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Power BI Premiumについて

2017-05-15 01:43:07 | Power BI
Microsoftから、Power BIに関する発表がありました。

Power BI Premium の発表 および Power BI (無料) における変更点について

新しくPower BI Premiumというライセンスが提供されるとのこと。
大きな特徴は、オンプレミスへの拡張です。
Power BI Report Serverを使い、オンプレミス環境でPower BIを利用できるようになるようです。
また、Power BI EmbeddedはPower BI Serverに統合されるとのこと。


Power BI Premiumのホワイトペーパーが出ていますので、興味がある方はぜひ見てみてください。
ホワイトペーパー


Power BIの無償版にも変更があります。
これまではPower BI Proとの違いが分かりづらかったのですが、
今回の変更で無償版の制限事項が簡単ンになるとのこと。
以下のメトリクス等は全て Power BI Pro と同等となるようです。
 ・接続できるデータソース
 ・ワークスペースの容量上限
 ・スケジュール更新の頻度
 ・ストリームデータの行数制限

代わりにダッシュボード共有機能はPro出ないと使えなくなるようです。


DirectQueryでの日別集計

2017-04-20 18:30:53 | Power BI
Power BIで日時での集計をする場合、カレンダーテーブルを作成する事例が出てくるけど、
DirectQueryだとカレンダーテーブルが追加できない(テーブル追加すると、DirectQueryが解除される)。

データによるんだろうけど、DirectQyeryで日別の集計をしたければ、
日時データ列に対してグループをかける(ビンで設定を1日)とできそう。

キャプチャーは後で貼る。

Power BI Embeddedを試す(3)

2017-04-16 14:03:14 | Power BI
Power BI Embeddedのサンプルコードを試してハマったこと。
自分のPower BIのPBIXをコレクションに入れて動かしてみたら、
「DMTS_DatasourceHasNoCredentialError」なんてエラーが。

自分のPBIXはDirect QueryでAzure SQL Databaseにアクセスするようにしていて、
確かにDBの接続設定とかしてないなと思い、やり方を調べると、REST APIで設定する必要があるとのこと。
サンプルコードのコンソールアプリ(Provision Sample)でもできた。
「2 Report management」→「7 Update Connection Credencials(Cloud Only)」を選択。



Power BI Embeddedを試す

2017-02-17 02:08:50 | Power BI
Power BIはIoTのデータの可視化ツールとして非常に期待しているサービスの一つなのですが、
そのPower BIを自社Webサービスに組み込むための方法として、Power BI Embeddedがあります。

個人的に、Embeddedとついていると、ハードウェアな感じがしてたまらないのですが、今回は組込機器とは無関係です(笑)。


まず、Power BI Embeddedの概要が以下のページに書いてあるのですが、なんだかよくわからない・・・。
Microsoft Power BI Embedded とは何ですか?

自分なりに理解した内容を書いておきます。
・開発したWebアプリやモバイルアプリにPower BI Desktopで作成したレポートを統合することができる。
・Power BI Embeddedは、いわばREST APIのサービス。
・ワークスペースコレクションとワークスペースという概念がある。
 Power BI Desktopで作成したレポート一つ一つがワークスペース。それを束ねたものがワークスペースコレクションの模様。
・2017/2/16現在、Power BI Embeddedのサンプルコードとdocs.microsoft.comに掲載されている説明にミスマッチがあるので注意。
 サンプルコード:https://github.com/Azure-Samples/power-bi-embedded-integrate-report-into-web-app/
 説明:Power BI Embedded の使用を開始するためのサンプル
  例えば、説明内の「サンプル アプリの構成」以降に張られている画面キャプチャと実際のサンプルアプリのメニューにかなり差があります。
  現在のどのメニューになるかの読み替えが、パッとわからないです。
  ProvisioningSample.exeの起動時の画面は
   1 Collection management
   2 Report management
   3 Misc.
   4 Settings
  となっています。

  説明内の[Provision a new workspace in an existing workspace collection]は
  「1 Collection management」を選択後に表示される「6 Provision a new Workspace」です。

  説明内の[6.Import PBIX Desktop file into an existing workspace]は
  「2 Report management」を選択後に表示される「2 Import PBIX Desktop file into a workspace」です。

  
サンプルプログラムでは、本当に簡単にPower BI Desktopで作成したビジュアルがWebアプリに組み込まれます。
すでにASP .NET MVCでWebサービスを構築しているのであれば、サンプルプログラムを参考にすれば、
比較的簡単にPower BI機能を組み込めそうですね。