レンタルビデオ店にて。

先日、夜中に借りていたDVDを返却しに行ったところ、素敵な場面に遭遇しました。

貸出・返却カウンターが混んでいたのですが、
なんだか柄の悪そうなヤンキーな人たちが店員さんに絡んでいる様子。

（あ、これは早いところ返却して帰ろう）
と思ったそのとき。

ヤンキーの一人がこう言ったのです。


「・・・兄ちゃん、聞いてんの？
エヴァンゲリオンのビデオがさぁ、６巻だけ無いんだよ。
ケースも無いんだよ？DVDは全部あるのにさあ、何で無いの？」


おいらは耳を疑いました。
え、エヴァンゲリオンですか？今ごろ？
っていうかあなたみたいな人がエヴァ？
そしてビデオ？DVDじゃなくて？

いやー、いろいろおかしくなって、ニヤニヤしながらお店を後にしました。


エヴァを見そうにない普通の、しかもヤンキーな人がエヴァにハマってるんですよ？
（※エヴァはオタク向けのアニメだというイメージがどうしても強いのです）
６巻を探しているということは、５巻までは見たって事ですからね。
きっといま一番面白い頃でしょう。


そしてなにより、あの人もおいら達と同じように、テレビ版最終話の『おめでとう』を見て
「は？これで終わり？」という理不尽な気持ちでいっぱいになるのかなぁなんて、
そんなシーンを想像したら、妙におかしくて。

で、店員さんにまた絡んだりして。
ヤ「なに？これで終わりなの？続きは無いの？」
店「いえ、続きとして映画版がありますが・・・。」

で、あの映画版を見て、さらに凹むと（ｗ

・・・と思ったのですが、よく考えたら、ビデオやDVDって、
テレビ版も映画版も一緒に入ってたっけ。
じゃあ、最終話で「これで終わり？」にはならないかな？
まあどっちにしろあの衝撃のラストが待っているわけで。


それにしても、今ごろですよ・・・。公開からすでに10年経ってますからね。
やっぱりパチンコ「ＣＲエヴァンゲリオン」の影響でしょうか。
そういえば近頃レンタルされているときが多い気がします。
自分がいいと思っている作品が再評価されるのはうれしいんですが、
エヴァは・・・複雑な気持ちです。
感想が↑みたいになっちゃうし、なんとも言えませんねぇ。

それにしても・・・。
うー、また見たくなっちゃったじゃないか。
DVDボックス、見直そうかなぁ。