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最新開発環境のプリインストールイメージ

2016-04-23 10:40:30 | Windows 10
最新開発環境がプリインストールされた仮想マシンイメージが
Windows デベロッパーセンターからダウンロードできるそうです。

対応している仮想環境は以下の4つ。
・VMWare
・Hyper-V
・VirtualBox
・Parallels

April 2016 evaluation Windows developer virtual machinesによると、
このイメージは2016/7/9まで使用できるとのこと。
(Windows デベロッパーセンターには評価期間60日という記載もあるから、ちょっと確認しないとだけど。)


仮想マシンイメージには以下のソフトがプリインストール済み
•Windows 10 Enterprise Evaluation、バージョン 1511
•Visual Studio 2015 Community Update 1
•Windows 開発者 SDK およびツール (ビルド 10586)
•Windows IoT Core SDK および Raspberry Pi 2 (ビルド 10586.0.151029-1700)
•Windows IoT Core のプロジェクト テンプレート (バージョン 1.0)
•Microsoft Azure SDK for .NET (ビルド 2.8.2)
•iOS 用 Windows ブリッジ (ビルド 0.1.160304)
•Windows UWP サンプル (ビルド 2.0.4)
•iOS 用 Windows ブリッジのサンプル


もちろん、イメージサイズは10数GBはありそうなので、
ダウンロードもけっこう時間がかかるだろうけど(笑)、
クリーンな環境をすぐに用意できるのはありがたいっす。



UWAでEddyStoneタイプのBeacon送信ができない

2015-09-12 23:57:50 | Windows 10
Windows 10のUniversal Appで、Google提唱のBeacon規格「EddyStone」の
データ送受信にチャレンジしていました。

EddyStoneのBeaconメッセージのペイロードは以下のページに記載があります。
EddyStone Protocol Specification

フレーム例を見るとわかるのですが、FlagsやService Uuidをセットする必要があります。

で、このフレームを実装できるのかいろいろ試してみたのですが・・・

Windows 10 のUWAでBLEのアドバタイズメッセージを送信するための関数である
「BluetoothLEAdvertisementPublisher」クラスのMSDNページにこんな記載が・・・。


The following advertisement types are allowed:
•Manufacturer Specific Information (0xFF)
•Any non-standard type not reserved by the system, as shown in the list below. For more information on non-standard types, see this page from the Bluetooth specification.

The following advertisement types are system-reserved and are not allowed:
•Flags (0x01)
•Incomplete List of 16-bit Service UUIDs (0x02)
•Complete List of 16-bit Service UUIDs (0x03)
•Incomplete List of 32-bit Service UUIDs (0x04
(以下省略)



セキュリティ上の理由なのか何なのかわかりませんが、
Advertising Data Typeが0xFFか、Bluetoothの規格にない独自タイプのみデータ送信が可能だということだそうです。

BluetoothLEAdvertisementクラスのDataSectionクラスにいくらFlagsやServiceUuidをセットして送信しても
エラーになるわけだ・・・




Windows 10のアップデートシステム

2015-07-04 08:00:00 | Windows 10
ちょっと前の記事ですが、Windows 10のアップデートに関する解説がITMediaエンタープライズに掲載されていました。
⇒記事はこちら

Windows 10のInsider Previewでは、FastとSlowというアップデート設定があって、
新機能やセキュリティパッチなどを早く試したい人はFastを、
安定してから取り入れたい人はSlowを選択するようになっていますが、
この設定は正式リリース後も運用されるんですね。

ビジネス向けにはアップデートをある程度コントロールできる仕掛けが用意されるようです。
重要な処理中にアップデートが走って再起動したら、そりゃ大変ですからね・・・。

ただ、通常のWindows 10ではなく、ProまたはEnterpriseエディションでのみ使用できるとのこと。
そもそも、企業でWindows 7/8.1を使ってて、Windows 10に無償アップデートした場合、
どのエディションになるんだろう?


そしてWindows 10 IoT for Industry devicesのアップデートシステムはどうなるんだろう。
Pro / Enterpriseと同様の仕掛けが用意されるとは思うんだけど。
アップデートだけじゃなくて、アクティベーションとかもかなり気になるけど。
⇒どうなるかによって、キッティングの手順などなど、出荷前後の流れをほんといろいろ検討しなきゃいけないし。



Windows 10 のアップデート予約

2015-06-14 12:30:03 | Windows 10
自分の今のメインPCはWindows 10 Insider Previewが入っているので表示されませんが、
先週実家のWindows 7マシンをメンテしてたら、Windows 10 のアップデート予約が表示されてました。



このアイコンをクリックすると、以下のような画面が。



ダウンロードするのにハードディスクの空きが3GBいるそうな。
⇒アップデートするのには何GBいるんだろ?


自分のPCはすぐにアップデートする予定だけど、
うちの実家だとインターネットとゲームと年賀状作成ぐらいにしかパソコンが使われないので、
アップデート予約するか考え中。
⇒アップデートしても、60才過ぎのおとんが使い切れるか不安なので・・・。

Windows 7のセキュリティアップデートがいつまで提供されるか次第かなぁ・・・。


ユニバーサルWindowsアプリの解説セミナー

2015-06-05 07:30:00 | Windows 10
Windows 10の「Universal Windows Platform」でのアプリケーション開発に関する解説セミナー「Windows 10 Developer Readiness」が、6/10の20時から開催されます。



平日ですが夜からだし、オンラインセミナーなのでどこからでも参加可能です。
コミュニティ活動豊富なMicrosoft MVPの方が登壇されるとのことで、わかりやすいセミナーになるかと。
しかも参加者からQAも受け付けるそうで。
なお、参加には事前登録が必要です。

残業早く終わらして(笑)、参加しようっ!

de:code 2015キーノート

2015-06-04 23:40:03 | Windows 10
先月開催されたマイクロソフトのイベント「de:code 2015」のキーノートのビデオストリーミングが
MVA(Microsoft Virtual Accademy)で公開されました。

http://www.microsoftvirtualacademy.com/training-courses/decode2015-keynote

ビデオは日本語版と英語版が用意されてますね。
キーノート第2部ではWindows for IoTのデモもあります。
そして牛のかぶりものしたオジサンがとても気になります(笑)。

de:codeに参加できなかった方、ぜひ見てみてください!


