空模様

わがまま老女の視野狭窄ときどき日記

思いがけない贈り物

2011-12-27 23:59:54 | 日記

T信用金庫から、預金残高のお知らせが届いた。

苗字が我が家だから自分のだと思って開封したら、私にしては、ちょい多めの額がそこに記入してあった。

T信用金庫にはあまり残高をおいてないはず・・なのに?

 

で、よおく見たら 亡母の名前だった・・・・(@0@?

ええ? 

母が亡くなった時に、あの当時あった額は妹と遺産分けしたはずだし

証書、通帳類は確認済みのはずなのに・・・・?????

 

なんで、これだけ残っているんだ? 数万円は残っていたかも知れないけれど、それ以上だ

驚いて、母の通帳と印鑑を探してきて、今日T信金へ行って記帳をすると

最後の遺族年金と母の年金関連、介護保険還付金と、利息分三年間ささやかに入っていた。

年金停止通知出したんだけど、これはそれまでのが残っていたのね。

すっかり頭の中に無かったわ。

 

この支店は、いつも母と一緒に連れ立って来た銀行だった。

私の娘や息子のための定期とかを自分で入れてやりたいと言って。

私の仕事が忙しくなってからは、父が母と一緒に来ていたらしい。

ここは田舎の信金なので、何度支店長が変わってもゴルフなんかで知り合いだったから、

都会の大手銀行とは段違いの人間味あふれた付き合いの「ふれあい金庫」だった。

 

最近でも私が行くと、女子行員さんが

「Kさん、最近お父さんに良く似てきたわね~^^ 」とか いっぱいいっぱい話しをする間柄だ。

 

で、「母のこの通帳なんだけど・・・どうしよ。もう死んじゃってるしさ。手続き大変だよね。3年前じゃん」と言うと

支店長と軽く話しをしてきて彼女。すたすたと笑顔でカウンターまで戻ってきた。

「印鑑とかも持ってきてる?」と言う

「うん、ある、持ってきたよ」

「じゃ、お母さんの通帳がやっと見つかったんだから、今日解約して全部払い出ししましょ♪」

 

やった!

普通だと死亡後の保険金、証書、債権関係を処理し、現金化するのは沢山の証明書類が必要で面倒くさいことが多い。

実はそれが当たり前なんだが、

我が家の事は判りきって居る間柄で、相続人が私一人だと言う事も承知だからこうしてくれたのだと思う。

お陰様で、お風呂のボイラー故障取替え費用や、庭の手入れ代、冷蔵庫の買い替え代金分と、

日常生活費以上の支出代が痛手だなぁ~~ってケチケチ作戦生活突入しようかなって思ってたのが、

全部チャラになった!ワァ~イ!ワァ~~イ  

嬉しいなぁ~~~\(^q^)/

 

なんて間が良いんでしょ。

お母さんが用意してくれてたんだね。ってホントに思ったよ。

私へのお年玉? それともクリスマスプレゼント? な訳ないか(w

 

妹にこのことを話すと、笑いながら

「お姉ちゃんってホントに不思議だよ。ってか 昔から、お金に不自由しているって言ってても、

はたかたは全然そんな風には見えないし、

困ったわぁ~~って言ってると思ったら、こうして不意にこんなお金入るしさ、救世主がいきなり現れたり。

きっと、誰かのために頑張ってたり優しくしたりしていて、神様が見てるのかな。

それのお返しなのかも。それに幸せな運の持ち主だよね~♪ 多分一生困らないよオネエチャンは」

 

 

別に私は何をした覚えもなく、むしろ、仕事の上では「仕事の鬼」とか「頑固金庫番のオバサン」とか言われてきたし

男性上司とかには、忌み嫌われてきたもん。

部下は怒る時はきついけど、でも可愛がるけどね、私。

 

今日はホントにありがとうございます。 贈り物いただいて。

お母さん、お父さん、 

おはぎ買ってお供えした。

晦日にはお墓参りしよう。 明けてもまた息子と行くけど。