上達したい方のための水墨画教室

水墨画の奥深い魅力と沈和年先生による本格的水墨画指導の様子や教室会員さん達の学習の成果を紹介していきます

お手本 今月の花「紅梅」

2013-02-24 | お手本と描き方のポイント
 

 
 今回は紅梅の描き方をを教えて頂きました。

濃淡を着けた筆を加減して奥行きを意識しながら
太さに変化をつけて勢いよく幹と枝を描きます。

花の向きを前後関係を考えて変化をつけて描くと良いでしょう。
花弁は大きさや濃淡の変化をつけます。

萼の点を強調すると枝の線と花の点を調和させます。

 
 筆は茶色いイタチの毛でできた弾力のある「蘭竹」を使っています。
使い慣れるとこれ一本で幹も枝も花の萼まで描ける便利な筆です。
紙は中国の画宣紙という滲む紙を使っています。
墨は液墨でも固形墨でもお好みでかまいません。

「本格水墨画 作品づくりに役立つ10の奥義」(日貿出版社)の本に
さらに詳しい道具の知識や墨色の出し方三墨法などの説明が
解りやすく書かれていますので良かったら参考にしてください。


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