またまた、聞いたお話ですが 2
この人も高齢夫婦二人だけの生活で、ご主人はとっくの昔に定年年齢を過ぎ、
事務職バリバリの奥さんの有難さを数年前から感謝
よって、奥さんが毎朝食事の支度を済ませて出勤した後
毎日365日自宅勤務をされるご主人
洗濯物をし、掃除機を駆使して家の中ピカピカ、庭仕事ももちろんOK
はたまた、夕食の買い物をして夕飯作って奥さんの帰りを待つ
それが奥様の弁では、最近は結構美味しい料理が作れるようになったのだそうで。
亭主関白だった大昔が嘘だったかのような暮らしぶりだそうです。
のろけているのか? って気分にもなりますが ご主人
で、ある日
家の近く周りの草むらが気になって、草刈機を使っていたら、いきなり、美しい鳥が飛び出していった。
見れば キジ で、草むらを見れば、ナント! 鳥の巣が出来ていて玉子が三個あったそうです。
草刈機に、親鳥が驚いて飛び立ったのでしょう。
サテ困った、このままでは、暖める事が出来なくて玉子が死んでしまう
どうしたもんか
主夫さま、刈った草を持ってきたり、毛布を切って掛けたりあれこれしたが不安は増すばかり
それで ときわ公園動物管理室に電話を掛けてどう対応すればいいか聞いてみたりした。
ただ、キジが野生なので持ち帰って育てるのはかなり困難だとの事
しかし、母性が強い鳥なので、もしかしたら、あまり周りの環境を変えずに待っていたら親鳥が帰ってくるのではないか
暖かい日が続くので数時間程度なら待ってみたらどうでしょう と返事があった。
で、巣の周りに元の草むら程度刈った草で囲ってやり、そっと 遠目で見守っていたら、
帰って来た! お母さん鳥が 帰って来た!
これで玉子は守られてやがて可愛い雛が生まれるだろうと、ようやっと、主夫さまは安堵したそうです。
この話を主夫仲間にしたら
その仲間のオジサン
「え~~?キジの玉子は食べると上手いのに! 昔はねぇ、三個はおるじゃろう?だから一個は取って食べたもんじゃった♪」
と 答えたそうです
世の中、イロイロな人の意見があるようですな