経済の環境変化に対応して政治の運営方法は臨機応変に行うべきですが、未来を良くする
ための法案審議がまとまらない現在の状況に対して、国民の一人としてとして哀しい思うと
ともに、怒りに似た感情を持っています。
国民の声に耳を傾け、国民の幸せの為に政治を行うのだと選挙の時は言っておきながら、
今回の消費税の増税に対しては、国民に上げないとマニフェストで約束したから反対するよ
うな態度を取っている政治家がいる。本当にそれらが国民のために正しい対応方法だと思っ
ているのであろうか。
変化にはその都度対応する取り組み姿勢が重要であり、いくらマニフェストで約束したか
ら守ることが正義であるような、単純な対応方法は止めてほしい。もっと未来を考慮したう
えで対応すべきであると思います。
そもそも消費税以外のマニフェストは守っているのかといえば、守られていないのが現状
です。約960兆円の規模の財政赤字に陥っている事実をしっかりと理解すべきです。一般
の企業であれば、当の昔に倒産している状況であるが、政治家にとって国は自分を生き延び
るための道具としか思っていないのではないかと思ってしまいます。本当に困ったものです。
誰が考えても早い段階に消費税を上げなければ国の財政は持たないし、遅くなればなるほ
ど今の若者に大きな負担がかかることになり、ひいては国の存続に係ることになることは、
誰もが理解しているのに、それでも手を付けない政治家がいることに対して残念で仕方があ
りません。
さらに消費税の増税の前にまだまだ削るべき事があると言っていますが、それらの案件は
過去にあれだけ取り組んでも官僚側の力の前に屈指した事実があります。このような出血し
ている状況では、まず出血を止める施策を実施しながら関連することに取り組むべきである
のに、その順番を誤っていることに腹が立ちます。
またこのような発言をする政治家に同調している100人程度の政治家がいることも哀し
いことです。単にそこから流れてくる金と利権を目的にして群がっているだけのような気が
してなりません。
世の中は常に変化するし、人間の考え方も基本的なことを除けば時代とともに変化するも
のです。変化に対応して変わることを全ての人が認めなければならないし、勇気をもって
取り組むべきであると思います。そうでないと自分のことしか頭にない政治家にうまく利用
され、最終的に欲の塊の政治家のところに利権と金が集まることになるのだと思います。
反対に変わってはいけないものとは、国民のために正しい方向に国をまた国民を導く政治
家の心と、私利私欲の為に行動してはならないのが政治家の生き方だと思います。人の幸せ
のために活動すべき政治家は、是非とも仏陀の生き方を学んで欲しいと思うのは凡夫だけで
はないと思ます。
現在の野田政権の是非はあるものの、消費税に関しての取り組みは個人的に賛成します。
誰かが手を付けなければならないことであり、迅速な対応が必要です。政治生命をかけて取
り組んで欲しいと思います。
反対に国民も消費税が上がって確かに苦しくなるかもしれませんが、皆でそれぞれ苦しさ
を分担し、対応することが今の日本に求められていることを理解し、進んで対応すべきであ
ると思います。苦しくなることだけを恐れていては、明日の日本はないと思います。
凡夫は、この日本という国が好きです。和を考え思いやりや気配りができる国民は世界に
例のないものだと思います。この美しい日本の国を駄目にせず、苦しいことを進んで受け入
れながら、この国を正常な形にしたいと思っている国民は多いと思っているこの頃です。
合掌
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