Windows 10 への無償アップグレード提供開始日

2015-06-01 21:21:12 | Windows 10
マイクロソフト社からWindows 10への無償アップグレードに関するニュースリリースが公開されました。

Windows 10 の無償アップグレード、7 月 29 日に提供開始

Windows 7およびWindows 8.1からの無償アップデートは7/29から提供開始されるとのこと。
コルタナといった一部の機能は、一部の市場向けにのみ提供されるという記述がありますね。
もしかしたら、7/29時点では日本向けには提供されないのかも。

「他のデバイス向けの Windows 10 は今年後半に提供される予定です。」とあるので、
Windows 1o for PhoneやWindows 10 IoTはまだ提供されないんですね。
⇒7月末も、今年後半と言えるけど(笑)。

続報が待ち遠しいです。




Windows 10とBeacon(2)

2015-05-07 20:24:25 | Windows 10
※Windows 10 Insider Preview時点の情報を基に書いているので、
 正式リリースされた際には変わっている可能性もありますのでご注意ください。


Beaconのサンプルアプリのソースを少し解析したので、その備忘録。

ユニバーサルアプリでは、Bluetooth LEのアドバタイズメントパケットを受け取ったことを
簡単に認識できるようになってました。

使用するクラスは、Windows.Devices.Bluetooth.Advertisement.BluetoothLEAdvertisementWatcher。
その名の通り、アドバタイズメントパケットを監視してくれます。

処理の流れは、
 1. BluetoothLEAdvertisementWatcherオブジェクトの生成
 2. フィルターを設定(任意)
 3. イベントハンドラ登録
 4. 受信開始
 5. イベントハンドラで受信データを処理
というような感じ。


BluetoothLEAdvertisementFilterクラスにより、
特定のBeaconからのパケットを受け取るようにするために、
フィルターの設定が可能です。
このフィルターでは、企業IDやUUIDを指定できます。

※サンプルアプリでは企業IDに0xFFFE、UUIDに0x1234が設定されているので、
 手持ちのBeaconで試すときはフィルター処理を外してビルド・実行してみてください。

※自分はApplix社から購入したBeaconを試してみたのですが、購入したBeaconの企業IDは0x004Cになってました。
 0x004CはApple社ですかね。もしかしてiBeacon認定を受けたものは0x004Cになってるんでしょうか。
 不勉強ですみません。後日調査します(汗)。


また、BluetoothSignalStrengthFilterクラスにより、
RSSI値によるフィルタリングもできるようです。
In-RangeとOut-Rangeの閾値設定が可能です。


アドバタイズメントパケットの受信したら、登録したイベントハンドラに処理が渡されます。
イベントハンドラの登録はBluetoothLEAdvertisementWatcherクラスのRecievedイベントに
イベントハンドラ関数を設定するだけ。
サンプルアプリのソースコードでは以下のように記述されています。

watcher.Recieved += OnAdvertisementRecieved;


アドバタイズメントパケットの受信開始は、
BluetoothLEAdvertisementWatcherクラスのStart関数を呼ぶだけ。

サンプルアプリの受信イベントハンドラの処理は、
受信日時やRSSI、企業ID、UUIDの表示を行っています。
これらのデータはイベントハンドラの第2引数BluetoothLEAdvertisementRecievedEventArgsから取得できます。



Windows 10とBeacon

2015-04-10 23:22:13 | Windows 10
※Windows 10 TP(テクニカルプレビュー)時点でのドキュメントや情報を基に書いているので、
 正式リリースされた際には変わっている可能性もありますのでご注意ください。

Visual Studio 2015 CTP6とWindows SDKのプレビュー版を使って、
新しいAPIを試しています。
先日の記事にも書きましたが、
Windows.Devices.Bluetooth.Advertisement namespaceのクラスを使用して、
まずはiBeaconといったBluetooth LEのアドバタイズメッセージを
ハンドリングできるかどうかについて調べているところです。

Windows Insider Programからでもダウンロードできますが、
github上でWindows-Universal-Appのサンプルコードが提供されていて、
その中に「bluetoothadvertisement」というプロジェクトがあります。
このプロジェクトがBLEのアドバタイズメッセージに関する
サンプルプログラムのようです。

githubで公開されているサンプルコードはこちら


このサンプルコードを試しにWindows 10 TPが入ったPCで動かし、
iBeaconを近くにおいて電波を発する状態にすると・・・認識しました!

ただ、サンプルプログラムなのかOSなのか、動作が安定していなくて、
一度認識したBLEのビーコンの電源を落としても、
サンプルプログラム上のリストから消えなかったり、
デバイスマネージャ上からも消えてなかったり、
サンプルプログラムを別モードにすると例外が発生したりしました(汗)。

でも、Windows 8.1の時とは違い、
ペアリングをしなくても認識できるようになっていたので、
iOSやAndroidの動きに近づいたのかな。

次回は実際にコードを見ていきたいと思います。