短髪に変身したのは良いけれど・・・
シャンプー後にしっかり乾かさずに寝ちまったら、すんげー寝ぐせがついちまったぁぁぁ
朝シャンして頭をプルプル振っていたら、またまたシィ君が後ろからクンクン
小さな前足をオイラの肩にかけて、目をキラキラさせて髪の毛の中に鼻先を突っ込んでくるのよぉぉぉ
シィ君もしかして、何かヘンなものに目覚めちゃったのかなぁ
どーしよーっ
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今日はちょっと早めに母ちゃんの様子を見に行きます
今日の母ちゃん、朝から血圧の状態が良くて利尿剤の効き目も良好だったのに、お昼前から不整脈が出始めちゃいました
除脈と頻脈が入り混じった脈波が不快らしく、呼吸が大きく不規則です
母ちゃんの分身のジジ君は、今日は枕元で母ちゃんを応援しています。
それもどうにか午後のオムツ交換時には治まり、眉間のシワも浅くなってくれました
『母ちゃん、疲れたね~。少し眠るといいよ~』
が、母ちゃんってばオイラの顔を凝視したまま微動だにしません
しかも、なんとなく怪訝な目つき
もしかしてオイラのこと分かってないんか
『母ちゃ~ん、オイラだよ~、〇〇だよぉぉぉ髪切ってくるからねって言ったじゃん』
・・・・・・
すると傍にいた看護士さんが、『極端に変身し過ぎだってば、〇〇さ~ん、娘さんだよ~』
・・・・・・
『ほっ、やっと分かってくれたみたいだね』
オイラの顔をしばし凝視して、納得の顔で眠ってくれました
オイラの極端な変身は、母ちゃんの精神状態にに深く影響するので注意しましょう
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3時を過ぎたあたりから、母ちゃんの右手が行動を開始しました。
どうやらジジ君を探している模様
すかさずジジ君を持たせたら、器用にジジ君をクルクルと回して、手にしっくりなじんだところで満足げな表情を見せました
ここでオイラの脳裏にはマジンガーZのテーマが流れるのであります
『パイルダー・オン』
↑ (年代がバレバレだね)
これがね、状況次第では『勇者ライディーン』の『フェード・イン!』だったり、『コンバトラーV』の『レッツ・コンバイン!』だったり、いわゆるロボットの合体シーンなわけで・・・
つまりオイラの精神構造はガキのままってことだぁね~
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午後4時、母ちゃんの寝息を確認して帰宅します。
『母ちゃ~ん、おやすみ~』
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看護士さん達には2度見され、病院受付のスタッフさんにも2度見され、家に帰れば帰ったでご近所様からも2度見される始末
やっぱ極端過ぎたかな~と反省しきりのオイラなのであります。
髪が伸びるまでしばしご猶予を・・・っていうか~、そのうち見慣れますって
が、こやつはどうだろうね~
シィ君のジロジロ・クンクン攻撃は続いております・・・
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我が屋から3件ばかり離れた土地で、新築工事が始まった模様です。
未だ深い雪山を掘り返して、土が顔を出しています。
そういえば、我が家の着工もこんな雪の残った時期だったっけ・・・
なんか懐かしいなぁ~
出来るものならあの頃に帰って、もっと良い間取りを設計したいな~
ま、最初で最後の自分ちの設計は、すでに過去のお話・・・
これから何件、知らない人のお家を設計することになるんだろうね
早く『住宅復興バブル』にならないかなぁ~