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Windows Embedded Standard 7 SP1 -2-

2011-03-18 19:29:10 | Windows Embedded関連
今回はWES7 SP1のToolkitをインストールしてみることに。

ウィザードを進めていくだけなので通常特に問題ないんですが、

インストール途中の以下の画面で「Custom」や「Complete」を選んだ場合だけ、

少し注意が必要です。





例えば「Custom」を選んでウィザードを進めると

以下の画面が表示されます。



ここで、Disribution Shareのツリーを展開すると、

WES7のSPなし版や、AMD64bit用DSもインストールする設定ができます。

が、インストールする設定にすると・・・

WES7 SP1 32bit版のDSのインストール後、

AMD64bit用IBWのDVDや、WES7のSPなし版のDVDを入れろって言われます。

用意してなくて、キャンセルボタンを押すと・・・

初めからインストールし直し


ということになるので、気を付けてくださいませ(笑)。


Virtual PCでWES2009を動かす -2-

2011-03-15 18:49:40 | Windows Embedded関連
Virtual PCでOSレスの状態から、

WES2009のOSイメージをハードディスク(vhd)にコピーする前に、

vhdをフォーマットしようと、

 Windows PE 3.0を使ってブート
   ↓
 diskpartを使ってパーティション生成、アクティブ化後、
   ↓
 フォーマット(ファイルシステム:NTFS)

をしたんですが・・・、

なぜかうまくいかない・・・(-_-;)



PE 3.0はWindows 7ベースで、

XPのOSローダであるNTLDRをブートするようにはフォーマットされないのかな?

⇒バタバタ作業してて、ちゃんと調査できず



WES2009はXPベースだから、XPベースのPEを探したんですが・・・

MSDNで見つからない・・・あれれ。


Windows XP embedded SP2のツールキットの1枚目CDは、

XPベースのWindows PEをブートするようになっているそうで、

それを使ってブート⇒vhdをフォーマット。

(XPe SP2の評価版は、現在もMSDNでダウンロード可能でした)

その後WES2009 OSイメージをコピーして再度ブート。

FBA後、無事に起動。

ふぅ・・・、久しぶりだったんで、結構忘れてることが多いかな。


忘れないよう、WES2009の仕事もください


なんて言ってみたり(笑)。





Virtual PCでWES2009を動かす -1-

2011-03-14 08:42:48 | Windows Embedded関連
久しぶりにWES2009を動かしてます。

テスト用にVirtual PC向けのOSイメージを作成しているんですが、

いつもVirtual PCにWindows XPをいれて、

tap.exeを実行してハードウェア情報(PMQファイル)を取得してたんですが・・・、



「Virtual PC 2007 Helper」というマクロコンポーネントがあって、

Virtual PCのpmqを自分で取得しなくても、組み込んでくれるんですね(-_-;)


Virtual PCに対してWES2009のOSイメージを作る手順は、

MSDNの以下のページに詳細が記載されています。

参考にしてください。

Using Virtual PC for Developing and Testing Windows Embedded Standard 2009 Images


Windows Embedded Standard 7 SP1 -1-

2011-03-13 19:30:17 | Windows Embedded関連
余震が続いていますね。

会社に来ていますが、余震の度に窓や壁がミシっと音がするため、

戦々恐々してます。

たくさんの方が命を落とされ、また未だ救助の手を待っている方が

たくさんおられます。

自分のできることは限られますが、

できるだけのことをしたいですね。




さて、WES7 SP1がダウンロードできるようになったので、

早速インストール・・・の前に、

環境をクリーンにしようと、いろいろとアンインストール。

前はWES7⇒WES7 SP1 CTPとインストールしたんですが、

SP1って、ICEやらのTool類は上書きしてるみたい。

OSの機能パッケージが格納されたDS(Distribution Share)フォルダは、

SP1用に作られてました(DSSP1)。

で、アンインストールすると、DSもDSSP1フォルダも削除されてる。

あ、 $OEM$ Folders(独自ファイルをOSイメージに含めるときに使用するフォルダ)は、

ファイルが残っているとアンインストール時に削除されませんでした。

危ない、危ない。あやうく使ってたドライバファイルが消えちゃうところでした(笑)。


で、アンインストールが終わって、念のため再起動させてみたら・・・

WEDU(Windows Embedded Developer Update)が以下のようなメッセージを表示してました。




WEDUは、ツールキットやらDSやらをアップデートしてくれるツールですが、

どうやらWES7のツールキットがインストールされていないと、

ちゃんと警告を出してくれるようですね。


気になって、WEDUのSP1対応がどうなるか調べてみると、

こちらのページに少し説明がありました。

FAQの12番によると、「WEDU will support the RTM release of Windows Embedded Standard 7 SP1」とのことなので、

そのうち対応しますということでしょうか。


現在5つのみ提供されている言語パッケージの追加が、

おそらくWEDU経由になるんじゃないかと思うので、

WEDUの対応状況に関してもチェックしていきます。




Windows Embedded Standard 7 SP1 リリース

2011-03-11 12:40:49 | Windows Embedded関連
これまでCTP版としてリリースされていたWES7 SP1ですが、

ついに正式リリースとなったようです。

詳しくはこちらのブログを参照ください。


MSDNから評価版がダウンロードできます。

ページはこちら


プロダクトキーがないと、30日間しか動きません。

評価版用のプロダクトキーがあると180日間(半年!)動きます。

※ここで言うところのプロダクトキーは、

Image Configuration Editor(ICE)といったToolkitの話。

作成したOSが180日間動作可能とかって意味ではないので

注意してください。


製品版に関しては、Windows Embedded製品の商社(日本には4社あります)に

問い合わせてみてください。


Windows Embedded Compact 7 リリース -4-

2011-03-11 12:08:22 | Windows Embedded関連
3/3のセミナーでも紹介しましたが、

Windows Embedded Compact7のホワイトペーパが、

米国のWindows Embedded ポータルサイトに大量にアップされています。

こちらをご確認ください。


そうそう、WEC7をインストールすると

Program Files⇒Windows Embedded Compact 7⇒Documentation

の中にも、大量のGuideがPDF形式で提供されますが、

もしかしてサイトにアップされてるものと同じかな???

