セアカスズメ♂♀

セアカスズメ　นกกระจอกตาล 　Plain-backed Sparrow
学名：Passer flaveolus　Order:Passeriformesスズメ目 Family:Passeridaeスズメ科

スズメの仲間も沢山いますが、オスとメスの模様が異なる種類も意外と多いものです。タイにはガトゥイと呼ばれる「お釜さん」が沢山おられます。中には女性をはるかに凌ぐような美しい人もいますが、夕方、お店の周りで化粧を始める前の髭面には面食らっちゃいます。鳥は総じてオスが美しく、メスは愛らしいようです。

ホオジロムクドリ

ホオジロムクドリ　นกเอี้ยงด่าง　Asian Pied Starling
学名：Sturnus contra　Order:Passeriformesスズメ目 Family:Sturnidaeムクドリ科

ホオジロムクドリも小さな竹やぶに巣を営んでいるようで、２羽が代わる代わる出たり入ったりしていました。しかし、近くではオニカッコウが恐ろしげな声で鳴いています。自由に空を飛べる鳥たちにも厳しい現実があるようです。

ミナミカンムリワシ

ミナミカンムリワシ　เหยี่ยวรุ้ง　Crested Serpent-Eagle
学名：Spilornis cheela　Order:Falconiformesワシタカ目　Family:Accipitridaeタカ科

今年の初めに出会ったもう一羽の隻眼のミナミカンムリワシも何とか命を繋いでいるようです。しかし、羽根の色艶も悪く辛そうです。本来であれば頭上の木の枝で風になびくはずの冠羽も寂しい感じがします。



墜ちた大空の勇者とはいえ、やはり面構えは精悍なものがあります。がんばれ！！

ツバメチドリ

ツバメチドリ นกแอ่นทุ่งใหญ่　Oriental Pratincole
学名：Glareola maldivarum　Order:Charadriiformesチドリ目　Family:Glareolidaeツバメチドリ科

今週こそはとはりきって、アカガシラサギの婚姻色を撮ろうと出かけましたが、ものの見事に１羽もいません。あまりの暑さに嫌気がさして渡って行ってしまったのでしょう。タイの内陸部では、４０度を超える暑さに鳥も枝から落下して死んでしまうとＴＶのニュースで伝えていました。
しかし、去る鳥もあれば、新たな出会いもあります。目の下に涙の跡の様な模様のツバメチドリとは初対面です。もう少し近づけたような気がしますが、魚とりの人たちやピクニックの家族連れが、縦横無尽に走り回るので鳥もじっとしていません。
悲しきは、サンデー・バードウォッチャーです。



悔しいので、先週に撮影したかなり色づいたアカガシラサギをトリミングしてアップします。

アジアマミハウチワドリ

アジアマミハウチワドリ นกกระจิบหญ้าสีเรียบ　Plain Prinia
学名：Prinia inornata　Order:Passeriformesスズメ目 Family:Cisticolidaeセッカ科

ふさふさの胸元が朝日を浴びて綺麗です。ちょっとセクシーな感じさえしますね。最初の頃は、くちばしから尾の先までしっかり写った構図ばかりを追い求めていましたが、気持ちの余裕も生まれて、鳥達の行動と色々な仕草にも気づくようになって来ました。



とはいっても、頭も写っている写真も！！

ノビタキ♂

ノビタキ　นกยอดหญ้าหัวดำ　Siberian Stonechat
学名：Saxicola maura　Order:Passeriformesスズメ目　Family:Muscicapidaeヒタキ科

冬鳥として渡って来たノビタキの写真はいままで、枯れた茶色い草原が多かったのですが、青草をバックにした構図は一味違います。雄の頭部の黒い羽根も心なしか淡くなったように思います。そろそろお別れでしょうか。

ヤツガシラ

ヤツガシラ　นกกะรางหัวขวาน　Common Hoopoe
学名：Upupa epops　Order:Upupiformesヤツガシラ目　Family:Upupidaeヤツガシラ科

ヤツガシラもせっせと給餌を繰り返しています。この枯れた椰子の木の洞に巣があるようで、巣の場所を私に気づかれたくないのか、私が離れるのを待っている様でした。私がそのことに気づくのが遅くなったので、申し訳なかったです。しかし、いつもと違った構図の写真が撮れました。コップンクラップ！

コサメビタキ

コサメビタキ นกจับแมลงสีน้ำตาล　Asian Brown Flycatcher
学名：Muscicapa dauurica　Order:Passeriformesスズメ目Family:Muscicapidaeヒタキ科

もう既に旅立ったと思っていた冬鳥のコサメビタキですが、シーラチャの居心地のよさに去りがたい個体もいたようです。今期はこれが見納めになると思いますが、相変わらずの愛想の良さが可愛いやつです。

オオバンケン

オオバンケン นกกระปูดใหญ่　Greater Coucal
学名：Centropus sinensis　Order:Cuculiformesカッコウ目 Family:Cuculidaeカッコウ科

ようやく写真に収める機会に恵まれました。草原に出れば、必ず出会うのですが、いつも草原から飛び出して草むらへ消えてしまうオオバンケン、カッコウ目だったんですね。どんな鳥に卵を託すのでしょう。

アカモズ

アカモズ　นกอีเสือสีน้ำตาล　Brown Shrike
学名：Lanius cristatus　Order:Passeriformesスズメ目　Family:Laniidaeモズ科

草原の鳥の中では、見通しの良い枝に止まるので狙いやすい鳥なのですが、さすがに視力ははるかに向こうが上で、安易には近づけません。