夏の思い出

くうが来る前の夏のこと。

初めてゆうと旅行に行った。
出不精のぱぱと忙しい娘と牛窓へ。

暑い夏のこと。
何処へ行っても暑い。ゆうはバテバテ。

もひとつ、楽しそうではない。
ペンションの夜も落ち着かない。
ほとんど寝れなかったみたい。

ご飯も食べない。
トイレも出来ない。

お泊りはどうやら苦手のようだわ。
季節が悪かったのかしらん。



初めての海は、お天気が急に悪くなってたね。

でも、よく泳いだし、ボードにも上手に乗れたよ。



お姉ちゃんは念願のいるかと泳いだ。
ゆうも近くまで行って、いるかに会ったね。
吠えないかと心配だったけど、ゆうはおりこうだった。
おっきなお魚だったね。
お姉ちゃんはいるかの背びれにつかまって、一緒に泳いだというよりも
引きずり回されたという感じだったよね。

偶然にもゆうの病院の先生が、ここのいるか達の内視鏡検査を
されていたんだったよね。
ゆうの先生はなかなかすごいんじゃない？


ほんとにおつかれのゆうくん。
お家の帰って、アイスノンの上にゆうを乗せたら復活した。

それから、ゆうを連れての旅行は辞めたんだよ。
ゆうをおいて何処にもいけないから
あれから、うちは旅行に行ってないよ。

ねぇ、ゆうくん。