちゃん」に替わった!

今から丁度35年前の春、この曲がヒットしていた!
You tube 春一番

私はその年の4月、長野県須坂市立常盤中学校に入学した!

”もうすぐは~るですねぇ、恋をしてみませんかぁ~”の歌い文句じゃないですが、”恋”をして”青春”をエンジョイしようと妙に張り切っていた!

只、直ぐにそんな浮かれた気持ちは強烈なカウンターパンチを喰らい砕け散ってしまった!

「春一番」にはそんな12歳だった少年のほろ苦い青春の思い出がある。


そしてキャンディーズは、その2年後に解散。

最後の曲となったのが、
You tube 微笑がえし

お別れの曲ですね。

今、この「微笑がえし」のYou tubeを見たら涙が流れてしまいました。




田中好子さんのご逝去を悼み、謹んで御悔やみ申し上げます。