タイの野鳥を中心としたブログを始めて5年になりました。
当初はチョンブリ県のシーラチャ近郊での鳥がほとんどでしたが、
北タイへ移って来てからは、タイの色んな場所へ出かけるようになり、
タイ人バーダーの方々やタイ人ガイドさんとも知り合う機会が増えてきました。
ひょっとすると、私のブログでタイの野鳥に興味を持たれたことが、
タイへバードウォッチングに行こうと思われる方がきっかけとなることもあろうかと思い、
僭越だとは存じますが、上記のようなアドバイスを掲載させていだくことにしました。
タイは諸外国に比べて、外国人の行動自由度が高く、比較的安全な国だと思いますが、
やはり、「自分の安全は、自己の責任で」ということになります。
日本のように、「安全は国家の義務」というような感覚はありません。
特に、バードウォッチングは山の中や、人気の少ない場所へと出かけますので、
信頼できるタイ人ガイドを同行されることを強くお勧めいたします。
ガイドというと大げさに聞こえるかもしれませんが、
レンタカーは1日約2,000-2,500(4WD)バーツ掛かり、手続きの手間、運転など鳥見以外の負担があります。
タクシーを1日貸しきっても約3,000バーツ掛かりますし、野鳥ポイントや山間部に詳しいドライバーにめぐり合うことは難しく、逆にタチの悪いドライバーに当たれば、時間に遅れたり、山の中で追加料金の請求などのトラブルの可能性もあります。
※撮影機材はタイの一般労働者の年収の何倍もの価値があることは誰にでも分ります。
ガイドの免許を持ったタイ人ガイドは、政府に登録されており、
彼らは「口コミ」や「評判」が自分の生計を大きく左右することを自覚していますので、
携帯端末などで、常に最新の情報を入手し、「いかに沢山の綺麗な鳥をお客さんに見せるか」ということを考えて行動しています。
※ 彼らは「昨日もしくは今日 何時何分に、どこで、どんな鳥が出たか」という情報を持っています。 タイは樹木の生長も早く、環境も変わりやすいので、去年の今頃? 確かこの当たり?? なんてな情報は全く当てになりません。
私も時々、ガイドさん付きのグループに同行させてもらいますが、
当に ドラえもんの四次元ポケットのように 珍しい野鳥を見せてくれますよ♪
※ 鳥には自由な羽があるので、運不運はつき物です。
また、空港・ホテルへの送迎、宿泊施設・食事の手配、スケジュールなどに
日程や予算に合わせて事前に相談することも可能だと思い増す。
もちろん、日本の旅行代理店(ワイバードさんの現地ガイドのように、政府の野鳥調査のメンバーとして活躍されたこともある優秀な方もおられます)に全ての手配をお願いすれば、万が一のアクシデントにも最善の対応が期待できます。
高価な機材を抱えてのタイでのバードウォッチング、
限られた時間の中で安全で快適に効率よく鳥見を楽しんで、無事帰宅していただけることを心より願っております。