だいすき♪

犬が好き。猫が好き。美味しいもの、綺麗なものが好き。

ばいばいまたね

2009-12-03 | ねこ
今日の仕事は忙しかったんだ。
お客さんも来るし。
人も多かったし。

3時くらいに昨日のアパートのおばさんがやってきた。
予感はあったんだよ。
その少し前に匂いがしたんだもん。
「2時半くらいに死んだよ」

おばさんはすぐに知らせに来てくれたんだ。
二人で可愛い花束を買いにに行って
ねこちゃんがいるおばさんの会社に行くまで
いろんな話しをしたり聞いたり。

ねこちゃんは今朝もミルクも飲んだし缶詰も少し食べた。
「これならもう少し大丈夫」とおばさんの会社の人も思ったんだって。
昨日の夜中、様子を見に行ったおばさんの息子さんが
2階からの階段の途中にねこちゃんを見つけたんだって。
ダンボールの箱から出て、どこに行くつもりだったんだろうね。
死に場所を探しに行こうとしたのか
それともおばさんたちに挨拶が済んだから
うちに戻ろうとしたのか。。。。。

それからはもう、ダンボールの箱から出る力も
なくなっちゃったみたい。

おばさんに見守られて、ねこちゃんは空に旅立ちました。

もう、苦しいことはないし重い身体も脱ぎ捨てたから
自由にどこにでも行ける様になったんだよね。

私は寂しくないよ。
ねこちゃん。

職場で一緒にお世話してくれたようこちゃん、ゆきちゃんにも
ありがとう。

ようこちゃんがね。
「これでもう、安心ですよね」って。
ねこちゃんが死んじゃって安心っておかしいのかもしれないけど
お世話してた私たちはそう思うのよね。
これでもう、寒くもなくてしんどくもなくて苦しむこともなくて
ねこちゃんは、楽になってどこにでも飛んでいける。
あのガリガリでふらふらな様子は見てるのもつらかった。
私たちはねこちゃんは死んじゃったけど
とてもとてもがんばったので、もうがんばらなくてもいいよねって
言ってるのがなんとなくわかるんだよね。
このくらいがんばったから神様にもきっとほめられて
今頃は首も曲がってなくてふわふわのコートで
暖かくていい匂いがするところでニコニコ笑っているんだと思う。

空っぽの猫小屋を見るのはしばらくはつらいかもね。
でも、やっぱり私は言うんだよ。
ばいばい。またね。また会おうね。
こっちの世界でもいいし、向こうで会うのでもいいよね。
そのときを楽しみにして私はもっともっとがんばるからね。