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ET2011出展

2011-11-17 12:44:39 | Windows Embedded関連
パシフィコ横浜で昨日から開催されている展示会「ET2011」で

セミナーしてきました~。



うちの会社のWindows Embeddedチームの展示は、

マイクロソフト社パートナーパビリオンブースの一つとして行っています。



ぜひこちらにお寄りください♪

自分は昨日一日と、今日~明日は午後3時以降にブースにいてます。

また、MVPによる技術相談窓口「Ask the Expert!」にも立っていますので。

お気軽にドウゾ♪


Windows Embedded OSのロードマップUpdate

2011-11-15 13:19:01 | Windows Embedded関連
Olivier Bloch氏のBlogMicrosoft社のニュースリリースに

Windows Embedded OSの今後のロードマップについて

公表されていますね!


要旨はOlivier氏のBlogに記載されていますが、

・次期Windows Embedded Standard 及びWindows Embedded Enterpriseは、

 Windows 8ベースになる。

・Windows Embedded Enterpriseの次期バージョンは、

 Windows 8リリースから四半期後になる。

・2012年の第一四半期に、Windows Embedded Standardの次期バージョンの

 CTP(Community Technology Preview)版が開発者に提供される。

 また、Windows 8リリースから3四半期後になる。

・Windows Embedded Compactの次期バージョンは、

 CEのコアのまま(!)。

 最新のVisual Studioでのネイティブアプリケーションの開発をサポートする。


とのことです。


Windows 8がARM CPUに対応するため、

Windows Embedded Compact がどのようになっていくか、

eMVPの方々も注視していましたが、

デスクトップ版Windowsとは別設計の

リアルタイム性があるKernelコアを使用した製品として

引き続きリリースされるそうで、安心しました。


WESの次期バージョンに関しては、来年に提供されるCTPが待ち遠しいですね!


Compact7で使用が非推奨とされている関数

2011-08-06 12:58:59 | Windows Embedded関連

なかなかBlogが更新できなくてスミマセン(汗)。

最近、言い回しとか文章考えるのがとってもシンドイ。

Blogはまだマシなんやけどなぁ。


閑話休題。

MSDNで調べ物してるときに、

Windows Embedded Compact 7で気になったページがあったので、

備忘のために貼っておきます。


Windows Embedded Compact 7 の非推奨の関数



注釈として、

『以下の一覧には、Windows Embedded Compact 7 で非推奨になった

 すべてのプログラミング要素は含まれません。』

って記載がありますが、どういうことなんだろう?

ここに記載されていないものもあるよってことなんでしょうかね。


関数を見てみると、カーネル系とシェル系のAPIが多いですね。

より堅牢な(セキュアな?)APIに置き換えようって感じにも見受けられますが、

どうなんでしょう。


今後のアプリの互換性を考えるうえでも、

開発時には注意しておかなければいけないですね。



Compact 7でSilverlight -3-

2011-07-12 10:00:00 | Windows Embedded関連
前回の記事では、開発環境の説明をしました。

今回は、実行環境を準備します。


本来の開発では、もちろん実行環境は実機となりますが、

今回はVirtual PCをターゲットとしたOSイメージを作成します。


Virtual PC上で動作するCompact 7のOSイメージの作成手順は、

過去の記事が参考になります。

記事では、PCTP版のCompact 7を使用していましたが、

今回も同様の手順で問題ありません。

Windows Embedded Compact 7 PCTP - 2 -

Windows Embedded Compact 7 PCTP - 3 -

Windows Embedded Compact 7 PCTP - 4 -

Windows Embedded POSReady 7のリリース

2011-07-11 10:00:00 | Windows Embedded関連
Windows Embedded Standard 7(以降、WES7)をベースにした、

