空模様

わがまま老女の視野狭窄ときどき日記

お気に入り

2009-12-15 20:30:27 | 日記


これは頂いた方の名前も忘れたけれど、確かに萩焼の湯飲みです。
結構長い間母が使っていて、見てわかるとおり、向こう側に三箇所、手前に一箇所
ヒビがあったのは気づいていました。
そしてそれを昨日まで私が使いました。
それもこのうちに来て長い歴史が出来、味わいを感じていましたし。
壊れたら、これ、修理に出すべきか、それともまだ貰ったのが沢山あるから
それに変えるべきかと数日前に悩んでました。

そして、とうとう、昨夜立ち上がった瞬間私はよろけて人差し指が茶碗の淵にかかったかと思うと



ああ、だれも責められません。
最初からヒビの入っていた部分やあちこちに茶渋がしみ込んで黒ずんでいるのか判ります。
この黒ずみが萩焼の愛される由縁です。



数が増えました。
拾い合わせていても、小さな欠片も拾いますが、とても手に優しいのです感触が。
土で作ったものが土に帰る手触り。小さな粒々感がとても温かく。

ガラスが割れて人の手を突き刺す冷たさを思い出して、違うんだなぁ~土って。

と、しみじみ思いました。

この湯のみは夫婦湯のみで、あと一つ大きいほうが残っています。
でもそれも唇の当たる淵の部分にヒビ筋がちょっとずつ見えてます。

また、割っちゃうのかなぁ。
でも使ってやらないと、寂しいだろうな。
お婆ちゃんの湯飲みは昨夜、お婆ちゃんとこへ行っちゃったんだもん。
お爺ちゃんのは、これから私が使い、送ってあげるときまで持っていたいな。


流れ星

2009-12-15 16:38:32 | 日記
今年はとうとう流れ星を一つも見ることが出来なかった。
13,14日でもふたご座流星群があると聞いて、とても楽しみにしていたのだけど
13日は午前中から雨が降りだし夕方9時前には止んでいたのだけど、厚い雲
14日は朝は良いお天気で窓から明るい日差しが眩しくて、夜の来るのを心待ちにしていた。
けれど、夜にはうす雲が張り出してきて、せっかく東側にある、娘の部屋や息子の部屋を
行ったり来たりしながら暗くして窓を開け夜空を見上げるも見えず。
星ひとつ見えないなんて。
絶望的な二日間。

残念でした。

毎年、以前住んでいたマンションのベランダで東の夜空を一人見上げて、
何個何十個もの流れ星を楽しんだものでした。

むかし、むかし、人々は太陽を敬い、月を愛し、無数の星を眺めてロマンを感じた。
そんな時代を、沢山の学問で宇宙までもがひも解かれようとしている今だから、
私たちの大部分は忘れてしまっているようだ。

届かぬ世界

2009-12-15 01:01:03 | 日記
数学の話です。
絶対私には届かない世界。
に、苦手~~~~!

なのにテレビで再放送なんでしょうけど、やってました。
で、ついつい真夜中というのに見てしまった(@@)

「素数とリーマン予想」

ん?リーマン予想って
アメリカの「リーマンショック」って経済の話と関係あるの?って乗りで見てたら

予想に反して   数字の世界だった Π(パイ)に関係あるって・・・・

数学っていやだなぁ~寝ようかなって思いながら見てたら、
だんだんのめりこんで・・・・・


素数とは
「 1とその数自身以外に正の約数を持たない1以外の自然数である。
つまり、その数. より小さい1以外の自然数で割ってみて、
割り切れるものが存在しない場合、その数. は素数である。

例 2,3,5,7,11,13・・・・・で、
最近1300万桁まで素数があるということが分かっているそう。

その素数をグラフ化すると限りなく零に近く低い素数を並べると、それかまた限りなく一直線上にある。
そしてそれは不規則で、素数一つの階段とすると綺麗に並ぶところもあれば
いつまで歩いて素数を探しても無い数字の列もあるらしい。

その素数は宇宙の成り立ち構成あらゆるものに通じていると判った。
この素数を紐解き始めて図式計算で来たのが150年前の数学者「リーマン博士」だった。
そのリーマンが問題として取り上げているのが「リーマン予想」

うーーーーー
私こういう話大好きでたまらない。
深夜ますます熱中してしまった。

それに、Π(パイ)円周率にも大いにかかわりがある数式も判っているそうだ。
この「リーマン予想」なるものに取り組み問題を解こうとして、総合失調症になった人とか
諦めてさじを投げた人もいたらしい。映画にまでなった博士も。

最近では、その負並び不均等な現れ方をす素数の一筋を見つけたまでは素晴らしいが
後が続かなくて困っていたときに、視点を横に置いて一直線上の素数に放射線を引くと
なんと関連性が見えてきたと、言う学者も出てきたらしい。
さすがにここまで来ると、平凡なオバちゃんの頭の中には入りきれない。
理解の外になりそうで、ちょっと意識が飛んでしまったが

けど、カード番号とか暗号とかを解読させないように、コンピューター世界では
この素数が役に立っているらしく、
この素数が何者であるか理解出来てしまったら、セキリュティもなんもあったもんじゃなくなると、
理解できた!そこだけ♪


と、普段の生活にはまるで関係ない数学の話で、深夜の2時、
私の頭は盛り上がりました。

たまにこういうの好き。
頭の中の混雑がいくらかなくなる気がするんだもん。