だいすき♪

犬が好き。猫が好き。美味しいもの、綺麗なものが好き。

いろいろあったよ

2012-11-02 | いぬ
何から書けばいいのかな。

ぱるるの骨折は、まだちゃんと引っ付いてないので
ギブスはそのまま。
お部屋生活が1か月過ぎた。
つまんないよね。

ふうちゃんの腰は本犬はすっかり治った気分。
でも、まだステロイドが完全に終わってないから
お散歩は禁止のまま。つまんないね。

そしてくうちゃん。
夏にお耳が遠くなっちゃったことに気が付いて
それから、おっさん度が高くなって動きがゆったり。
寝てることも多くなった。
9歳なのに老化が早いのかなって焦った気分だった。
お散歩も歩きたがらないことが多かったり
どこか具合が悪いのかなと心配しても
ボールを出せば、げんげん元気でかっとんでボールを追いかける。
だから、年をとって少しわがままになってきたのかなと思ってた。
貫録出てきてるやん。
ふうちゃんの腰が痛くなってケージに入ることが多くなったら
りうの相手をちゃんとしてくれて
9歳なのに1歳児と本気で取っ組み合い。
やるじゃん、くうちゃん。

でもさ。この間のきいちゃんちとお散歩に行ったとき
くうがボールを追いかけなかった。
りうやヴィンが張り切るからおっさんは出る幕ないよ~って
大人しかったのかなって思ってた。その時は。
でも、帰ってから「やっぱりおかしい」

くうがボールを追いかけないなんて。

全身をあちこち調べてみた。
特に痛いところはなさそうなんだけど。
でも、発見した。
瞳孔の大きさが左右で違う。
見た目ですぐにわかるくらい大きさが違う。
調べてみたら、それは「瞳孔不同」っていうみたい。
怖い事しか書いてなくて、お家でできることは何もない。
病院で診てもらいましょうって。

どきどきどきどき。
でも、くうの様子は特に変わらない。
病院で診てもらうとその時の診断は
ふうと同じ「進行性網膜萎縮症」か、腫瘍。
脳腫瘍の兆候は見られないので多分ダックスだから萎縮症だろうと言われた。

くうの目はよく見えていた。
くうまで見えなくなる難病?信じられない。
なので、即、目の専門医を予約した。

その頃、くうは急に元気がなくなった。
トイレとお水以外は自分からケージに入り寝てばかり。
こもまま死んでしまうのではというくらい動かなくて
私が帰るまで家族は心配が頂点に。

その夜は私の顔を見るなり、顔に生気が戻ったようで
ほっと胸をなでおろす。
でも、何か変だよね、くうちゃん。
まさかね。まさかね。
耳の時も先生は老化か腫瘍ができてるかって言ってた。
まさかね、まさかね。

元気が戻ったかなと思ってたくうが段差を嫌がった。
えっ?ヘルニア?腰が痛い?
いや、腰は痛くなさそうだよ。
りうがいつものようにくうに体当たりする。
「きゃん」
えっ?くうが「キャン」?
そういえば、くうちゃん首が低いね。
もしかして、首?

すぐに診てもらったら首が緊張しているって。
脳腫瘍からもそんな症状はあるけどって。

耳、目、首。。。

なんだよ、くうちゃん。どうしたんだよ。

いてもたってもいられなくてヘルニアなら奈良の田中先生。
仕事だったけどお願いして奈良まで受診させてもらった。
確かに頸椎ヘルニアのようだけどと診断されたけど
腫瘍の疑いが全くなくなったわけじゃない。

それならば、きちんと検査してみればいいと田中先生からの
アドバイスも受け、MRIを受けることを決めた。

元気のないくうちゃんを見るのは辛い。
全身麻酔は怖いけど、ターゲットを定めるために決めた。

MRIってどこにでもあるわけじゃないので
主治医の出身大学の病院で受けることになった。

朝、7時出発。
9時前に到着。

血液検査を持ってきてくださいと言われたので
事前に主治医に検査してもらった。レントゲンも撮って
術前検査代再診料合わせて9550円。

なのに、麻酔前の検査はこちらでもしますって。。

診察を受けて、MRIだけじゃなくCTも撮りましょうと
いうことになった。
首、脳、だけじゃなく腰のあたりも見ておいた方がいいということで。
10時過ぎに病院にくうを預けて、お迎えは4時ということだった。
それまでの時間、パパと二人で時間をつぶす。
アウトレットが近くにあるのでそこで食事をして買い物でも。。
あたりまえだけど全く楽しくない。
時間はなかなか過ぎないんだよな。

心配だった腫瘍はなかった。
腰の方も大丈夫だった。
首のヘルニアはやっぱり、あった。
4番目と5番目の頸椎の間にしっかりと映っていた。


頸椎ヘルニアは腰より治りも悪く再発もしやすく
手術になったら難しい部類に入る。
大きな血管を傷つける心配もあるし
何しろ首には神経がたくさん通っている。
出来たら手術は避けたいと先生方もおっしゃっていた。

くうの場合は今は歩けているから手術の対象にはならない。
でも、この先悪化して麻痺したり痛がればすぐに手術した方がいいと言われた。

とにかく1か月はケージの中で安静に。
薬はステロイドでなく非ステロイド性の消炎鎮痛剤。

お家に帰ったのは7時前。約12時間。長い一日だった。
でも、命の期限を切られるような病気でないということは
ほんとに嬉しい。
ただ。高かった。。高い安心料だった。。
だってさ。10万6110円。
思わず、「カードでいいですか」


くうちゃんは大人しくケージに入っている。
今日は薬が効いてるのか久しぶりにヘソ天で寝てたそうだ。
ゆうまま家の災難はこれでおしまいにしたいと思う。
ぱぱのギブズもとれたことだし。

まさかね。ぱるるとパパがお揃い骨折なんてね。笑えない。

後はみんなどんどん良くなるだけ。
そうだよね。
みんな、よくなるだけだよ~