前回は先週水曜日、持世寺から霜降山まで行く途中にあるキャンプ場までの往復を散策した。
睡蓮の池になっていて、デジカメするには良かったけれど、休憩する場所も葦やカヤに覆われて無くなってしまってた。
何となく休息する場所が目的地であって欲しい。
今日はいきなり行こうとなって、新しい場所を探検しに行く。
私の住む町と隣町と、山の真っ只中の境目で六畳岩と言うのがあって、片道1キロの場所だと聞いた。
それでどんなとこか行ってみようかと思い立ち3時半頃から出かけたのだった。
確かに案内板もあるから迷子にはならない道筋だけど、昨日ちょっと降った雨でぬかるみ足元が少し悪い。
でも道幅はまぁまぁで、足跡も何個か残っているから、結構利用頻度があると思える。
周りは木々が生い茂り、めぼしい木々にはその名前が書いた札がぶら下げてあった。
植物図鑑が欲しいと思うほど沢山の草花も顔を覗かせている。
その道筋を近くに転がってた木の枝を杖代わりにふうふう言いながら歩く。
途中で「六畳岩まで500メートル」と書いてあって上り道でちょっとしんどくなってた私は笑顔が戻る。
やれやれ、と激しい下り坂や上り坂があって、どれだけ山を越えさせるのだ?と思っていたら「六畳岩まで後250メートル」
そんなはずないやろ?
もう、一キロ以上歩いている気がするんだけど。
途中で貝塚のある場所を発見もした。
こんな山の中に貝塚なんてね。、昔は沢山の小さな島々があり、ここら辺が海岸だったのか
今では埋め立てられたり、自然に隆起したりしたんだろうか。
ところどころは、大きな木に括り付けたロープを伝って崖を降りたり、または上ったり。
疲れる・・・・・よ~
誰だ?往復一時間も掛からないなんて言ったのは!
それでも、糸トンボやクロアゲハやシオカラトンボを見つけては大喜びする私は子供。
やっと、見晴らしの良い平らな岩肌にたどり着く。
6畳岩ってよく言ったものだわ。6~8畳くらいの広さかな。平らで岩が山の中で際立っていた。
なるほどね。
突き出た半島、海、綺麗な白い橋も見える。
おお、綺麗な場所じゃない。海が見えるのがいいわね。
「帰り道はどうする?」って聞くとこの散策提案者のサンパツは
「もう、あのきつい上り下りは嫌だから、別道を歩いて帰ろうか」
と、もと来た道ではなく、六畳岩から更に東へ向かう道を下り歩いて行った。
「この道は多分、黒岩池に行く方じゃないのかな。真反対な道だよ」と心配する私の気も知らないで。
沢の音が聞こえたりするので、やはり池のほうに行っている。
こ「のまま行くと、池方向でそっちに行き、農家とか見つけた時には疲れきってタクシー呼ぼうよなんてなりゃしないかしら?」
「いや、途中で六畳岩に登る別の入り口が合ったはずだから、もうすぐさ」
「方向音痴のあなたは役に立たないってば」と苦笑しながら歩いて行くと・・・・・
やっぱ、ほら! 大きな湖が見えてきたし、正反対じゃない。
車置いて来たところまでかなり離れたよ!
私の記憶が間違いなければ方向的には道はかなりあることになる。
もう、二人ともゲラゲラ笑いながら、携帯を出して花とか写しながらゆっくり歩いた。
だって、農面道路に出るんだから仕方ない。迷子になっているわけでもないし。
まだ民家は見えないが、
「自動販売機ないかなぁ~~」・・・・・・・・・(苦笑)
こんな事もあろうかと孫の水筒持って来たから。と奨める。
テクテクと歩き、もちろん、道路はすでに農面に出ているから、アスファルト舗装路
葦はしんどくはない。歩きやすいのだから。
でやっと思い出した。数十年前にこの辺を車で走り回ったことがある。
あの当時は舗装なんてしてなくて、普通車一台が通るのにやっとの広さの道だった。
随分変わったものね。
そこからまた、携帯デジカメしながら、沢の水の流れを感じながら歩く。
で、結果 2時間くらいか。
言っちゃぁなんだけど、 5キロ以上は確実に歩いたわよ。いえもっとかな。
しかも山だよ。 誰が行こうと言い出したのよ(大笑)
山坂よくまあ、頑張りました。
背中も足も、腕も首も顔も頭皮も 汗びっしょり。明日には足腰痛くて歩くの大変になってないか?
途中の道筋で、猪脅しや、サルや鳥を防止するネットなどで囲まれた果物やシイタケ栽培畑もあちこちにあった。
年寄りばかりの農家だろうけど、こんなに防衛手段取らないと成果は得られない場所なのだと実感する。
もう、農家は年寄りだけで、若者は皆出て行くから、耕作を放置した土地も沢山。
やっぱ、コレだったら 霜降山のほうが景色も道幅も広くて落ち着くし、良いかもねと言いながらやっと辿り着いた車に乗る。
早くシャワーに掛かりたかった。
今夜は良く眠れそう。
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