上達したい方のための水墨画教室

水墨画の奥深い魅力と沈和年先生による本格的水墨画指導の様子や教室会員さん達の学習の成果を紹介していきます

水墨画教室 その3

2013-03-27 | 四日市教室
 今回の写真は全てS.Yさんの作品です。破墨山水画法で学んだ事を応用して

います。

また、お手本を元に書を加えてみたり構図をアレンジして

新たなモチーフを加えたりと、工夫を凝らして創作的に課題に

取り組んでおられます。







 たくさんの中から数枚を選んで並べ先生に講評してもらいながら

皆で意見交換をしました。













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今月の四日市水墨画教室 その2

2013-03-24 | 四日市教室
 この松の画は兵庫県から通ってこられている上農義人さんの作品です。上農さんの筆使いの力強さと勢いは、当会でもダントツです。勢いある筆使いは魅力ある水墨画作品の大切な要素の一つだと思います。上農さんは大写意の水墨画で全日本水墨画秀作展で大賞を受賞された実力ある会員さんです。




上農さんから今回の作品についてのコメントです。

 
 「筆、墨、水、紙の力を借りて自由に水墨画を楽しみたいものです。

楽しむ為には、基本的な勉強も必要です。それがこの教室です。
 
 松を見て、その力強さに感じて、その感じた気持ちをぶつけてみたのがこの作品です。」



四日市水墨画教室では、初心者も上級者も同じ教室で切磋琢磨し学んでいます。一人一人の想いを尊重した指導により会員さん達は個性豊に実力を身に付け、それぞれの
目標を実現しています。水墨画の世界への一歩をこの教室ではじめて見ませんか?

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今月の四日市水墨画教室 その1

2013-03-19 | 四日市教室
 今回も先月に引き続き会員さん達からの要望が多い破墨山水画の技法を教えて頂きまし

た。

 沈先生の山水画作
品は伝統と現代性を融合させた新感覚の表現方法で大変注目され

ています。幽玄で奥深い墨色が醸し出す高尚な精神性に静かに感動し圧倒されます。

 かなり高度な技法の様なので、きっと余程の年月をかけて精進しなければ臨画すらままな

らないだろうとお手上げに思っていたのですが、沈先生はあっさりと惜しみ無く技法の

奥義を教えてくださったので、1日中描いているうちにコツを掴んでそれぞれが素晴らしい

破墨山水画を描けるようになりましたので今回の学習の成果として一部をご紹したいと思い

ます。

 
 こちらの作品は日本画も学ばれていて大きな公募展では常に上位の成績を修めておられますK.Sさんです。風景画や特に山水画等をいつも熱心に制作されています。


 沸き立つ雲海に包まれた山々の空気を墨の色あいとにじみで

よく表現されていますね。水墨画特有の味わいを上手に生かした作品ですね。

 山肌のしゅん法や松の木の描写も素晴らしいですね。


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会員さんの作品

2013-03-09 | 四日市教室
 今日は毎月奈良から通って来られているS.Yさんの作品をご紹介させていただきます。
Sさんは非常に熱心な会員さんの一人で、篆刻家でもあります。
画では特に潘天寿の画風を熱心に研究されています。


教室では驚異的な集中力を発揮して、とにかく黙々と筆を動かしては次々に素晴らしい作品を描き上げて行かれます。端で見ているとワクワクしてこちらも製作意欲が湧いてきます


 Sさんの作品は味のある筆使いがどの作品も大変に魅力的です。
かなりの練習量からえられる確かな筆使いを見つめていると、
点と線の質を高め、筆使いを極める事が良い水墨画作品を描く為に本当に大切な事の一つだなとあらためて思います。

見てください、この筆使いと墨使いを。


 四日市水墨画教室では先生のお手本を学ぶのはもちろんのこと、各自でテーマを見つけて取り組み研究するのも自由です。その場合にも先生のアドバイス指導を頂くことが出来ますし、会員同士で意見を交換し得意な技法を教えあうこともあります。
ただし皆に共通しているのは、常に目標と向上心を持って積極的に作品づくりをしているということです。今月の教室の日も今からとても楽しみです。有意義な時間になるようしっかりと準備をして行きたいと思います。

 
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四日市水墨画教室会員の作品

2013-03-03 | 四日市教室
 沈先生の「本格水墨画」の中に掲載されている作品で、一度はチャレンジしてみたい
と思っていました。
先生の指導を受けるようになってから筆使い意外にも、墨に膠を少量混ぜる技法や霧吹きを使う技法などを習うと同時にそれらの技法を作品のどんな場面で活用すると効果的な表現になるか等も教えていただいたので、お手本を見た時にどの様な手順で描けばよいか、また使われている技法はなにか等が自分で推理できる様になりました。下の作品は本の解説も参考にしてある程度自分で臨画したものを先生にアドバイスを頂きながら更に加筆して完成させました。


最後に白緑を散らして柳の緑を表現する作業が、緊張感と楽しさが入り交じって充実感がありました。

お手本にした写真とテキストの表紙




 まだまだ本当に未熟ですが、必ず上達できると信じて希望を持って今後も学習して行きたいと思います。