朝一番でお仕事先に資料請求の電話をして、それほど待たずに資料が届き、ホクホク顔でお仕事に励むオイラなのであります
そこにもう1件、修正のお仕事が入りました~
締め切りは明日なので、ちょっと余裕かな~
ってなことでお昼はいつものごとく、母ちゃんの様子を見に行ってきま~す
-----------
今日の母ちゃん。
半目白目で様子がアヤシイです
右手までダラリと脱力して、ジジ君を握れなくなっています
時々えずくようなあくびのような動きをしたと思うと、痙攣の症状が現れます
慌ててナスコールを押すも、看護士さんがやってくる前にけいれん発作は治まります。
1回の発作は15秒~30秒くらい・・・
はじめての症状なので、病院側も監視の強化を始めました。
一時的な症状ってことで、治まってくれると良いのですが・・・
----------
午後のオムツ交換を終えて、母ちゃんの表情が穏やかになった頃、叔母から電話です
今日は、叔母と叔父がそれぞれ定期通院の日です
診察が終わったので、これから母ちゃんの見舞いに来てくれるとのことでした
待つ間、母ちゃんは点滴の針の交換をしてもらっています。
おなかに針を刺していましたが、吸収率が悪く皮膚がタブタブになってしまったので、意地でも手足のどこかにルートを確保しなければなりません
2名の看護士さんがあちこち探索したのち、左足のふくらはぎの内側がヒットしました
表面からはまったく見えないけれど、結構太めの血管とのことで、しばらくはその血管が頼りになります。
どうか液漏れなど起こしませんように
----------
点滴の交換が終わった直後、叔母と叔父が到着~
遠いところご苦労様でした
母ちゃんはといえば、半目白目のまま・・・
たぶん、叔母の事も分かっていないでしょう
手を握ってもらっても、おでこをなでこしてもらっても、ほとんど反応はありません。
『今日は寝る日みたいだから、仕方がないね~』
----------
叔父の様子が気になります
歩く姿がなんとも痛々しいんです
そうとう腰が痛むんだろうな~
車に戻って休むと言って、叔母より先に病室を後にしました・・・
昨年、脊柱管狭窄症の手術の術後が順調だったのに、その後の祖母の入院やら何やらで体を酷使したからね~
疲れも出たんでしょう・・・
そこに輪をかけて、おじいちゃんが頑固なもんだから、叔母が憂鬱になるわけで~
----------
おじいちゃんの頑固の理由・・・
オイラはてっきり、おばあちゃんのお位牌を守りたくて自宅を離れたくないのだと思っていました。
が、どうやら別の理由が・・・
温かい『薪ストーブ』から離れたくないようなんです
薪ストーブって、他のストーブに無い魅力がありますからね~
でもね、おじいちゃんは薪のお値段を知らないみたいなんです
持ち山からタダで持ってきてると思い込んでるのかもしれません。
実際には、毎年秋に叔父が間伐材や建築廃材を購入して、自力でチェンソーワークで薪を作っていたんです。
材料代だけで、おそらく7万円~8万円くらいかな
それをトラックで運んで棚積みして・・・という作業を毎年のようにやってきたんです。
昨年は腰の状態が悪く、薪になった商品を購入したのだそうで、そのお値段はたぶん15万円くらいかと・・・
それプラス、ストーブの煙突掃除も叔父頼みなわけで、出来なければ業者に頼むしかないわけで・・・
出費はすべて叔母と叔父ののお財布が出ているわけで、叔母が憂鬱になるわけで・・・
----------
もう一つの悩みは『お風呂』
おじいちゃんちのお風呂は薪と灯油のハイブリット焚きなのですが、おじいちゃんでは焚くことが出来ないので、週に2回ほど車で町の入浴施設に連れて行くのだそうです。
入浴料は100円なので良いとして、盛岡から八幡平市までの往復を考えるとガソリン代の方が高くつくというのです。
自宅のお風呂も古くなったことだし、車いす仕様のユニットバスに替えて、石油のボイラーを設置したいと考えているようです。ついでに薪ストーブも石油ストーブかペレットストーブにしたいのだとか・・・
その時の出費も自分たちだけでみなければならないのかと悩んでいるようなんです。
黙ってないで、兄弟たちに相談を持ちかければいいのに~
って言ったんだけど、叔母曰く『嫁に行った立場では何も言えない』のだそうです
----------
ここからはオイラの考えなんだけど・・・
ユニットバスの工事に80万円~100万円
ストーブの全面交換に20万円~30万円
高く見積もって130万円かかるとして・・・
おじいちゃんと7人兄弟×15万円=120万円
孫15人×1万円=15万円
これでどうだっ
・・・って、そんなにうまくいくわけないかぁ~
叔母は理髪業なので、元気なうちは多少なりとも稼げるのですが、夫婦とも国民年金なもんだから、出費は極力抑えたい考えのようです。
叔母ちゃん、やっぱ兄弟たちと話し合いすべきだよ~
おじいちゃんの家をビフォー・アフターするか、それとも毎年の薪づくりを兄弟で等分にするか・・・
お金の話だから、ムズカシイかな~
----------
なんて話をしていたら、再び母ちゃんに痙攣発作が出ました
これもまた30秒ほどで治まったので一安心
すると、うっすら目を開けた母ちゃんが叔母の顔に気が付いたのか、シパシパとまばたきをしました。
叔母の握手を握り返すことはありませんでしたが、叔母の顔だけはしっかりと見ていました
『母ちゃ~ん、叔母ちゃんが来てくれたよ~、良かったね~』
-----------
母ちゃんが穏やかな顔で眠りについたところで、叔母をお見送りに出ます。
おみやげに『大根と昆布の煮物』と『手作り桜漬』を頂戴しました
やったー
叔母ちゃんの料理、大好き~
わざわざ来てくれて、ありがとうね
----------
さてと、オイラは早々に帰ってお仕事の続きをせねばなりません。
あまりに慌てて帰ったもんだから、猫様方のレトルトを買って帰るのを忘れちゃったよ
明日買ってくるから、許して~
ゆるさんのニャ
ボクはなんでも食べるのニャ~
----------
叔母から頂いたおかずで夕食を済ませました
叔母ちゃん、美味しかったよ~
----------
お仕事は滞りなく終了しました~
本日の徹夜は回避されました
桜漬けをつまみに、1杯やんべかね~