空模様

わがまま老女の視野狭窄ときどき日記

最近のマンション拝見

2011-03-07 22:20:34 | 日記

賃貸マンション入居希望者がいて、早速探すことになり、

ます手始めに建築から5年程度しか経ってないマンション訪問をすることになりました。

このマンションは最初から賃貸ではなくて、分譲マンションですが、そのオーナーさんが転勤とかの急な引越しのため

帰って来るまで賃貸すると言うもの。

今回のオーナーさんは、40代の女性の方のお部屋。

やはり転勤での賃貸希望でした。

 

さすがに築年5年。

凄い設備・・・・・・・・・・・まぁ、建物玄関口の設備はすべて完璧ですし、

エレベーターは両方向扉になっており、どちらからでも乗れる仕組み、マンションでコレは始めて見た。

 

部屋は女性が一人で使用されてたので、とても綺麗。

しかもおしゃれな間取りに設計されているし、調度品にもこだわりがあって素敵。

テレビドラマに出るような間取りです。

床暖房は当たり前だし、ジャグジー設備、

帰宅する前に携帯ピッで、エアコン始動

また携帯ピッで、玄関先に訪問するもの宅配さんとかの人相画面UP、室内での異常な音や動きがあれば即座に携帯にお知らせ機能あり。

キッチンは対面カウンター式で便利、キッチン専用の物置室もあるし、食器洗浄乾燥機もあるし、角部屋なので3方向に窓とベランダもある。

トイレはウオシュレット付き、バスはジャグジー機能付き、

等など・・・・・・・・・・・・・・・アナログ私には考えられない~~~~

ただただ感動でございました。

 

でも、 何だか私は気に入らなくて・・・

何でかというと

 

玄関狭い

室内廊下暗くて、横幅狭い(87cm~92cmか?)

洋間は5畳間狭すぎて収納部屋になりそう

寝室用の洋間は7,5畳間で、クインベッド入れたら他のものは入らない風

リビング20畳とあるが、キッチン空間4,5畳取り、通路を1,5畳取ると、キッチンテーブルとコタツ、テレビ、観葉植物5本置いたら手狭感あり

和室、6畳だけど窓の無い部屋なので・・・・・・

要するに京京間?  田舎の間取りに住む私には考えられない。

機能的と人は言うのだろうが、 私には無理 のんびり横になって次の間を眺めるところは何処も無い。

 我が家は3部屋見通し・・・・・(コレも広すぎるけど・・・)

南、西、北向きで、東側のお隣との間のベランダ間仕切りがあって、もろ南に太陽来なければ、日差しは・・・・・一方向だけで薄暗い

西側はキッチン用のベランダだから軒下が大きく雨の降り込みが少ないように大きいので暗い

北側は、窓を開ければ冷たい風が・・・

そして何処の窓の明かりも一部屋ずつのドアで締め切られていてしかも暗い廊下に妨げられ一部屋一窓ずつの光りしか無い。

 

要するに部屋全体が暗いのだ。

部屋に入る時は、絶えず照明が必要。

 

都会の人や若者には素敵な間取りで、贅沢な生活設計を描けるのかもしれないけど、

 

 

でも、堅牢な物件しか目に入れてこなかった私には、

この物件は、ちゃっちい・・・・・のだ。

耐震構造どうなっているのかと不安になる。

柱部分も細い・・・・・・・・・・・

見事にしゃれた物件だけれども。

それに私は何度も言うが田舎者、自然の光の中で生きてきて、その光の無い場所では生きていけない

 

まぁ、ご本人様が気にっておられるならば私は文句は言わないけれど、

私が住むのなら・・・・・  いや、まずは住まないだろうなと

ふと思ったのでありました。

 

ここに住むなら、以前私が住んでいたRマンションの方がはるかに良い。

リビングは東の太陽の昇る時間から眺め、南の空をゆっくりと回る太陽を又見て、西に落ちる赤い夕日を見ながら食事が出来た。

海を眺めて、愛しい人の船がマリーナへと帰ってくるを追った。

 

 

 

最後にもう一軒、30年前に億ションといわれたマンションも見てきた。

あの当時にしてみれば文句の付けようのない設備と広さと堅牢さが見える。

このマンションを建てて分譲したオーナーの誠実な性格が良くわかる。

確かに古臭いシャンデリアとか、作り付けのものには年代を感じるのだけど、このマンションなら私は入居しても良いと感じた。

ここならお金があれば買っても良いかなと思う。

そして、現代風に室内は思い切りリニューアルすれば良いし、古臭いシャンデリアは置いてあっても楽しいではないかとも思う。

キッチン周りもシステムキッチンと取り替えるにはあまりに豪華でもったいないし。

ただ、広すぎて、電気代掛かるかもね。

 

けど、今回の物件お探しのお客さんには、こういうものはお気に召さなかったようで、高機能の新築物件のほうがお気に入りのようだ。

人それぞれね。

長い間住み続けなければ、その価値はわからない。

 

 

 


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