ルースのお骨は、市の動物共同墓地にお願いしました。
だから、職場にはルースのお骨はないの。
ルースにお願いして、首輪をもらいました。
ココちゃんと色違いでおそろいのチェックの首輪。
近所の人が猫さらいにさらわれないように何度か首輪をつけてくれてた。
でも、それは犬用。
どこかに引っかかったりすると危ないのでそれは内緒で処分させてもらったわ。
ココちゃんにも誰かが首輪代わりにロープをつけてくれた。
それも危ないから処分した。
その代わりに猫用の首輪をおそろいでつけた。
それがルースの遺品になっちゃった。
最後に使ったタオルも思い出においていくわ。
首輪とタオルをおいて祭壇を作った。
昨日、ぜんぜん知らない人が目を真っ赤にして
職場に訪れた。
「クーちゃんが亡くなったってお聞きして。。」
その人はルースを「クーちゃん」って呼んで
毎朝、出勤途中に会いに来てくれてたそうだ。
ご飯やおやつも頂いていた。
朝、空っぽのはずのご飯入れに新しいご飯が入ってたのは
この人がルースにあげていたんだね。
綺麗なお花を頂いて、ルースにお線香を上げていただいた。
それから。
気がつくとルースのハウスに花束が入っていた。
また、違う人が訪れたようだ。
ルースって。。
ほんとにいろんな人に愛されていたんだなぁ。
お悔やみの電話も頂いたよ。
たくさんの人の癒しになっていたルース。
地域猫の鏡ね。
今もたくさんの野良猫がいるけど
ルースのようにちゃんと手術をしてもらって
地域の人に可愛がられて生きていって欲しい。
心無い人が多くて、猫たちもたいへんだけど
これからもそっと見守っていきたい。
いろんなことをルースは教えてくれた。
ありがとう、ルース。