空模様

わがまま老女の視野狭窄ときどき日記

祥月命日

2009-12-13 23:17:25 | 日記
13日だった。父の祥月命日忘れてた。4年目になるのかな
それと同時に息子の鳥の誕生日でもある。
それも忘れていた。

11時頃に電話があり、亡妹の旦那がお参りしたいとやってきた。
それでやっと気がついたのんきな私ではある。
来週の日曜日に母の100日祭と父のを合わせてお祭りしようと決めて、
思いこんでいるので、そっちのことしか気がつかない。
彼は両親も他界し今では一人暮らしだから、話し始めたら長い(笑)
何日も誰とも話さず家に閉じこもる日々も多いから、人に会うとめちゃ話が続く。
人恋しいんだろうねやっぱり。

私もそれに付き合わされて、お昼を一人食べる私と、済ませてきてコーヒー飲みながら
延々とあれもこれもと、さまざまな話が彼の口から飛び出す。

でも彼の話は意外に楽しい事もあるから付き合った。
でも結果 2時近くまでコタツで喋って帰っていった。
あ~ 私のやっとの休みの日、時間を返して・・・って言っちゃいけないよね。



でもさ、昨日従姉と付き合い楽しかったけど、ほとんど丸一日を彼女に費やし
今朝一番に彼女から電話があり、午後になってまた
「寂しくなっちゃって、昨日の楽しかったこと思い出しちゃったから電話した」なんて
掛けられたら、私、具合が悪い。
うんざりする。またか・・・・・・・

「それが甘えだって言うんだよ」って内心思うので私は悪人かも知れない。

私もあまり人にかかわって居たくない人だから、自分勝手だし、
たまにご無沙汰しているから
気にかけて入るけど疎遠にしているから、会いに行こうと思うのだし。
それを理解しないで、猛烈に近くなろうとする人は嫌いだ。
一日二回も三回も電話しないで。 って思う。

ごめんなさい。

けど、冷たくも出来ないし、気にもかかる。何とかしないととも思うのだ。
けど、引き取ってめんどうを見ようとは思えない、我が家の家族の中に入れることは出来ないと。
彼女だって、人の立てる音を気にするし、夕方5時には寝てしまい、夜眠れないのと
悲鳴を上げて電話する我儘な人だけど、それをそう思わない彼女である。
自分の生活に不協和音を立てたくないと思うのは、この私が冷淡なのかも知れないけど。

何だか、善意とか縁とかを大事にするってとても難しい。

父さん、我儘な私を今日は見たね。

落ち葉をかき集め、犬を庭で遊ばせながら、冬の早い夕暮れはすぐに来た。
明日は我が家を不動産鑑定士が見に来るのだ。





雨の日のドライブ

2009-12-13 09:05:18 | 日記
従姉を迎えに行こうと思い山陽自動車道を走る。
雨が午前中から降っている。
スピード余り出せない。
と見れば私の車、どんどん追い抜かれていく。
軽四にまで抜かれる。
なんでじゃ?と速度計見れば100キロ。
そんな遅くはないじゃない? 
ここの制限速度は何キロじゃ?
見れば白い標識。100キロかぁ。

けど、今日は雨で道路はマットな感じ、
しかも路面はところどころゴツゴツとした体感がある。
中国自動車道よりうんと早くにできた道路だもんね。
けど、それだからこそ、走行車両を運転するものは気をつけて大事に走らなければ。
最近、山陽自動車道での事故の報道多くないか?
雨の日のトンネルの中だって平気で追い越しするし、雨が途切れるからと思うからか
スピードもいきなりあげる車も多い。
限られた空間でハンドル切り損なえば、大惨事になっちゃうよ。

なんかさ、怖いと思っちゃった。
老女はこんなスピード走行場所に入り込むのじゃないか?
悪かったわね。

けど、案外私もむかしはスピード狂だったのだけど。

それでも一時間で従姉の家に着き、従姉を連れて我が家へ向かう。
足が弱っていて外歩きもしなくなった彼女は、とてもうれしそうだった。
ドライブ久しぶりと助手席で喜ぶ。

墓参りもさせてあげようと思ったのだけれど、
あいにくの雨だから我が家のコタツで、ゆっくりおしゃべりタイム。
大病をした後だから、かなり痩せてしまい、部屋着に着替えさせるとき見れば
姿かたちはすでに老女だ。
背筋も伸びず少し猫背になり、お尻の肉もそげ落ちて、腕も細くなっている。
まだ彼女は70歳。
早すぎる老いを感じる。
彼女の病気は 高血圧で脳こうそくを二回患っているし、パーキンソン病、糖尿病、
そしてうつ病。
華やかな人生を謳歌していた彼女が老年になり伴侶を失い、一人寂しい暮しの中にいるからだろう。

その彼女を一人にさせる危険を、医師もケアマネージャーもとても容認出来ない。
だから近々施設暮らしをするように勧めたのだ。
私だってとても心配。
なかなか会いに行けないから、こうしで出来る範囲でもこうして付き合ってあげたいと思う。

お喋り三昧し、私の細身の頃の洋服やパジャマを掘り出し、試着して大喜びする従姉。
帰り支度をして、一人では楽しめない鍋料理を食べようと夕食連れて行き、
活イカの刺身を食べて満足した様子。

退院してあまり経っていないせいか食事量が少ない。
これでは痩せるわね。
日々は、昼と夜にお弁当の配達がありそれで生きている従姉。
何だか胸がせつなくなる。

それからまた、来た道を連れて帰る。
雨が上がり従姉の住む町は今イルミネーションで飾られて美しかった。
その町の風景すらも見たことが無いという。
アパートからその場所までは歩いて出ても10分とかからない場所なのに。
彼女の生活はもう部屋の中だけになってしまっているのか。

不憫だと思う。
古着を持って喜んで部屋に入る従姉。
また温泉にでも連れていくからそれまで、元気で居て。

二往復 4時間

少し疲れたけど、従姉にあえて良かった。