タイトルだけ見ると、かぶってるものもありますね。

ただ、サイトの方が提供されている量は多いです。


まぁ、どちらも英語なんですが(笑)。



スマートフォンOSのシェア - 3 -

2011-03-10 04:05:56 | SEナカタのぼやき
米スマートフォン市場のOS別シェア、Androidが初めてトップに(INTERNET Watch) - goo ニュース


去年の12月くらいの時点で、
前年比600%を超える出荷ベースだったAndroid。

出荷台数ベース1位から、
今度はスマートフォンOSシェアも1位となったようです。


自分はWP7を待ち続けて、いまだにスマートフォンじゃないんですが(笑)。


Androidの次のバージョン3.0搭載のスマートフォンが出ると、

さらにシェア率が拡大するかも。


ただ、iPhoneの次のアップデートで、

相当パフォーマンスが向上するという記事もあって、

またまたiPhoneの売れ行きもよくなるかもしれません。


日本のキャリアでWP7搭載スマートフォンは、

年内発売という噂がありますが、どうなんだろう。

日本マイクロソフトの品川のビル内には、

WP7の展示があって、かなり操作性よかったので期待してるんですが

待ちくたびれそうです(笑)。



というか、うちのケータイ、そろそろ寿命な感じが。

春になったら新モデルに買い替えかなぁ・・・。

Windows Embedded Standard 7 Service Pack 1 CTP - 4 -

2011-03-08 02:05:00 | Windows Embedded関連
昨日のブログアクセス解析で、
検索キーワードに
『Windows Embedded Standard 2009 コンパイラ』
というのがあったんですが・・・

WES2009は(も)、OSビルド時にコンパイルを行いませんっ(>_<)

WES2009もWES7も、
それぞれツールは違いますが、
オーサリングツールが提供されています。

そのツールを使って、必要な機能コンポーネントだけを含む
OSをビルドします。

ここで言うビルドというのは、
文字通り『組み立てる』に近い意味です。

アプリケーションのピルドと違い、
何かの言語で書かれたソースコードを
マシン語に置き換えるようなコンパイル作業は
行いません。


そう、プログラミングはしません。


設定値変更などのコンフィグレーションは行えます。


ちなみに、WES用のアプリケーション開発は、
ベースOSでのアプリケーション開発とほぼ同様に行えます。
ただし、WESに開発環境を入れることは難しいので、
たいていリモートデバッグ機能を使うことになると思います。


その話は別の機会に。


Windows Embedded Standard 7 Service Pack 1 CTP - 3 -

2011-03-07 04:00:00 | Windows Embedded関連
 
先週はセミナー登壇が続いたんですが、

WEC7とWES7SP1と違うOSの話を交互にしたから、

ホント頭の切り替えが大変でした(笑)。


今週はリテールテックがありますね。

ナカタもナカタの会社も今回は特に出展や登壇などありませんが、

お呼ばれしたので見に行こうと思ってはいます。

WES7対応製品がどのくらいあるのかも見ておきたいですしね。




で、今回はWES7SP1の話。


前回はIBWでVirtual PCに対しOSイメージを展開してみました。

今回はICEでDistribution Share(DS)の中なんかを確認。


Distribution Shareは、Windows 7の各機能パッケージを格納した

フォルダのことなんですが、

これまでDSもしくはDS64というフォルダ名になっていました。

それぞれ32bit用と64bit用になっています。

SP1を入れると、それらのフォルダが上書きされるのではなく、

DSSP1、DS64SP1という別のフォルダが作成されます(デフォルトの場合)。



パッケージもいろいろ更新されているようですが、

なかでも「SKU Compliance」というパッケージグループは、

開発で重要になってくるかもしれません。


この「SKU Compliance」には、
 ・WS7P
 ・WS7E
 ・WS7C
と、それぞれSKUに対応したパッケージがあります。

例えば、「SKU Compliance」の「WS7E」パッケージをOSイメージに含めると、

WS7Eライセンス上で使用が許可されないパッケージは、

機能が無効化されます。

⇒ある機能パッケージがOSイメージ上に含まれていても、

 ライセンスにマッチしないものは動かせないようにできるということです。

動作確認時は注意しないといけない点ですね。








ITと医療

2011-03-07 01:52:18 | ビジネス一般
ITで「医療の脱皮を」、ソフトバンク嶋氏(医療介護CBニュース) - goo ニュース

うちの会社でも、医療分野のIT機器やシステム開発の仕事を多々請け負っていて、

この記事はすごく興味深いです。



業界的な話だけでなくて、

『専門家の方は、「あれもできない、これもできない」というふうに言われるかもしれない。
 ・・・・・・・
 既存の枠にとらわれるので困難を伴うが、3割削減という大きな目標になると、
 ゼロから考えることになるので、逆に実現の可能性は高まる、と。』

という一節も、すごく興味深い。

IT業界ではすごい短いスパンで、

いろんなパラダイムの変化が発生する。

だからこそ既存概念でできないことにもチャレンジしてみる。

トップがこういう考えだと、

どんどん新しいことをドライブできるだろうなぁって思います。



自分もそうありたいなぁ。