リテール業界向け(おもにPOS端末向け)専用OSである

「Windows Embedded POSReady 7」をリリースしたそうです。


Microsoft、小売業向け『Windows Embedded POSReady 7』をリリース(インターネットコム) - goo ニュース



POSReady 7ですが、

WES7ではWS7Pライセンスで提供される各種セキュリティ機能や、

Windows Touchが標準で入っているんですね。



POS端末では前バージョンのPOSReadyのシェアがもともと高いので、

今後はこの新しいバージョンのPOSReady製品が

どんどん出てくるんでしょうね。



Compact 7でSilverlight -2-

2011-07-10 10:00:00 | Windows Embedded関連
今回は、Silverlight for WEアプリを動かすための、

開発環境・実行環境を準備していきます。


まず、開発環境として、

Compact 7のOSイメージを作成するために

Visual Studio 2008(以降、VS2008)のProfessional Edition以上と

VS2008 Service Pack 1、

Platform Builder(以降、PB)が必要です。

PBはVS2008上でCompact 7のOSイメージ開発を行うための、

アドインです。

また、Silverlight for WEアプリのUI開発用に、

Expression Blend 3を使用します。


上記の全てのソフトウェアの評価版が、

以下のサイトからダウンロードできます。

Everything you need to Download and Evaluate Compact 7



なお、評価版ですので、試用期間があります。

・VS2008:90日間

・Compact 7用PB:180日間

・Expression Blend:60日間






Compact 7でSilverlight -1-

2011-07-09 02:38:13 | Windows Embedded関連
過去にWindows Embedded CE 6.0 R3で、

Silverlight for Windows Embedded(以降、Silverlight for WE)機能を使った

アプリの開発について記事を書きましたが、

今回からはCompact 7で、Silverlight for WE機能を使うアプリの

開発方法を書いていこうと思います。



まずはSilverlight for WEのおさらいから。


Webアプリのプラットフォームである「Silverlight」とは、

ちょっと違うものなので、注意してください。

Silverlight for WEは、WPF(Windows Presentation Foundation)のように、

UIとロジックを分離して開発できる仕組みで、

UIをXAML(XMLベースの専用言語)で記述することができます。

これにより、アニメーションなどを含むUI開発をデザイナーが担当し、

ロジック開発をプログラマが並行して行えます。


WPF同様、UIを専用ツール「Expression Blend」で開発することができます。

Compact 7でのSilverlight for WEは、Silverlight 3向けの

Expression Blend 3で作成したXAMLを取り扱えます。


なお、ロジック部はC++で記述します。

そう、WPFとは違い、Silverlight for WEは.NET Compact Framework上で

動作するものではありません。




Windows Embedded Standard 7 SP1 -4-

2011-05-23 15:00:00 | Windows Embedded関連
Windows Embedded Standard 7(WES7)及び WES7 SP1は、

もちろんベースのOSはWindows 7ということで、

ブート周りでWES2009から変更があります。

そう、NTLDRではなくなったんです。

かわりにブートマネージャーという仕組みが導入されています。


ブートに関連する様々な設定は、

WES2009ではWindows XP同様、boot.iniを編集していましたが、

WES7ではbcdeditというコンソールツールを用います。

※bcdeditを使用する際には、

 必ず管理者権限でコマンドプロンプトを立ち上げてください。


例えば、別々のパーティションやドライブに、

それぞれOSを入れてデュアルブートにしていた場合の、

起動時にブートするOSを選択する画面が表示されます。


その画面のタイムアウト値はデフォルト30秒となっています。

これでは少し使い勝手が悪いですね。

で、このタイムアウト値を5秒に変更したいに場合、

以下のようなコマンドを実行します。

  bcdedit /timeout 5


bcdeditの使用方法は、もちろんWindows 7と一緒です。

以下のページなどが参考になると思います。

bcdeditでブート・メニューの表示順序やデフォルトを変更する


Windows OSの向かう先は?

2011-05-23 13:00:00 | Windows Embedded関連
複数の ARM 版『Windows 8』を開発中?(インターネットコム) - goo ニュース


多くのWindows Embedded 系開発者が、

きっと動向を注目していると(勝手にw)思っていますが、

エンタープライズ向けWindows OSの次期バージョンである

Windows 8は、今年アメリカで開催された展示会CESにて、

ARM CPU上で動作するデモが行われました。


また、昨今のスマートフォンなどの

ハードウェアスペックからもわかるように、

組込向けCPUも相当高性能になっています。


これにより、これからMS社が提供する各OSの住み分けが

大きく変わっていくものと思っています。


どんどん情報がリーク・公開されてくると思いますが、

どんな展開になって、どんな発表がされるのか、楽しみですね!


Windows Thin PC -2-

2011-05-13 09:30:01 | Windows Embedded関連
前回の記事では、Windows Thin PCをVirtual PCに

インストールしてみました。


ここで、Windows Thin PCが、WES7 SP1がベースであることを確認します。

といっても、単純にシステムプロパティを表示させてみて下さい。

※クリックすると、大きな画像が見れます。





はっきり、Windows Embedded Standardの文字が。

そしてService Pack 1も記載されていますね。


通常のWindows 7では使えない、WES7特有の機能として、

EWF(Enhanced Write Filter)、FBWF(File Based Write Filter)がありますが、

それらの確認もできます。

スタートメニューから、「管理者権限」でコマンドプロンプトを

起動してください。

コマンドプロンプトで、ewfmgrというコマンドをうつと、

現在のEWFの設定状況等が表示されます。


また、fbwfmgrというコマンドをうつと、

FBWFの設定状況等が表示されます。